陸前高田市の広田半島の漁師町の仮設住宅団地に【伝統木構造の談話室】を贈る

陸前高田市の広田半島の漁師町の仮設住宅団地に【伝統木構造の談話室】を贈る

支援総額

1,573,000

目標金額 1,000,000円

支援者
55人
募集終了日
2013年7月29日

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2013年07月23日 21:59

やっぱり電気と水道は不可欠!

 

       <テーブルのところが流し台の予定、その奥がトイレの予定、建具もありません>

 

 6月中旬の日曜日、宇都宮からのパン屋さんのボランティアが談話室前にて、缶詰パンや飲み物を仮設住宅に住んでいる方々に配布されました。

 

 談話室を中心にベンチを置き、そこでパンを食べジュースを飲んで楽しいひとときを過ごされたそうです。

 

 その日の子ども達は いつも遊び場としている談話室を使えず、がっかりしていたようでした。

 

 と、6月末にワカメ漁師の村上俊之さんが東京にこられ話をされました。 

 

                            <写真1 談話室前にてパン屋さんのイベント> 

 

いま談話室は、何が一番困っているのか?

 

村上さんは、

 

田谷地区仮設談話室は、仮設では珍しく「木造」の建物です。

 

 仮設住宅入居者を含めた地区住民の方々が、交流の場として気軽に使って頂けるよう本会からプレゼントされました。

 

そこで今一番困っていることは、電気と上水道設備がないと言うことです。

 

 電気と水道が使えることにより、大人の方々も各種行事(地区行事、会議、懇親会他)で利用することが可能になります。

 

 今は、水道設備がないため、談話室でお茶を入れて飲むことができず、大人の利用が少な目です。

 

 また、夜の会合などは電気がないのでできません。いよいよという時は隣の仮設集会所からコードリールにて電気を引いてきています。

 

 このような事情から、今は子ども達の遊び場として主に使われております。よって子ども達は大喜びです。

 

 他の地域からも子ども達がやってきています。でもここで遊ぶ子ども達は、なぜか行儀が良くそして「うち」に居る感覚で遊びを楽しんでいます。 

 

                            <写真2 子どもの遊び場になっているトイレ> 

 

 こんな話もお聞きしました。

 

 隣の仮設集会所には、電気が点きます。テレビやゲームも置いています。しかしそこで遊ぶ子ども達は、壁に落書きをすると言うのです。

 


 しかし、木造の談話室ではそんなことは一切無く、逆に後片付けをして帰るそうです。

 

 また、談話室の中でバタバタ走り回っても、床がしっかりしているため音が漏れてこないようです。

 

 やはり仮設住宅ではバタバタ走り回ると、うるさいため叱られ、結果ストレスがいっぱいになってしまうようです。隣近所に気を遣って住んでいることの現れのように思います。

 

 さらに、村上さんは仮設住宅地での出生率が極端に低くなっているとも話されておりました。

  

 

この建物を少しでも地域のために役立てたいとも語っておりました。

 

談話室での各種行事・地区行事・会議・懇親会等に利用してもらう。

 

 また、この建物から今後住宅の自力再建を考えている住民に対して、クリーンエネルギーを利用しての住宅建設を考えるきっかけになるためのクリーンエネルギー設備導入も検討の課題にされているようです。

 

 仮設住宅入居者の方の中には、「公共住宅は、この談話室のような建物で良いのではないか」と言う声もあるようです。

 

 大きさは10坪(20畳)ですが、風呂・トイレ・流しがあれば2人の年金で暮らすには充分である。

 

 また、建物は現場では10日足らずで建てることができ、なおかつ 木をふんだんに使った建物が魅力と言うことのようです。 

 

                                 <写真3 談話室を見学されるご夫婦>

 

 住宅再建に向けての勉強会の場にも談話室を利用していきたい。と言う動きも生まれてきております。

 

 さらに「仮設住宅支援員制度」を利用して、談話室にて支援員(相談員)が常駐できるようにして、お茶のみ話を通じて心のケアや繋がりを広げていきたいとも考えられているようです。

 

 夏の盆踊りには、談話室を実行本部に使い、通常は井戸端会議、この地に帰ってきた子ども達の宿泊所とかいろんな使い道が考えられているようです。

 

 これらのご意見は、談話室の良さをご理解頂き、談話室を中心に復興を視野に入れていこうと言う大変うれしいご提案だと思っております。

 

 是非、夜の明かりがない、水が出ないのでお湯が沸かせない、茶碗が洗えないこの建物の「産後」の仕上げを皆様のお力で一緒に仕上げさせてください。

 

 地元の方々が、電気・水道を待ち望み、復興のへの足がかりになってもらうためにもご支援をお願い致します。

 

 

                     <写真4 上京された村上俊之さんとプロジェクトメンバー> 

リターン

3,000+システム利用料


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・気仙支援プロジェクトからお礼状
・伝木のHPに「支援者」としてお名前を記載
・記念品の「マイ箸」

支援者
17人
在庫数
制限なし

10,000+システム利用料


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・気仙支援プロジェクトからの礼状
・伝木のHP上に「支援者」としてお名前掲載
・記念品の「マイ箸」
・「三陸広田半島の海っぺり特産物」塩蔵ワカメ茎付きワカメ300gあるいは葉ワカメ150g

支援者
36人
在庫数
制限なし

30,000+システム利用料


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・気仙支援プロジェクトからの礼状
・伝木のHP上に「支援者」としてお名前掲載
・記念品の「マイ箸」
・ワカメ詰め合わせ「三陸広田半島の海っぺり特産物」塩蔵ワカメ茎付きワカメ1000g、葉ワカメ500g、茎ワカメ2000g

支援者
4人
在庫数
制限なし

50,000+システム利用料


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・気仙支援プロジェクトからの礼状
・伝木のHP上に「支援者」としてお名前掲載
・記念品の「マイ箸」
・ワカメ詰め合わせ「三陸広田半島の海っぺり特産物」塩蔵ワカメ茎付きワカメ2000g、葉ワカメ1000g、茎ワカメ5000g

支援者
6人
在庫数
制限なし

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