八代白百合学園高校は熊本県八代市にある創立107年のカトリックの女子校です。

野球部は平成20年度に愛好会としてスタートし、その後、取り組みが認められ部へ昇格しました。

きっかけは新入生の「野球してみたい」という純粋な一言で、現在9年目になります。

全国的にクラブチームは増えていますが、軟式野球部を持っている女子高は珍しく、いまの目標は学校の単独チームとして公式戦に出場して一勝することです。

 

白百合野球部の特徴は、生徒を「野球漬け」にしないということです。

貴重な高校時代には、勉強はもちろん、さまざまな学校行事やボランティア活動、家族や友人と過ごす時間もしっかり作って欲しいと思います。

 

実際に、メンバーのなかには生徒会の役員として活動している生徒や、特進コースで放課後課外を受講している生徒もいます。ですから、野球の練習日程や練習メニューは、生徒が自ら考え決定するスタイルをとっています。ユニフォームも初代の生徒がデザインしました。校旗の紺色と女の子らしいピンクを取り入れており、ズボンは女子用のカッティングになっています。

 

メンバーは全員地元で、全くの初心者から、中学時代に男子野球部に入っていた生徒までさまざまです。当然、技術に差があるので、生徒どうしで工夫して教え合っています。

 

4月、新年度が始まったと思った矢先、熊本地震に襲われました。楽しみにしていた体育祭は中止となり、体育館は避難所にかわりました。学校は休校がつづき、そのしわ寄せで夏休みカットという形になってしまいました。

このたび、関西女子野球連盟の佐藤さんから大会参加のお誘いをいただき、部員全員たいへん驚き、そして喜んでいます。本当にありがたいお話です。今年度はもう何も楽しみがないまま終わるのかなと思っていました。もし夢が叶ったなら、大会に参加する選手のみなさんと友達になって存分に交流したいと思います。

そろそろ冬至ですが、あれから生徒たちは目の色を変えて練習に取り組んでいます。

夕方五時過ぎにはボールが見えなくなりますが、今日もテニス部の灯りに近づいてティーバッティングをしていました。

 

いつもReadyforに寄せられている私たちへのコメントを拝見し勇気づけられています。みなさま本当にありがとうございます。八代白百合学園野球部がんばります!

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