【活動レポート】全国から登録が3,300名を超えました!
【改めてご支援ありがとうございました!】
2021年秋に実施したクラウドファンディング「LINE相談支援で子どもの不登校にひとりで悩む親をゼロにしたい!」では、243名の方々から、3,563,000円という多くのご支援をいただきました。
1年間のLINE相談窓口の運営費としてご支援いただき、おかげさまで順調に窓口の運営をすることができました。
ご支援いただいたみなさま、本当にありがとうございました!
【539名→3,324名】
2021年10月時点で539名だった登録者は、2023年12月3,324名となり、常時約50名の保護者の皆さんとやりとりしています。
当時ご支援いただいたみなさんも、SNSや周りの方への周知にご協力いただきました。そうしたご協力もこの登録者数の増加に貢献していることと思います。
相談を受ける中で「子どもが死にたいと言っていて」「母親の私が鬱と診断を受けて、日々生きるので精一杯で」といった声も実は一定数あります。
そうした声により適切に応えるために公認心理師の方にフォローとして入っていただき、心理に関する研修やケース会議等を毎月実施しています。
私たち相談員も支援の質を向上させていきたいと思っています。現在はボランティアさんの募集もし、より多くの方に対応できるような体制を整えるために動いてもいます。
【取り組みが広がりました】
LINE相談窓口を運営する傍ら、別の視点での取組みも始まっています。
①YouTubeチャンネル「お母さんのほけんしつ」
第三者に相談をすることに抵抗がある方も多くいます。周囲から「親が甘やかすから子どもが不登校になった」のような否定の言葉を受けることがあるためです。そうした方に向けて、『見るだけ』『聞くだけ』で安心したり、ヒントが得られたりするツールとしてYouTubeチャンネルを開設しました。開設から1年4ヶ月ほどが経ち、現在833名の登録、総再生時間2,884時間となっています。
チャンネルのほうでは、ライブ配信での相談支援も定期的に行っています。
チャンネルはこちらです。
②月1のオンラインイベント
実際に不登校を経験したことがある方や、その保護者の方にゲストでお越しいただき、オンラインでお話を聞ける場を運営しています。
③保護者同士のチャットグループ
LINE相談は、支援員と保護者との1対1のやり取りです。「他のご家庭はどうしているのか」「身近に相談できるような同じ立場の人がいない」そんな声が多く届いたため、保護者の方同士でのやり取りができるチャットグループをスタートしました。こちらは月々1,000の課金性となっています。
詳細はこちら
みなさまからいただいた支援金は、「お母さんのほけんしつ」運営のために使わせていただきました。ご支援があったおかげで、数だけでなく、支援の質の多様化そして向上のための施策も打つことができ、本当にありがたく思っています。
相談いただいたみなさんより数多くの声をいただいているので、ここで紹介させていただきます。
「母親の辛さは自業自得なので弱音は吐いてはいけないと思っていました。人目を気にして、近くのスーパーにも行けなくなりました。父親は「不登校は母親の子育てと子どもの失敗だ」と言いました。支援員さんに、私の弱音を否定せず聞いていただき共感してもらえることで、一人ではないと何度も勇気づけられました。」
「自傷行為、暴言、暴力、昼夜逆転などが始まって3年近くが経っています。これまでどこの相談先もしっくりきませんでしたが、ここではなんでも吐き出せるような気がします。なにより寄り添っていただける方がいることが心強いです。」
「私自身うつと診断されたばかりで、心がとても不安定な状態でしたが、否定することなく寄り添っていただき、「学校と闘うしかない」と思い詰め、どうにかなりそうな状態のところを支えていただきました。「教育委員会に訴えたいけど方法がわからない」との困り事も、具体的にはこう伝えるとよい、というやりとり、今後の見通し等も教えていただきとても助かりました。 学校とうまくやっていく事よりも、学校外に目を向けることの方がよいのでは?とも提案していただき、肩の力が少し抜けたのを覚えています。」
READYFORでのプロジェクトについては、これで一区切りとなりますが、もちろんお母さんのほけんしつの運営は継続していきます。少しでも早く親子で笑顔になれる時が迎えられるように、これからもスタッフ一同頑張って活動してまいります。
ご支援いただいたみなさまは、ぜひ今後の活動報告をこちらのLINEにて見守っていただけますと嬉しいです✨
これからも一緒に子どもたちの笑顔にために動いていきましょう。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!