猫伝染性腹膜炎(FIP)に罹患したシェリーを助けてください!

猫伝染性腹膜炎(FIP)に罹患したシェリーを助けてください!

支援総額

535,500

目標金額 500,000円

支援者
161人
募集終了日
2021年3月24日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

初めまして。ご覧いただきありがとうございます。

北海道で自営業をしております齋藤と申します。

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

【シェリーとジンがやってきた!】

 昨年9月に友人から2匹の仔猫(ブリティシュショートヘアの兄弟)を譲り受けました。

生まれて50日、兄弟の2人で名古屋セントレア空港から空輸で札幌に到着!

下の写真は札幌に到着して、ゲージを開けて初めて私たちと対面した時の二人の警戒した顔です。

 

9/24 新千歳空港に到着したシェリー(手前)とジンです

 

 猫を飼うのは初めてです。可愛い二人が我が家に来てから毎日笑いのある楽しい家庭になりました。毎日この子たちと一緒にいられることが幸せです。

 

 シェリーはうちに来てから3ヶ月、まだ生後5ヶ月の赤ちゃんです。ブリティシュショートヘアは抱っこされることが嫌いな猫のようですが、シェリーはだっこも嫌がらず、そしてお兄ちゃんのジンより食いしん坊で、甘えん坊で、いたずら好きの、とてもお茶目で可愛い女の子です。

 

    元気な時のシェリー①           元気な時にシェリー②

 

【体調異変】

 体調異常に気付いたのは12月16日でした。昼まで元気だったのですが、午後から目には白い幕のようなもの(瞬膜)がかかっていて、ほとんど動かなくなりました。熱も高く、明らかに病気のようでした。しばらく様子を見ましたが一向に良くならず、12/21に動物病院に連れて行きました。風邪かもしれないので投薬して様子を見ましょう、とのことで24日まで待ちましたが症状は重くなっていく一方でした。

 病院に行った後も高熱が断続的に続き、瞬膜が出ていてとても苦しそうでした。動くことが出来なくなったシェリーを1日に4-5回氷タオルで冷やしてあげました。食欲もなくなりましたが、チャオだけは辛うじて食べてくれました。

 

瞬膜が出ていて高熱+貧血で動けず朦朧としているシェリー(12/22)

 

【12月24日 FIP疑い濃厚

 12月24日のクリスマスイブに再受診したところ、腹部エコーで臓器の周辺の異常(臓器周囲の炎症:写真)腹水貯留が認められ、また、肝機能障害と黄疸、高度な貧血(Hb4.5)、体温41度、などからFIP(猫伝染性腹膜炎)の可能性が高いとのことでした。また確定診断のための血液検体でPCR検査をしました。(その後、12月29日に陽性と判明しました)

 

内臓のエコー写真:臓器の周りが白く映っており、肉芽腫のようだと説明されました

 

血液検体でのPCRは陽性になりずらいということでしたが、しっかり陽性と出ました。(涙)

体内のFIPウイルス量がかなり多いのだと推測されました。

 

 獣医さんからはFIPに罹患すると99%助からないこと、数週間以内に亡くなる可能性が高く、その動物病院でこれまで診たFIPの猫は4か月以内に全て死亡していると説明されました。

 

 FIP(猫伝染性腹膜炎)とは?

  1)99%の死亡率

  2)多くは3か月以内、早い場合には数日で死に至る

  3)治療方法はない

  

 もう絶望的です。。。

 

「まだPCRで確定していないがFIPで間違いないと思います。後は好きなものをたくさん食べさせてあげてください」と言われました。目の前で元気なく動けないシェリーが哀れで、そして何もしてあげられない自分が情けなくて、、、

家に来てからはしゃぎまわっていた元気な時のシェリーの姿を思うと涙が出てきました。

生まれてからまだ僅かしか生きていないのに、もっと遊びたいだろう、もっと美味しいものを沢山食べたいだろう、可愛いシェリー、、、このまま死んでしまうのか、と思うと涙が止まりませんでした。

 しかし、帰宅してからFIPのことを調べたところ、投与して80~90%の確率で治癒が期待できるサプリメントがあることを知りました。

 

 しかしこのサプリメントは保険がきかず、調べたところ処方してくれる動物病院は日本国内で10施設もない、ということでした。そのうえ100mgで2500~3000円と非常に高価です

 

【投薬治療について】

 FIPにはウェットとドライ、そしてその混合、の3タイプがあるようですが、投与量はタイプ別と重症度で決まります。シェリーの場合、最初はふらつきの症状があり(神経症状+)、一方胸水や腹水が認められなかったため、一旦はドライタイプと診断されましたが、その後腹水も貯留してきたため、混合タイプの可能性が高いとのことでした。

 また血液検体でのPCRが陽性ということは、FIPウイルスの量がかなり多い、ということが予想され、更には貧血が高度(Hb4.3)で、輸血が必要な状態だったため、ドライタイプの末期と考えられました。

 混合タイプ(末期)では体重1kgあたり200mgの投与を84日間続ける必要があるということでした。シェリーは体重2.15Kgなので1日の投与量は450mgです。しかし体重が増えるとサプリメントも増量しなければならず、またそれ以外にも診察料や検査料などもかかるため、総額で約150~160万円かかるという概算です。(*1月20日現在、体重が2,7kgとなり、投与量は1日550gとなっています)

 ただ、サプリメントは個人輸入で動物病院よりも安く購入できるため、後ほど詳細はお示しいたしますが、もしサプリメントでシェリーを治療するならばサプリメント費用で105万円、通院費や検査代などが35万円、合算して総額で約140万円程度かかるだろうと試算しました。しかし投与しても必ず治るという保証はありません。とても悩みました。

 

 大金を投じて1匹の猫を助けることには様々なご意見があるかと思います。友人からも「助かるかどうかもわからないのに、薬に100万円以上、通院検査費を含め総額140万円もかけるなんて、俺なら絶対あきらめる」と言われました。

 しかし、治せる可能性がある薬剤があるのにそれを高いからといって使ってあげずに、死にかけている可愛いシェリーを黙って見ていることは、私には耐えられないことです。自分の子供として育てるつもりで引き取った仔猫です。もしこのまま何もしてあげられずに死んでしまったら一生後悔すると思いました。

 そんな私の考えに妻も同調してくれました。たとえ助からなくても、瀕死の状況にある可愛いシェリーにサプリメントを使ってあげようと決めました。

 私どもには現在経済的な余裕はありませんが、シェリーを助けることが出来るのは我々だけなので出来るところまでやろう、と夫婦で誓いました。

 

【12月29日 協力病院へ】

 サプリメントは FIP CAT協力病院でないと処方してもらえません。日本全国で10施設もないようでしたが、幸い車で1時間ほどの場所に協力病院があり、一刻を争う病状であったため、最初に診てもらった動物病院でのPCRの結果を待たずに、12月29日に協力病院に連れてゆきました。

 院長先生にはこれまでの経緯やPCR検査も出していることを伝え、各種検査のあとFIPで間違いないだろうという診断のもと、サプリメントを処方していただきました。入手にもっと時間がかかるかもしれないと思っていたのでその時はほっとしました。

ただし、僅か1週間分のサプリメントと検査費用の合計で12万円以上かかりました(; ;)

 

 

【極度の貧血】 

 また、当日の血液検査では12月24日の検査結果よりも検査値が悪化しており、貧血も更に進んでいたため(Hb4.5⇒4.3)、院長先生からは輸血か酸素吸入ゲージのいずれかが必要だと言われました。輸血するにはマッチングなどもあり2-3日の入院が必要だと言われました。入院による環境変化が病状を悪化させることを恐れたため、酸素吸入ゲージをレンタルで借りることにしました。呼吸が速いので心臓への負担がないか心配でした。これで少しでも呼吸が楽になるといいね。

 

肝機能障害、高度な貧血(Hb4.3)、蛋白異常、神経症状など、重篤な状況でした

 

【シェリーと約束】

 病院からの帰路、慣れない車での移動や検査でグッタリしているシェリーと約束しました。

「小さなシェリーが一人で病気と闘って頑張っているんだから、俺もサプリメントを84日間なんとか工面して飲ませるから、絶対に治ってね。必ず助けてあげるからね。」

 シェリーは瞬膜で朦朧とした瞳を潤ませて、かすかに頷いたように眼を閉じました。その様子は私を信頼しているように見えました。

 

【サプリメントの購入に関して】

 院長先生からサプリメントは個人輸入でも購入しても構わないと言っていただいたため、帰宅してからすぐにFIP CATでサプリメントを購入することにしました。料金は下記のとおりです。

 

50g    $11

100mg   $22

200mg    $44

シェリーの初期投与量 ⇒ 450mg    $99(108円換算で約10700円)

 

 

1月21日からは550mgに増量となり、1日13.070円、84日間でシェリーの体重増加を加味して投与量を調節した場合、総額を計算すると以下のようになります。

 

【①サプリメントを84日間服用させるための費用】

12/29~1/4              :(動物病院での処方)450mg 14,850×7=103,950円

1/5~18まで             :(個人輸入)450mg 10,700円×14=149,800円

1/19~2/8まで      :(個人輸入)550mg 13,070×21=274,470円

2/9~2/22まで     :(個人輸入)600mg 14,300×14=200,200円

2/23~3/23まで   :(個人輸入)650mg 15,460×28=432,880円

84日間の薬剤費合計 :   1,161,300円 

 

【②通院検査費用】

 サプリメント処方病院での定期的な検査が必要で、84日間の投薬終了後までで合計5回通院しなければなりません。1回あたり22,000円かかるため、総額110,000円かかります。

 

【③その他費用】

 そのほか、酸素ゲージレンタル費用が2か月で60,000円(設置代/撤去代込み)、FIPの診断までに通院検査費がおよそ60,000円ほどかかっております。

 

【費用総額①+②+③】

 ①+②+③で、総額1,391,300万円かかる試算です。

 

【サプリメントの効果】

 今日で投薬21日目ですが、投与直後からサプリメントが劇的に効いていて驚いております。投薬4日目からは食欲も旺盛になり、現在(1/20)ではお兄ちゃん猫のジンと一緒に元気に走り回るまで回復しています!もう一度元気に走り回るシェリーの姿が見たいと夢にまで見た光景がこんなに早く実現するとは信じられません。

 余命宣告されてわずか2週間のサプリメントの投与で、1月20日の検査値では肝機能も正常値となり、黄疸もなくなりました。Hbもまだ少し低いですが、獣医さんからはもう酸素ゲージは不要、との太鼓判をいただきました!

 

 今日も兄弟で仲良くしています!(左下は動物病院へお出かけ前の二人)(右下は動物病院に連れてゆく車中の写真)後部座席の下でお兄ちゃんと一緒です。(右がシェリー)

 

     いつも一緒の二人            すっかり元気になったシェリー

                            愛嬌を振りまいています!

 

 自分の猫ならば治療費は自分で何とかすることが当然です。猫の治療費を他人にお願いする事はとても恥ずべきことだと思います。しかし私は自営業で昨年以来コロナの影響をまともに受け、約1年間赤字が継続しております。貯蓄も切り崩してきたためサプリメントを84日間投与するための経済的な余裕がありません。100万円はなんとか工面しましたが、治療費があと40万円足りません。

 

何とかしてシェリーを助けてあげたいのです!

 

 そのような事情で厚かましくも、治療費の不足分40万円を皆様からのご支援に頼りたいと思い、お願いする次第です。手数料などを差し引き、ご支援の目標金額は50万円に設定させていただきました。

 

▼プロジェクトの内容

 

 皆様のご支援でシェリーを不治の病(FIP)から救うために立ち上げたプロジェクトです。

 シェリーにサプリメント200mg/kgを84日間投薬し、完治を目指します。

 そのために必要な治療費の不足分50万円を当プロジェクトで集めたいと考えております。

 

 また、このプロジェクトを多くの方々にご覧いただき、FIPにはサプリメントでの治療、という選択肢があるのだと知っていただきたいと願っております。

 サプリメントは日本では未認可であり、また高価な薬剤ですが、もしも認可され、もっと安価になれば、今までサプリメントがあると知っても、高額なために治療をあきらめていた方も減り、そして年間数百~数千匹という猫が助かるようになるでしょう。

  

 治療費総額140万円のうち、100万円を自己資金で支出し、残りの40万円(手数料を差し引き目標金額50万円としております)を皆様からのご支援で補いたく、お願い申し上げる次第です。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

   当プロジェクトで実現したいことはシェリーの命を救うことです。

 プロジェクトが成立して、84日間のサプリメント投与でシェリーを助けたいと思います。

 もしもプロジェクトが成立しなかった場合も、別な手段で治療費を捻出し、シェリーの治療を続けたいと考えております。

 

プロジェクトを通じてシェリーの命を救い、また同時にFIPという病気と、サプリメントという薬のことを多くの人々に知っていただきたいと願っております。

 

 経済的に非常に苦しい中ですが、FIPに効く薬があるのならば、高額でも何とか使ってあげたい、という思いでサプリメントの投与を始めました。すでに投薬を開始しており、投与終了は3月23日の予定です。

 

【これまでの治療と今後のスケジュール】

 

  12月21日 近隣の動物病院で診察⇒経過観察(風邪薬処方)

  12月24日 FIP疑いで種々の検査実施(腹部エコー、レントゲン、血液検体PCRなど)

        ステロイド+インターフェロン投与

      12月26日 近隣動物病院でステロイド+インターフェロン投与

 

       ~以降は協力病院で治療~

 

  12月29日 協力病院受診⇒1回目の検査+サプリメント投与開始      

  2021年

    1月19日 協力病院で2回目の検査

    2月12日   同上       3回目の検査

    3月  5日     同上           4回目の検査

      3月23日 84日目のサプリメント投与(投薬終了)

      3月24日 投与終了後            5回目の検査

                検査結果により治療終了(3月末日頃)

 

【ご支援の御礼品】   

 ご支援いただいた皆様にはお礼状とシェリーの写真(データ)をメールで送らせていただきます。またご支援金額に応じ以下の御礼をさせていただきます。

(*商品のデザインは完治した後に元気なシェリーの写真を撮って差し替えますので、現在表示しているものと異なります。ご了承ください)

 

1)シェリーの写真(データ送付、またはプリント送付)

2)シェリーのマグカップ

3)シェリーのトートバッグ

4)シェリーの手形色紙と写真(額縁入り)

 

尚、新型コロナウイルスの影響などで発注や発送が遅れる可能性があることをご了承ください。

 

 

【最後に】

 

 最後までお読みいただきありがとうございました。

コロナ禍で大変な思いをされている方が多いかと思いますが、どうかシェリーのFIPとの闘いにお力添えくださいますようお願い申し上げます。

 

*万一、治療中にシェリーが亡くなった場合にも返金はできませんのでご了承ください。

 またその際、余剰金は動物愛護市民団体JCDL様への寄付に充当させていただきます。

 

 

【プロジェクト終了要項】


治療・手術対象    
猫:シェリー(5か月)のFIP治療

 

治療・手術内容    
猫伝染性腹膜炎(FIP)の薬物治療

 

治療・手術完了予定日    
2021年3月23日

 

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プロフィール

4年前に会社を早期退職して札幌市で自営業を営んでおります。 昨年まで仕事はまずまず順調でしたが、新型コロナウイルスで大打撃を受け、今は瀕死の状況です。そのような中で、愛猫のシェリーも猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症してしまいました。FIPもコロナウイルスの変異によるもので、本当にコロナウイルスが憎いです。 皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。 P.S. プロジェクト終了後にはボランティアで外猫の支援をしてゆきたいと考えております。

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リターン

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よろしくお願いいたします。

申込数
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在庫数
制限なし
発送完了予定月
2021年5月

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通院サポートに感謝いたします!

ご支援いただいた全ての方にお礼状をメールに添付してお送りいたします。
尚、新型コロナウイルスの影響で発注や発送が遅れる可能性もありますことをご了承ください。

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105
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4年前に会社を早期退職して札幌市で自営業を営んでおります。 昨年まで仕事はまずまず順調でしたが、新型コロナウイルスで大打撃を受け、今は瀕死の状況です。そのような中で、愛猫のシェリーも猫伝染性腹膜炎(FIP)を発症してしまいました。FIPもコロナウイルスの変異によるもので、本当にコロナウイルスが憎いです。 皆様のご支援を何卒よろしくお願い申し上げます。 P.S. プロジェクト終了後にはボランティアで外猫の支援をしてゆきたいと考えております。

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