KK-LC-1の前がん診断。その先にあるKK-LC-1の予防接種の意義。

新着情報をご覧いただきありがとうございます。

終了まで残り11日となり、達成額1,095万円まであと400万円のご支援を募っております。

引き続き皆様の情報拡散等のご協力並びに、ご支援についてもよろしくお願いいたします。

 

 

 

以前、乳がんに対するワクチン（予防接種が）再発を抑えるという報告をご紹介いたしました。

これは、HER2という乳がんのタンパク質に対する免疫力を予めつけておくことで、HER2をもつがん細胞が出てきても、免疫で抑制するというメカニズムが働いているからだと考えられています。

 

 

 

 

 

実は、同じようなことがKK-LC-1でも検証されています。

一番上の図に示したのは、2017年、[Science]という学術雑誌に掲載された報告の一部です。

子宮頸がんの手術後、肺への転移が発見された症例の話です。1回目の手術で摘出した子宮頸がんの中にいるリンパ球を患者へ点滴したら転移がんが退縮し、その後も再発は起こらなかった。

リンパ球の内訳を見てみると点滴で戻したリンパ球の6割以上はKK-LC-1を攻撃するリンパ球であり、点滴前はKK-LC-1を攻撃するリンパ球が少なかったが、点滴後は全身にKK-LC-1を攻撃するリンパ球がずっと巡回していた。

という内容です。

簡潔な言い方をすると、

 

「KK-LC-1に対する免疫力が体内で持続できていれば、再発の予防になるであろう。」

 

というもの。

インフルエンザの予防接種でインフルエンザに対する免疫がつくのと同じで、KK-LC-1を攻撃するリンパ球はKK-LC-1を予防接種することで体内に巡回させることができると考えています。

私たちの最終ゴールはこの予防接種を証明し、皆さんが予防接種を一つの選択肢として利用できる社会を作りたいのです。

まず、そのためには、KK-LC-1陽性患者が「前がん＝がんになりやすい」ことを証明し、その患者に予防接種をすることで「がんにならなくなった」に代わることを証明することが必要なのです。

我々がこれからプロジェクトとして進めていく「前がん診断」は、がんを必ず早期に見つける技術であることはもちろんのこと、その先にある「KK-LC-1の予防接種」でがんになる方々を減らす技術の開発にもつながります。

 

そのための大切な一歩が本プロジェクトであり、今NEXT GOALとして、多くのがん種でKK-LC-1による前がん診断、がん予防ができるようにするための研究費を募っています。

残り11日となりましたが、最後まで本プロジェクトで癌の不安を取り除く未来が描けることを訴え続けていきます。

引き続き皆様のお力添えをよそしくお願いいたします。

 

最後に、

明日4/13(火）17:00より開催されるウェビナーでもこの話に触れたいと思います。

参加登録するだけで、参加費も無料で受けることができますので、興味のある方はこの機会に是非「KK-LC-1が変える未来の話」を聞いてみませんか？

 

（参加申し込みはこちらから）

https://iparkinnovator-210413.peatix.com