【きずなメール】安心を言葉にのせ孤育てを防ぐセーフティネット強化を

こんにちは、大島です。

 

クラウドファンディングも、終了まで7日となりました。

目標金額まであと70万6,000円というところまで来ることができました。

ご寄付頂いた皆様、ありがとうございます。

 

今日は、10年前に僕と二人で団体を立ち上げた、妻であり、「きずなメール」原稿の制作を担当している松本から、本クラウドファンディングへ寄付・関心を寄せてくださっている皆さまへのメッセージをご紹介いたします。

 

目標金額が100%に到達した時点で、「やさしい日本語版 きずなメール」の制作を開始する予定です。

 

【プロジェクト概要】でもご説明していますが、最初に取り掛かるのが「 現在の「きずなメール」から、在住外国人の方に伝えたい内容をピックアップする」という工程で、ここを松本がメインで担当します。

 

＊　＊　＊

こんにちは。きずなメール・プロジェクトで「きずなメール」原稿の制作に携わっている松本です。

 

団体設立以来、めざすvision、mission、そして制作の喜びを、たくさんの方々と共にしながら「きずなメール」原稿はつくられてきました。

「読んだ方が、少しでも前向きな気持ちになれますように。」

「張りつめていた気持ちや身体が少しでも和らぎますように。」

「きずなメールを通して、だれかとの“つながり”を感じあえますように」

そんな祈るような気持ちは、「きずなメール」基本原稿の制作を始めた10年前も今も変わりません。とりわけ、コロナ禍のいまは少しでも前向きな気持ちになったり、リラックスにつながってほしいという想いが強いです。

今回の「やさしい日本語のきずなメール」制作において感じていることも、基本的には変わりません。

ただ、これまで以上に、読んでくださるのは心細さや孤立感を感じているか方もしれません。実際にだれかとつながれる日本の母子保健サービスの紹介や、なによりも「参加してみよう」と行動するきっかけになるようなメッセージを作れたらと思っています。

 

私自身は言葉が通じる場所で、ずっと生きてきました。

言葉が通じない、頼る人も多くない場所で生活をしている方々の大変さや気持ちをどれほど自分がわかっているのか、イメージできているのか。

きっとわかっていないことのほうが多いのかもしれません。

そんな自分が原稿づくりに携わっていいものなのかと、自信のなさを感じることもあります。でも、たくさんの不安とがんばりたい気持ちが混じりあう妊娠期や、親になってからの日々の奮闘や葛藤は、私自身も経験してきました。

同じ悩みや喜びを話し合える「仲間」に出会えた時の喜びも、子育ての日々を通じて得ることができました。

 

「新しい一歩」を踏み出す時に、周囲からの支えや励ましがどんなに嬉しく力になるものなのか、自分自身の人生を通じて感じてきました。

きっと、こうした気持ちは、みなそれほど大きく変わらないのではないか。共感しあえるものではないか、ということを信じて、新しい場所で新しい一歩を踏み出した方々に向けた「やさしい日本語版」の制作に取り組んでいきたいです。

 

＊　＊　＊

 

皆さまにいただいたご寄付をしっかり活用できるよう。

 

スタッフ一丸となって目標金額達成に向けて取り組んでまいります。