再発治療、終了いたしました!
お世話になっております。こはくの飼い主の辻です。
昨日、ついにこはくの注射での治療が終了いたしましたので、ご報告させていただきます。
まず、こはくの治療を最後まで行うことができたのは、こはくのために治療費をご支援くださいました皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
治療のかいありまして、今こはくは毎日元気に過ごしてくれております。
(こちら日課のニャルソック中のこはくです)
昨日、お世話になっている病院に行き、最後の注射を打っていただき、血液検査も行ってまいりました。血液検査の結果は、来週中には分かるとのことです。これまでもご報告させていただいている通り、肝臓の数値とSAAの数値が完璧に改善されているわけではないのですが、再発治療期間中、発熱や嘔吐や下痢をすることなくずっと体調が落ち着いていたこと、食欲も旺盛で体重が順調に増えていることなどを踏まえて、予定通り84日間の治療で終了することとなりました。
肝臓の値については、そもそも注射自体が肝臓にある程度負担を与えてしまうため、もともと肝臓が良くないこはくは数値が下がりきらなかったのではないか、ということと、SAAに関しては、こはくが持つアレルギーによって皮膚に炎症を起こしていることもあるためそれが反応してしまっていて、数値が下がらないのではないか、というのが病院の先生の見解です。
ですので、血液検査の結果ももちろん参考にはしつつ、何よりもまず、こはくが発熱しないか、食欲はあるか、体重は減っていかないか、ということをしっかり見ながら、経過観察期間を過ごしていくことになります。前回は、治療を終了して三日後に発熱がありましたので…今回はまず何事もなく、次回の通院日(二週間後)を迎えられたら良いなと思っております。
↑大好きなえびちゃんを抱っこしてのびのびお昼寝しているこはくです
↑夫の腕枕でのんびりするこはく。ご飯をよく食べるのですっかり大きくなりました。
今回の再発治療でかかった費用は、昨日までの時点で、773,410円となっております。
今回のクラウドファンディングにて、皆様からいただいたご支援金は863,000円となりました。目標金額を上回るご支援金をいただき、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。目標の800,000円を達成した場合、readyforにお支払いする手数料や税を引いた694,400円を受け取ることが出来る計算となっておりましたので、今回はおよそ700,000円のご支援金を受け取ることができることになると思われます(実際の詳細な金額はreadyforからまだ頂けておらず、明記できず申し訳ありません)。
また、最初の治療でかかった治療費が761,830円、前回のクラウドファンディングでいただいたご支援金が573,748円でした。
治療費の大部分を皆様にお助けいただきました。本当に、本当にありがとうございました。私たち家族の力だけでは、こはくの命を繋いでやることはできませんでした。
今後に関しましては、経過観察期間中は二週間に一度通院し、その都度血液検査を行っていきます。また、こはくはもともと肝臓が悪いということもありますので、肝臓のお薬や、サプリメントに関しては毎日継続投与していくことになります。
リターンにつきましては、メールや画像、こはくのグッズやお手紙など、すべて本日送付させていただきました。つたないですが、私なりに感謝のお気持ちを綴らせていただきましたので、ぜひお読みいただけますと幸いです。
ご支援くださった中には、リターン不要とされている方々がいらっしゃいましたので、この場をお借りして、改めてお礼を伝えさせていただければと思います。こはくのために、温かいご支援を下さり、本当にありがとうございました。
最後になりますが、こはくの治療をここまで続けてこられたこと、ご支援くださいました皆様に、心より感謝申し上げます。私の妊娠がわかってからすぐこはくのFIP発症があったとはいえ、皆様のお力を借りなければこはくの命を救ってあげられないこと、本当に情けなく思っておりました。
そしてこはくの再発。高熱があり、食欲も失いぐったりしているこはくを見て、「あんなに注射頑張ってくれたのにどうして…」「こんなに良い子なのに神様はどうしていじわるばっかり…」と頭を抱え、しまいには、「注射の打ち方が悪かったのだろうか」と自分自身を責めた日もありました。こはくのことが大好きなので、もちろん再び治療を行ってあげられたら、と思いました。しかし、再び治療するにしても、やはり金銭的な問題ももちろんありましたし、こはく自身ももう注射を打ち続けるのはしんどいのではないか、と考えたり…こはくのためにどうするのが正解なのか、わからなくなりました。
それでも、こはくのことをずっと応援し、もし治療費が厳しいのであればまたクラウドファンディングをしてもらえれば支援をしたい、またこはくの元気な姿を見たい、と申し出てくださった方々のお声に背中を押していただき、今回二度目のクラウドファンディングを行い、こはくの再発治療を行うことを決めました。
そして、たくさんの方々のお力添えをいただき、無事に再発治療を終えることができました。こはくがここまで元気になってくれたのは、間違いなく皆様のおかげです。本当にありがとうございました。また、合計168回に及ぶ注射、半年間にわたる闘病生活を頑張ってくれたこはくにも、感謝の気持ちでいっぱいです。きっと皆様の、こはくを応援してくださる温かいお気持ちがこはくにも届いたのだと思います。つらい治療を頑張ってくれた分、これからはたくさんたくさんこはくに幸せな思いをさせてあげられたらと思います。
私もまもなく臨月に入ります。こはくがFIPを最初に発症したころはつわりも酷く、吐きそうになりながらもこはくを背負って病院に連れて行っていたなぁと、懐かしく思います。それでも、思い返してみれば、あっという間の半年間でした。赤ちゃんと一緒に、こはくも育ってくれました。今、こはくはFIP発症当初の体重の倍である5キロまで成長しました。こはくも赤ちゃんが産まれることを楽しみにしてくれていると思うので、今度は私が頑張る番だなと意気込んでおります。
↑私のお腹をぎゅっとしながらお昼寝しているこはくです。
↑めっちゃんのことも相変わらず大好きなこはくです。
これからも、こはくの様子につきましては、各SNSにてお知らせしていければと思っております。寛解の日までまだまだ道のりは長く、きっと不安も尽きない日々ではあると思いますが、こはくと一緒に最後まで頑張っていきたいと思います。今後とも、こはくのことを見守っていただけますと幸いです。
この度は、こはくのことを知り、応援し、ご支援くださり、本当にありがとうございました。
今後とも、何卒よろしくお願いいたします。
辻