所蔵品のご紹介　引き続きよろしくお願いします！

　多くの方々のあたたかいご支援・ご寄附のおかげで、総額200万への到達が目前に迫りました。これも吉川家文書修復にご理解いただき、応援して下さっている皆様のおかげでございます。職員一同心より感謝と御礼を申し上げます。

　当館は吉川家文書以外にも貴重な文化財を多く所持しております。今回はそのなかでも今年岩国市指定文化財となり、再来年没後400年を迎える初代岩国藩主・吉川広家公の肖像画をご紹介します。

　この肖像画は江戸時代初期のもので、広家公と親交があった江月宗玩（こうげつそうがん・大徳寺156世）が賛を記しています。この吉川広家公の肖像画もこの度の吉川家文書と同様、折れやはがれ亀裂が目立つ状態です。当館では吉川家文書の修復後にも引き続きこういった貴重な史料を次世代に繋いでいくため、修復や復元などにも取り組みたいと考えております。

現在の展示の様子（「吉川家と錦帯橋」展より12月24日まで）

現在の展示の様子（「吉川家と錦帯橋」展より12月24日まで）

　当クラウドファンディングも10月31日（火）まで続きますので、どうぞご支援・ご協力の程よろしくお願いいたします。

公益財団法人吉川報效会

吉川史料館