
寄付総額
NEXT GOAL 10,000,000円 (第一目標金額 6,000,000円)
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応援コメント


プロジェクト本文
【2月18日時点での支援者数 287 名 】
※システム上での支援者人数は、直接お預かりしたご支援を人数どおり反映ができず、実際の人数と異なります。そのため、実際の支援者様の総数をこちらに表示しております。多くの皆さまからのご支援に、心から御礼を申し上げます。
達成のお礼とネクストゴール(第二目標)について
2024年1月20日から開始しましたクラウドファンディング「山口県の健康寿命を伸ばそう!ピン・シャン・コロリ! 山口県の循環器病予防とリハビリ支援を!」ですが、多くの皆様からの心強いご支援のおかげで、開始から26日で早くも第一目標としていた600万円を達成することができました。 2月14日(金)12時現在で代理支援の方も含めますと267名もの方にご賛同いただき、また、多くのあたたかい応援コメントも頂戴しております。改めまして、ご寄付、応援いただいた全ての皆様に、心より感謝申し上げます。
循環器病、すなわち、脳卒中・心不全・血管病(心筋梗塞など)は後期高齢者の死亡原因のトップ、65歳以上の介護原因疾患のトップ※であり、これらの治療に要する医療費は癌よりも多いのが現状です。2019(令和元)年12月「循環器病対策基本法」が施行され、各都道府県が地域の実情に応じた対策を策定し、循環器病による死亡率を減少させ健康寿命の延伸を目指す取り組みが進められてきました。県内唯一の大学病院である山口大学附属病院は、県の課題を明確にして、解決に向けたサステナブルな取り組みを先導する立場にあります。
この1か月、美祢市、防府市、周南市、宇部市の医師会で講演・懇談の機会を頂き、かかりつけ医の先生方、行政の方々と一緒に地域の健康促進についてともに考える機会を頂いて参りました。医局の医師たちが直接県内各地に出向いてクラウドファンディングの趣旨を説明し、支援者を募ってくれております。事務方は、疾患啓発やプロジェクトの概要を説明するわかりやすいポスターをたくさん作り、私たちの活動を支援してくれております。
地元のメディアがクラウドファンディングを取り上げてくれました。こうした活動を通して、日を追うごとに、支援の輪が広がっていくのを実感しております。ご支援いただいた皆様から山口大学第二内科(循環器・腎臓・膠原病)に寄せられたご期待に応えなくてはいけないと、大変気が引き締まる思いです。
クラウドファンディングは、2025年3月19日(水)まで継続いたします。そこで、残り33日間という期間がございますので、大変恐縮ではございますが、新たな目標として、ネクストゴール1,000万円に挑戦させていただきます。 集めたお金は、第一目標達成にて実現する内容のさらなる充実のために使用させていただきます。
・急性循環不全患者の搬送体制のさらなる整備(12誘導心電図などの遠隔画像伝送システムの開発・情報伝達システムの導入拠点数の増加)
・予防への啓発(後期高齢者特定健康診査への心電図の導入、健康診査受診率の向上)
・これらの成果(費用対効果)を評価するための登録研究の推進
・人材育成(心不全療養指導士や心臓リハビリテーション指導士をめざすメディカルスタッフの支援)
これらすべてを実現させていくためには、まだまだ皆様の応援が必要です。より多くの皆様にこのプロジェクトを知っていただけるよう、情報拡散にもご協力いただけますと幸いです。
2025年2月14日 追記
山口大学大学院医学系研究科 器官病態内科学講座
教授 佐野 元昭
※参照:
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii09/deth8.html https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/111/8/111_1601/_pdf#:~:text=%EF%BC%881%EF%BC%89%E2%80%8C%E8%84%B3%E5%8D%92%E4%B8%AD%E3%83%BB%E5%BF%83,%E7%94%9F%E7%89%A9%E3%81%AB%E5%8C%B9%E6%95%B5%E3%81%99%E3%82%8B1%EF%BC%89%EF%BC%8E
ピン・シャン・コロリ!
山口県の循環器病予防とリハビリ支援プロジェクト
山口県では、心疾患や脳血管疾患による死亡率が全国平均を上回っており、こうした状況の改善には予防からはじまり、救急医療体制の整備、慢性期の適切な管理まで一気通貫となる体制整備が急務です。
心疾患や脳血管疾患は、日常生活の自立を妨げる要介護状態となりやすく、ピン・シャン・コロリ!(ピンとした身体、シャンとした精神で生き、コロリと最期を迎える)を妨げる要因となります。これらの疾患に対しては予防と早期発見が重要であり、その要因は生活習慣や体質など複合的でアプローチが難しいことも事実です。
そこで山口大学医学部附属病院第二内科は、循環器病の予防とリハビリテーション支援のためのプロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、長寿を支える地域社会の実現を目指して、山口県民が健康で自立した生活を送るために必要な医療・リハビリ支援体制の強化に取り組みます。
こうした数多くの課題を改善し、山口県を健康長寿県に変えていくために大学として牽引していきたいと考えていますが、事業を遂行していくための十分な予算があるとは言い難い状況です。そこでクラウドファンディングへの挑戦を決意いたしました。
山口県のモデルが成功することは、同様の問題を抱える他県にとってもよい事例になることができるため、取り組みについては全国ないし全世界のみなさまとも共有し、人類の心疾患や脳血管疾患診療に貢献できるプロジェクトとしたいと思います。
このプロジェクトの実現には、皆様からのあたたかいご寄附が欠かせません。山口県の健康長寿社会の実現に向けた一歩を共に進めましょう。
プロジェクトリーダーよりご挨拶
山口大学医学部附属病院第二内科で教授を任されております。東京都新宿区にある慶應義塾大学病院で20年間診療に従事して、1年前から山口県宇部市にある山口大学医学部附属病院に赴任して参りました。
東京都は、非常に多くの病院や医療施設が集中しています。一方、山口県では、医療施設の数や専門医の数が限られております。
このような地域差がある中でも、東京都に負けない高度で緻密な医療を提供するために、第二内科の医師たちは大学病院、基幹病院、診療所など、それぞれの持ち場で、連携を取りながら、地域社会に貢献するために、一人一人が責任感と献身を持って診療にあたっております。健康な地域社会を築くためには、住民の皆様の理解と支援が不可欠です。
山口大学大学院医学系研究科
器官病態内科学講座 教授
佐野 元昭
この度本プロジェクトでプロジェクトリーダーを拝命しました山口大学医学部附属病院第二内科の縄田純也と申します。私は山口県の出身で、生まれ育った故郷で地域医療に貢献したい思いと、学びを深めていきたい思いから山口大学病院に籍を置いて診療・研究・教育にあたっています。
循環器は高血圧や脂質異常症など、症状のない患者さんに対する重篤な状態への進展予防と、実際に心不全を起こした患者さんの救命に加え、その後の再燃予防も含めてシームレスに患者さんに関わっていく必要のある領域で、そこにこそやりがいを感じるとともに、地域の現状に課題を感じてもおります。
山口県でより質の高い循環器診療を提供し、皆様に健やかに過ごしていただけるよう取り組んでまいりたいと思いますので、温かいご支援をお願い申し上げます。
山口大学大学院医学系研究科
器官病態内科学講座 診療助教
縄田 純也
プロジェクト実施の背景
脳卒中や循環器病(心臓病や大動脈疾患)は、がんと同じくらい多くの人々の死亡原因となっています。死亡に至るだけでなく、寝たきりの状態を引き起こすことも少なくありません。これにより、患者本人だけでなく、家族や介護者にも大きな負担がかかります。早期の予防と適切な治療が非常に重要です。
山口県においては、心疾患の年齢調整死亡率(年齢の影響を除いた疾患そのものによる死亡率)が男女とも、全国平均を大きく上回っています。また、脳血管疾患の年齢調整死亡率は、男性は全国平均より高くなっています。このような状況を改善するためには、行政、医療従事者、そして県民すべての協力が必要です。
これまでもこういった状況の改善に向けて山口大学大学院医学系研究科器官病態内科学講座では、県民フォーラムの開催や啓発ポスター・動画の作成などさまざまな活動を行ってまいりました。
山口県民は収縮期血圧、拡張期血圧が高値の人の割合も、LDLコレステロールが高値の人の割合も、男女とも全国平均を大きく上回っている状況です。高血圧や高LDL-C血症を放置してしまうことで、心疾患や脳血管疾患の要因となります。健康長寿を実現するための第一歩(いわゆる「一丁目一番地」)が達成できていない状況です。
これまで県内の循環器診療に携わってきた立場で、自分たちが見ている現場の状況は知っているつもりで診療にあたってきました。そんな中、高齢化が進んでいるという状況を差し引いても山口県の循環器病・脳卒中での死亡率が高いという現実は私達にとって衝撃的な事実でした。これらの状況は山口県の地域特性や生活習慣、個々人の体質などその要因は複合的でアプローチが難しいことも事実です。
しかしながら、医療資源の充実した都市圏に住んでいても、地方に住んでいても、同じように健やかに暮らし、老いても健康で過ごせる環境を提供するのが医療従事者としての我々の使命であると考えます。そこで今回、クラウドファンディングという形で皆様のお力を借りながら、山口県の健康寿命を伸ばすための大きな一歩を踏み出すことを決意いたしました。
山口県で心疾患や脳血管疾患による死亡率が高い要因例
① 全国と比べても、高齢化率が高い
全国平均と比べても、山口県の高齢化率は高いです。75歳を超える後期高齢者は心房細動という不整脈を発症する頻度が高くなることがわかっております。心房細動は、脳梗塞、心不全、認知症、突然死を引き起こします。これらは、適切な治療で予防可能です。心房細動が起こっても2名に1名は全く無症状です。定期的な心電図検査を行ってこのような隠れ心房細動を見つけ出さなくてはいけません。学会でも75歳を超える後期高齢者の心電図検査を推奨しておりますが、山口県では後期高齢者の健康診査の項目に心電図検査が含まれておりません。
② 8つの医療圏に分散しており、各医療機関との連携が難しい
脳卒中や循環器病の急性期には、迅速かつ高度な医療を提供できる医療機関との連携が不可欠です。例えば、心臓を栄養を分布する血管である冠動脈が詰まって発症する心筋梗塞では、詰まった血管を再び流れるようにするカテーテル治療を一刻も早く行うことが救命に不可欠です。壊死してしまう心筋を少しでも減らすことで、後遺症の重症度を低減させることができます。しかしながら、東西に長く南北を中国山地に隔てられ8つの医療圏に分かれている山口県には、カテーテル治療を24時間体制で行っている施設へのアクセスが必ずしも良好ではない地域が存在します。
また、他県では救急車内に心電図を備え、車内で心筋梗塞と診断して病院と情報を共有し、はじめから大きな病院へ搬送する仕組みがつくられている地域もあり、心筋梗塞の際にはこのようなシステムがあれば救命率を向上させられる可能性があります。実際に、県内のカテーテル治療を行うことができない病院に一度搬送されて、心筋梗塞と診断された患者さんで、山口大学で受け入れが決定していたにもかかわらず搬送までに亡くなってしまった症例は存在し、システムの整備が進めばこうした患者さんの救命に繋げられると考えています。
③ 心臓リハビリテーションの整備の遅れ
脳卒中や循環器病で入院後のリハビリテーションは、回復と再入院予防、生活の質の向上に極めて重要です。山口県に限ったことではありませんが、人材不足やその重要性の認知度の低さから心臓リハビリテーションのための体制整備が遅れています。多職種連携によるリハビリテーションの推進や、急性期から回復期までの継続的なサポート体制の整備が喫緊の課題となっております。
本プロジェクトで実現を目指すこと
現在の山口県が抱える健康課題の原因には、様々な要因がありますが、こうした数多くの課題を改善させていくため、本プロジェクトでまずは、以下の大きく3つの目標に取り組んでいきます。
|県民のヘルスリテラシーを高める
一人ひとりが将来の健康状態を予測しながら、健康な生活に自発的に取り組む意識改革を進めます。県民や医療関係者への啓発活動や市民公開講座、テレビCM、新聞記事、医療関係者向けの講演会などを通じて健康リテラシーの向上を目指します。
|医療スタッフの教育でどこでも質の高い医療が受けられるように
医師のクリニカル・イナーシャ(臨床的惰性:治療目標が達成されていないにも関わらず、 治療が適切に強化されていない状態)の改善、専門医と非専門医の間のナレッジギャップを埋めていきます。
|後期高齢者の特定健診へ心電図検査を導入
市町村ごとに、行政、医師会の協力が得られたところから後期高齢者健康診査項目に心電図検査を導入していていきます。大学は、健診で発見された心房細動の適切な治療に関する教育・指導を、地域ごとに責任をもって行うと同時に、後期高齢者に定期的に心電図検査を行う意義を明らかにし、この活動を県内全域に拡大していくことをめざします。
住む場所に関わらず、また災害・緊急時でも、必要十分な医療にアクセスできる救急医療ネットワークの充実と医療従事者間のコミュニケーションの円滑化を図ります。救急車や医療機関で取得された情報を高次医療機関と共有し、救急患者の円滑な搬送や専門的な助言をスピーディーに行うことができるシステムを構築します。
|救急隊と救急病院の間でICTを活用した患者情報共有システムを構築
救急隊から救急病院へ患者の状態や医療履歴をリアルタイムで伝えることで、病院の医療スタッフは到着前に準備を整えることができます。これにより、治療の遅れを防ぎ、患者の生存率を向上させることが期待されます。
例えば、12誘導心電図を共有することで急性心筋梗塞を早期に(救急車内で)診断できます。カテーテル治療が必要な場合、カテーテル室の準備や専門医の待機などの時間を短縮できます。カテーテルによる血流再開治療(PCI)のタイミングが早まることで、心筋のダメージが最小限に抑えられ、患者の予後改善につながります。
|画像・動画(心エコー・心臓カテーテル)やカルテ情報をもとにした病院間の情報共有・専門家へのコンサルテーション
患者紹介・搬送の前に電子カルテ情報(検査結果、検査画像など)を用いた議論やコミュニケーションが可能となり、診断や治療の質が向上します。患者・家族、医療者の負担が大幅に軽減されることが期待されます。
また、大学病院を紹介受診しなくても専門医に気軽に相談することができ、治療の質向上が期待できます。
心臓リハビリテーションの知名度を高めて、プログラムを導入している医療機関を増やし、入院中だけでなく退院してからも心臓リハビリテーションのために通院できる体制を整えていきます。医師だけでなく、看護師や管理栄養士、理学療法士など心臓リハビリテーションにかかわるスタッフの育成を強化していきたいと考えています。
リハビリテーションに関する資格として心臓リハビリテーション指導士・心不全療養指導士などがあります。いずれも心不全の慢性期管理に必要なスタッフですが、資格取得に伴う医療機関の経済的インセンティブが乏しいことから多くの施設で取得費用が自己負担となっています。より多くのスタッフを育成するため勉強会参加費用・資格試験の受験費用などへの補助を検討しています。
そして、上記で行った事業をデータベース化し、分析を行って取り組みの成果を学術的に発表することで共通の問題を抱える地域に還元します。
なぜクラウドファンディングに挑戦するのか
脳卒中・心臓病等総合支援センターモデル事業において、国からの予算が支給されるのは最初の1年だけとなっており、それ以降は地方自治体が主体となって進めて行くことになっているため予算の規模が縮小し、活動の幅を狭めていかざるをえない状況にあります。資金調達の方法は、自治体で大きな予算を組んでいただく方法も検討されます。
そのような状況であえてクラウドファンディングを選択した理由は、支援のお願いを通じて県民のみなさまに山口県の現状を知っていただきたいと考えたこと、共感していただけた方には、支援を通じて主体的に関わっていただくことで問題意識を持ち続けていただけるのではないかと考えたことです。
ただし、ご支援を長期間受け続けるわけにはまいりません。まずは集まった資金で短期間(1年~数年)の実証実験として事業を行い、効果を検証することで最終的な自治体での予算化により恒久事業化のための礎にすることを長期的な目的としています。
|ご寄附の使いみち
第一目標:600万円 第二目標:1000万円 第三目標:1500万円
下記の中で診療情報伝送システム構築およびデータベース構築に特に費用がかかります。
■第一目標資金使途
・診療情報伝送システム構築費
・心電図健診実施費(自治体の負担で行うことができる可能性あり)
・県民・医師への啓発活動費
・リハビリテーションに携わるスタッフの教育費
・データベース構築費(人件費を含む)
・その他クラウドファンディング実施にかかる費用
■第二目標以降
到達した金額に合わせて情報伝達システムの導入拠点数を増やしていく予定です。(第一目標達成時にあらためて詳細をご案内いたします)
|実施期間
2025年5月 事業開始予定
※ 実証実験の成果発表は随時行います。プロジェクトの進捗状況次第では、スケジュールが前後する可能性がございます。
「人は血管とともに老いる」これは、今から100年以上前にアメリカのジョンズ・ホプキンズ大学で近代医学教育の基礎を作ったウィリアム・オスラー博士(William Osler:1849~1919)の有名な言葉です。加齢に伴い動脈硬化は進行し、循環器病・脳卒中(ひいては血管病)を引き起こします。血管を健やかに保つことは、体全体を健やかに保つことに直結します。
山口県において血管病を予防・救急医療・慢性期治療のすべての段階で一気通貫に対応し、県民のみなさまの認識・診療の質ともに向上させ、安心して生活ができる山口県にしていくためにプロジェクトへのご協力をお願いします。
プロジェクトメンバーより
松永 和人|山口大学 医学部附属病院長
この取り組みは、山口県を健康長寿県に変えていくための山口大学のチャレンジです。山口県の平均寿命は男性で81歳、女性で87歳 (2020年)ですが、「健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間」をしめす健康寿命は男性で72歳、女性で75歳 (2016年)と報告されています。この差を縮めていくためには、食事や運動などの生活習慣における健康づくりに加えて、疾患の予防や早期発見・治療、適切なリハビリテーションによる機能回復が重要です。今回の取り組みが多くの方のご支援により前進していくことを祈念しております。
谷澤 幸生|山口大学 学長
どんな病気を持っていても持っていなくても、人生、ピン・シャン・コロリ!がいいですね。血圧、体重、血糖、コレステロールに気をつけ、適度に運動して元気で長生きしましょう。
応援メッセージのご紹介
加藤 智栄 様|山口県医師会 会長
山口県は2023年の高齢化率が35.3%※で、全国第3位の高齢化先行県です。県民の皆様が、心豊かに生き生きと過ごせる健康長寿社会の実現には、健康寿命を延ばし、要介護状態の期間を減らす必要があり、その為には循環器病の予防・リハビリテーションは必須です。本プロジェクトの達成に向け、「かかりつけ医」を主体とした郡市医師会と市町の連携を基盤に、地域特性を踏まえた体制を構築することが肝要で、県医師会は積極的に支援させていただきます。
辻田 賢一 様|熊本大学大学院 生命科学研究部 循環器内科学 教授
皆さま、こんにちは!
私たちの熊本県では、地域の医療と連携し、健康教育や運動プログラムを提供することで、病気の予防とリハビリ支援を行い、皆さまの生活の質を向上させたいと考えています。課題は、循環器病予防のための啓発活動、リハ提供スタッフの不足、地域で実施する運動プログラムやリハビリ支援の充実等です。本プロジェクトにより、より多くの方々に循環器病の予防やリハビリを提供できるようになると確信します!あなたの支援が、地域の健康、心臓を支えます!皆さまの温かいご支援をどうぞよろしくお願いいたします。あなたの応援が、山口県の未来を健康で明るいものに変えていきます。
石原 秀行 様|山口大学 脳神経外科学講座 教授
私は脳卒中急性期治療に日々携わっていて感じることは、まず、脳卒中・循環器病の予防がなされていればここまでならなかっただろうと感じることが多いことです。また、発症後の再発が多い病期ですので、患者さん、ご家族、医療関係者の連携が再発予防、機能改善と維持に重要だと感じています。山口県の皆様がより健康で幸せな生活を送れるよう本活動を応援致します。
篠﨑 圭二 様|宇部市長
本市では誰もが健康で自分らしく暮らせるまちを目指して、市民の生涯を通じた健康づくりの推進や地域医療体制の充実に取り組んでいます。高血圧をはじめとする循環器疾患への対応は、市民の健康寿命を延伸し、増加する医療費の抑制にもつながるという観点において、重要な取組と認識しており、本プロジェクトの主旨に強く賛同させていただきます。プロジェクトの成功を祈念いたしますとともに、この取組の輪が広がり、多くの人のウェルビーイングにつながることを期待しています。
税制上の優遇措置について
山口大学へのご寄附に対しましては、確定申告を行うことにより税制上の優遇措置が受けられます。
優遇措置の内容
■ 個人でご寄附をされる場合
− 所得控除
所得税法上の「寄附金控除」の対象となる特定寄附金(所得税法第78条第2項第2号)の税法上の優遇措置を受けることができます。
− 住民税の軽減
〇山口県にお住まいの方(寄附された翌年の1月1日現在)
県民税の寄附金税額控除が受けられます。
市町村民税について、お住まいの市町村の条例で山口大学への寄附が寄附金控除の対象に指定されている場合は、個人住民税の寄附金税額控除が受けられます。
※本学を寄附金税額控除対象指定している自治体は、山口県内の場合、山口県、山口市、宇部市、萩市、下松市、岩国市、光市、柳井市、美祢市、周南市、山陽小野田市、周防大島町、和木町、上関町、田布施町、平生町、阿武町です。
〇山口県外にお住まいの方
個人住民税については、お住まいの都道府県の税務担当へお問い合わせの上、申告手続を行ってください。
■法人の寄附の場合:
寄附金は、全額損金に算入することができます。
優遇措置を受ける手続き
本学では、寄附金のご入金を確認しますと、ご寄附を頂いた方へ「寄附金領収書」をお送りしています。この領収書を添えて、所轄税務署で確定申告を行ってください。(住民税の寄附金控除のみを受ける場合は、市区町村に申告することになります。)なお、この領収書は、税制上の優遇措置を受けるために必須の書類ですので、大切に保管してください。
※一般的な所得税の確定申告提出期間は、毎年度、翌年2月16日から3月15日までの1ヵ月間です。なお、この期日が土曜日・日曜日と重なると順次繰り下げ、月曜日までとなります。
免責事項
・ページ内に使用させていただいたお写真は、ご本人及びご家族より掲載許諾取得済みです。
・寄附時にご回答いただく質問項目への回答は寄附確定後、変更できません。
・ご寄附のお手続き時に「応援コメント」としていただいたメッセージは、本プロジェクトのPRのために利用させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・応援コメントで本名の掲載をご希望しない場合は、予めユーザー管理画面からユーザー名を変更してください。
・本プロジェクトのギフトのうち、【お名前掲載】に関するギフトの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「支援契約」の中にある「●命名権、メッセージの掲載その他これに類するギフト」をご確認ください。
・ご寄附に関するご質問は、こちらをご覧ください。
・寄附金領収書の発行について
「ご寄附者様のお名前もしくは法人名、団体名」を寄附金領収書に記載します。「ご寄附者様のお名前もしくは法人名、団体名」と「ギフトお届け先の姓名」は同一にしてください。ご寄附後にアカウント情報を変更した場合でも、ご寄附時に入力したお届け先の宛名と住所は変更されません(個別にご連絡いただかない限り、原則としてご寄附時に入力いただいた宛名と住所に寄附金領収書をお送りさせていただくことになります)のでご注意ください。
・寄附金領収書は、2025年6月末までに送付いたします。領収証の日付は、山口大学へ入金される2025年5月の日付になります。
・今後山口大学からのご案内メール等をお送りする可能性もありますが、ご理解くださいますようお願いいたします。
- プロジェクト実行責任者:
- 佐野 元昭(山口大学医学部附属病院第二内科)・縄田 純也(山口大学医学部附属病院第二内科)
- プロジェクト実施完了日:
- 2026年5月31日
プロジェクト概要と集めた資金の使途
循環器疾患(心臓や血管の病気)は慢性化しやすく、一度発症すると完全に治ることはありません。徐々に悪くなり死に至る病気です。多くの循環器疾患は早期発見と適切な管理により、症状の進行を遅らせることが可能ですが、早期には無症状のことが多く、放置している方が多く手遅れになりがちです。定期的な医療検診と専門医の診察を受け、適切な治療計画を立てる体制を市町村ごとに構築していきます。急性心筋梗塞は迅速な対応が必要であり、遅れが致命的な結果を招く恐ろしい病気です。カテーテル治療が可能な医療機関への迅速な搬送を可能にするために救急車から病院への心電図情報の伝送システムを開発し導入して参ります。2025年は団塊の世代が後期高齢者となり、心不全患者のさらなる増加が予想されます(心不全パンデミック)。この問題に対処するために、心不全治療に関する専門知識を持つ医療スタッフの育成を促進します。地域のリハビリテーション施設を拡充し、多くの患者が利用できるようにします。訪問診療を拡充し、自宅での治療やケアが受けられるようにします。具体的にいただいたご支援は、診療情報伝送システム構築費、心電図健診実施費、県民・医師への啓発活動費、リハビリテーションに携わるスタッフの教育費、データベース構築費(人件費を含む)、その他クラウドファンディング実施にかかる費用として使用します。
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- 残り
- 24日

元伊勢外宮豊受大神社に落雷。破損した風宮の修繕にご支援を。

#地域文化
- 現在
- 7,565,000円
- 支援者
- 315人
- 残り
- 10日

命を繋ぎ、共に生きる。希少猛禽類により良い救命医療と共生環境を!

#子ども・教育
- 現在
- 52,316,000円
- 支援者
- 3,318人
- 残り
- 10日

菅原道真公を生前より祀る「生身天満宮」|令和の大修復事業へご支援を

#地域文化
- 現在
- 1,680,000円
- 支援者
- 111人
- 残り
- 35日

患者さんがより安全に、より快適に、より治療に専念できる環境作りへ

#医療・福祉
- 現在
- 2,785,846円
- 寄付者
- 56人
- 残り
- 41日

微生物から薬を創る!小児白血病の薬のタネを探す、創薬研究の第一歩を

#医療・福祉
- 現在
- 2,177,000円
- 寄付者
- 77人
- 残り
- 24日

「とりだい病院サポーター」の活動にご支援をお願いします!!

#地域文化
- 現在
- 1,130,000円
- 寄付者
- 91人
- 残り
- 41日