【onlineセミナーのお知らせ】

セミナーで話をする機会をいただきました。

もう10年以上前に病棟のみんなと作ったBPSDの多職種連携パス。
当時（今もかもしれませんが）、｢認知症の人を精神科に入院させるなんて人権侵害だ｣とかの声も多くありました。でも、どこにも行き場がなかった人をなんとしても地域に、その人らしい生活を取り戻してほしい━━━
そんな思いから、私たちは“最後の砦”として、2,3ヶ月で退院できるように、社会資源の調整もしながら取り組んできました。
ありがたいことに、その時作ったパスは今もシステムに組み込まれています。
現在では平均入院日数は3ヶ月を切っており、チームで取り組んだ努力の証だと思います。
どんなに途方にくれるようなBPSDもチームで工夫すれば絶対によくなるという確信があります。

この経験がないと、「認知症だから仕方ない」と諦めてしまうのかもしれません。
最近は、昔に取り組んでいたことが再評価されることが増えたと感じています。AIだ、なんだといろいろありますが、やはり本質は変わらない。時代は変わってもそうした変わらないものを大事にしていきたい。

そんな思いでお話します。

【BPSD onlineセミナー〜地域で支える認知症治療とケア】

🗓2025年12月19日(金)

※オンデマンド配信:2025年12月22日(月)11:00〜2026年1月7日(水)23:00まで

情報提供:認知症領域における大塚製薬の取り組み      18:30-18:40

座長:平原佐斗司 先生(オレンジほっとクリニック 東京都地域連携型認知症疾患)

医師の立場から:BPSDの薬物治療 Up-to-Date

内門大丈 先生(メモリーケアクリニック湘南 理事長 院長)

看護師の立場から:BPSDの多職種連携パス〜認知症クリニカルパス・サポートシステムの構築とケアの実際

山川みやえ 先生

(大阪大学大学院医学系研究科保健学専攻 看護実践開発科学講座 准教授)

http://otsukalive.jp