皆様、おはようございます。

昨日は、READYFORご支援御礼のイベントとして、陸前高田市内にて「気仙茶の花見とお茶会」を開催しました。

 

県外は東京方面を始めとして、関西方面、仙台や秋田の方々も。

県内は盛岡市をはじめとした地域から。

また、気仙管内からも、40名ほどの方々にお越しいただきました!

ご参加の方々、本当にありがとうございました。

 

******************以下、当日の詳細レポートです!********************************

 

 

気仙茶の会のスタッフも合わせると、総勢55人!!

陸前高田市米崎町の、JAおおふなとの製茶工場前にて集合。

9時半の受付の前から、続々と到着する皆さんに、スタッフのテンションも上がりました。

 

 

10時開会には、皆さんばっちりそろい(素晴らしい!)、

会長あいさつでは、ご支援への感謝、現在取り組んでいる活動の状況などご紹介し、

続いて、参加者ごとに簡単な自己紹介をお願いしました。

「〇〇から来た、〇〇です!」「パチパチパチ」和やかな雰囲気になってきました。

途中、遠方からの参加者には、小さく「おお~」と、どよめきも。

 

次に「スタッフ、前へ!」と並んで、一言ずつ自己紹介。

 

最後に、今日のマイクロバスを運転くださる方々や、心強いアドバイザーであり、今回、最も遠方から参加された伊達先生のご紹介をして、いざ、マイクロバスに乗り込みました。

 

最初に、気仙茶の会で再生・管理を手がけている茶畑を二か所、ご案内しました。

まず、米崎町のKさんの茶園へ。

いつも梯子をかけて茶摘みしているような、大きな茶の老木。

花は、盛りは過ぎてしまいましたが、まだまだ咲いています。

園地には、大きなゆずの老木もあり、「岩手で初めて見た!」と感激する方も。

また、金さんも途中からいらしてくださって、おうちのなつめの古木をご案内くださいました。

 

次に、小友町のKさんの茶園へ。

こちらは、津波を受けて枯れた茶の木を2012年秋に切り、新芽を育てて再生を図っている茶園です。

今年は、たくさんの花が美しく咲いていました。

参加者は、思い思いに花の写真を撮ったり、津波が来たというこの段々畑のてっぺんの椿の木を見つめていたりしました。

どちらの畑も、震災後、気仙茶の会の会員だけでなく、京都・龍谷大学伊達ゼミの皆さんや、国際ワークキャンプNICEの他、いろいろなボランティアの方々が作業してくださってきた畑でした。改めて、そのことも思い出しました。

そして、それまで、お茶の木と共に長年暮らしてきた、それぞれのご家族のこと。あまり詳しくお話はできませんでしたが、関わってきた人はみな、常に心の奥に思っていることです。

 

 

それから、いよいよお楽しみのお昼ごはん。

今回は、小友町「かき小屋広田湾」と、気仙大工左官伝承館に分かれて、いただきました。

 

かき小屋広田湾では、蒸がき5個、かき汁、かきご飯、に小鉢と香の物がついた「かき御膳」を召し上がっていただきました。目の前には蒸しがきが、殻のままどっさりと積まれておりました!蒸しても大きい牡蠣!味わいが濃厚に凝縮しています。

「牡蠣で、お腹いっぱいになるのは、初めて~♪」とのお声も。

さらに、お好みの方は、「生かき」も追加注文なさっていました。中サイズでも大きい~!

食事の後、かき小屋の前でしばしの休憩タイム。ここは両替漁港。今もまだ堤防は壊れたまま、土嚢だけで堤防になっている場所もあり、津波の痕がそのままに残っています。「堤防の内側に、たくさん家が並んでいたんだよな」と地元からの参加者が教えてくれました。

 

かき小屋を後にし、箱根山の気仙大工左官伝承館へ。

いよいよ午後からは気仙茶のお茶会です。

 

スタッフは、茶席の準備。その間、参加者の方々には、職員の及川さんから館内の紹介をいただきました。

そして、伝承館の土間に備え付けにしている、伝統的な製茶道具を、会員の千田さんから説明しました。この道具こそ、READYFORのご支援を得て、作成したものです。

さて、茶席の準備が整い、お客様を招き入れる時間となりました。茶席スタッフの「緊張する~」「楽しんで淹れればいいのよ」という声を後ろで聴きながら、事務局前田が、参加者にお声掛けに参りました。

 

今回は、「手もみ茶席」「紅茶席」「煎茶席」を設け、各席に16人のお客様をお迎えし、順番に3席体験していただこうという趣向です。

 

手もみ茶席は、会長が亭主を務め、奥さんの東代子さんとスミヨさんが補助役でした。

茶は、6月6日に手もみ茶伝承会を、地域の方や高校生を対象に行った際に作った、手もみ茶でした。

 

茶請けには、東代子さん手づくりの、気仙の家庭の味「がんづき」(黒糖味で、くるみが載った蒸しパンのようなお菓子)でした。

「手もみ茶、美味しかったです」「がんづきの作り方を教わりたい!」という声も出るほど、好評でした。

 

紅茶席は、手づくり紅茶のワークショップを続ける、及川副会長が亭主を務め、会員の文子さんとリキ子さんが補助役でした。

茶は、5月31日に気仙町で摘んだ茶葉で(偶然)作ることになった、紅茶(的なお茶)でした。(このお茶づくりには、東京・しもきた茶苑の大山さんがいろいろ尽力くださいました!)

 

茶請けには、紅茶席スタッフみんなで考えた「紅茶の味わいを引き立てる」甘みを抑えたクッキーをご用意しました。

菓子器は、補助役も務めた、会員のリキ子さんが製作した陶器を使いました。

 

紅茶の香りも味わいも、とても美味しい!と好評でした。

 

 

煎茶席は、事務局のしゃおしゃん前田が亭主を務めました。

茶は、5月31日と6月1日に、この日ご覧いただいた米崎町Kさんの畑を含めて、陸前高田2箇所、大船渡2か所、計四か所(在来、無施肥)の茶葉を合わせたお茶です。JAの製茶工場で作ったお茶です(最後の席だけ、しゃおしゃんが火入れを加えたお茶にしました)。

 

茶請けには、さつまいもの焼きいもをご用意しました。

聞き書きの中で「お茶請けといえば、まず、漬物。それから、さつまいも。さつまいもは上のおやつだったなあ」というお話がありました。大人も子供も一緒に、囲炉裏に座って食べたそうです。

 

陸前高田からの参加者の方には「俺も子供の頃はさつまいもばかり食べたもんだ」というお話などありました。

参加者の方に「気仙茶は違う!本当に美味しいね」とか、「紅茶、手もみ茶、煎茶、どのお茶もとても美味しかったです!」と、お声掛けいただきました。

 

 

最後に、縁側に座って集合写真を撮りました。

バスに戻る途中、雨が降ってきました。このイベントの終了を待ってくれたかのようです。

 

JA製茶工場まで戻り、小雨の中、簡単な挨拶をして、イベントは終了いたしました。

 

 

一台一台のお車にご挨拶し、お見送りしました。

皆さんの笑顔が、本当に嬉しかったです!!

 

今回のイベントは、会員が力を合わせて、今できるだけのお迎えをしたいとがんばって参りました。が、いろいろと至らないことも多かったのではと思います。なにとぞお許しくださいませ。

また、せっかくいらしてくださったお一人お一人と、もっとじっくりお話ししたかったという思いも残ります。お許しくださいませ。

 

もしも、ご参加の皆様が、気仙茶のこと、陸前高田のこと、ご理解くださる機会になり、また、滞在を少しでも楽しんでいただけたのならば、この上なき喜びです。

 

これを機会に、また是非ご訪問いただいたり、つながりを深めることができたら、本当にありがたいことです。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

 

また、今回ご参加になれなかった皆様も、機会を見つけて、是非お越しくださいませ。