吃音の子供を持つ家族のための、症状記録アプリを作ります!

吃音の子供を持つ家族のための、症状記録アプリを作ります!

支援総額

774,000

目標金額 690,000円

支援者
107人
募集終了日
2019年3月22日

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プロジェクト本文

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話したくても、声が出ない*

 

そんな人たちがいます。皆さんは、「吃音」をご存知ですか?

 

幼少期は20人に1人、
成人になると100人に1人*1
が吃音に悩まされています。

 

話すのに時間がかかったり、会話を回避するなどの行為から40%程度*2 が、

社交不安障害を発症する*3と言われています。

私の子供にも吃音があり、

よく話している途中で相手に行かれてしまうことがあり傷ついています。

 

吃音を持っているだけで、

消極的な人生になってしまうのではないか。

 

私は吃音の子供を持つ母として、

「できうるならば、今よりも話しやすくなるようにしたい」

「吃音症を多くの人に知って欲しい」

そう願っています。

 

吃音は未だ原因不明とされていますが、幼少期の家庭での接し方は重要なことの1つのようです。

 

 

そこで、

吃音を持つ子供も「話す」を楽しむ未来のための日記アプリ

「Hanaso」

をリリースしたいと思います。

 

 



ページをご覧いただきましてありがとうございます。

ナガセサオリと申します。

現在働きながら子育てしており、

今回は個人でクラウドファンディングに挑戦しています。

応援をよろしくお願いします!

 

 

 

息子の吃音が判明したのは3歳の時でした。

 

「今息子さんは、結構よくない状況です。

これから月に1回通ってもらいますが、

まずご家庭での接し方を変えることです。」

(幼少期には、子供への直接的な言語トレーニングではなく、このように間接的な対応から始めることが多いようです)

 

びっくりしました。

 

初めて療育に行った時に言語聴覚士の先生に言われた言葉です。

 

3歳検診で「自然に治ることも多いので大丈夫」と言われてのんびり構えていましたが、実際はその間にも吃音症状は進んでいました。

 

言語聴覚士の先生から、

「おうちで、お子さんに対して質問ばかりしてないですか?」

と聞かれました。

 

・・・その通りでした。

 

脳の発達を促すために、

なんでも自分の頭で考えさせて決定させるのがいい、と聞いたことがあったので、毎朝の朝食でさえ選択肢を設けて子供に選ばせていました。

日常が質問だらけになっていて、

「それに答えなきゃ」

という無言のプレッシャーを息子に与えていたようなのです。

 

そのあとの1ヶ月、質問をやめたところ、症状はやわらぎました。

(これは私の個人的な体験であり、全ての人に当てはまるわけではありません)

 

そして3歳の時から約2年に渡り、毎日家庭で子供への対応の仕方に気をつけ、症状レベルを記録してきました。

 

 

そのうちに、

 

実はこの紙のデータはデジタル化することで、有意義なものになるのではないか。

 

そう思うようになりました。

 

また、

アプリで振り返りやすくなれば、

紙に書いてそれっきり、になることもありません。

忙しくて書くことを忘れてしまう、ということも減らせるかもしれません。

 

当事者なので、欲しいアプリの仕様はすぐに頭に描けました。

 

そして、調べるうちに、実は同じように苦しむ親子の方、現在吃音をお持ちの方がたくさんいることを知りました。

そんな皆さまのお力にもなれたらという思いから、今回立ち上がりました。

 

このプロジェクトの実現には、アプリ開発費やデザイン制作費がかかります。

 

そのための資金をどうかお力添えいただけないでしょうか。

 

 

 

 

 

 

他の吃音を持つお子さんをお持ちのお母さんは、

こんな経験をされたそうです。

 

***

 

美容院での美容師さんとの会話で、

子供の吃音が出ました。

 

「何?その話し方、流行っているの?」と大笑いされました。

 

子供は一緒に笑っているし、

私も割り込んで入って説明をすることもできず、

何も言えずに、そのままになってしまいました。

 

***

 

非常に悔しい思いをされたと思います。

 

こんな時、親としてどう対応したらいいのか。

 

説明するのも雰囲気を悪くするかもしれないし、

子供に余計なショックを与えてしまうかもしれない。

 

私はこのアプリのリリースを通じて、

吃音のある人に対する理解も広めていきたいと思います。

 

 

吃音を持つ子供も「話す」を楽しむ未来へ

 

「Hanaso」は、

家庭での症状記録に寄りそうスマホアプリです。

 

毎日の症状記録を簡単に

すき間時間で簡単にできる症状記録。データの振り返りもしやすい。

 

コミュニティで相談ができる

利用者同士で繋がるコミュニティで、仲間を探すこともできる。

(コミュニティ開設は初めはFBなどの既存サービスを利用予定)

 

吃音の認知アップで

「話す」が楽しい未来へ

吃音を説明するカードがアプリに入っています。

外出先で自信をなくしてしまわないように、話す相手に親からさりげなく相手に吃音を知ってもらうための機能です。

 

 

3つの主な特徴

 

 

 

 

==========================================================

■Hanasoアプリ
対応機種  :iOS
主な機能  :症状記録入力・表示機能、
​       ​週、月単位でのデータ表示
仕向け   :日本
価格    :180円(初月無料)
※本製品は開発中につき、今後仕様が変わる可能性がございます。

==========================================================

 

 

症状記録の対象となるお子さま・ご家庭

・言語聴覚士や専門家のもとに通われていて、紙への記録に手間を感じられている方

・ご家庭での環境調整をされている方、言語訓練をされている方

(このアプリは記録のためのアプリで、症状が良くなることを保証するものではありません。)

 

 

 

プロジェクトのビジョン

吃音があっても自信を持って話せる社会を作る

・10年後、20年後、幼少期の吃音について、記録の蓄積により少しでも解明される

・「吃音を気にして話せなくなる」という二次症状を減らすため、吃音そのものの認知を広げる

 

 

当事者が開発するアプリなので、必ずや日常や家庭での不便やお困りごとを解決するアプリにします!またリターンにはモニター利用もご用意していますので、ご利用のうえどんどん改善のアイデアの意見交換をしましょう。どうかサポートをよろしくお願いします。

 

 

今回のアプリそのものは子どもの症状記録をするためのものですが、このような活動を通じて世の中に啓蒙することで、吃音を持つ人が日常の生活の中で少し話しやすくなればと願っています。どうかサポートをよろしくお願いします。

 

 

多くの方のご理解やご支援により、社会が少し優しくなると思っています。

どうかサポートをよろしくお願いします。

 

 

ママの声

私と同じく吃音の子供を持つママたちからは、開発への応援メッセージをいただきました。ありがとうございます。

 

 

 

専門家からのコメント

 

開発スケジュール

2019年3月23日〜5月15日 仕様書に沿って実装

|※開発パートナー企業決定済み

2019年5月15日 アプリストア申請

2019年6月1日 アプリのリリース(予定)

 

 

ご支援金の使い道について

・スマホアプリ開発費(DB構築含む)

・デザイン費

・言語聴覚士監修費

 合計 690,000円  ※不足分は自己資金で補充

 

 

開発メンバー

プロフェッショナルのみなさまに協力いただいて開発していきます!

 

トミタさん

デザイナー 冨田 美鈴

株式会社mctに所属

意匠的デザインだけでなく、エクスペリエンスデザインにも携わっています。

アイデアをかたちにして、
世の中のお困りごとを解決する力になれたらと思い参加いたしました。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
・プロジェクトの終了要項
2019年6月1日に、アプリ「Hanaso」をリリースしたことをもって、

プロジェクトを終了とする。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

各データの引用元、補足

*吃音には、「声が出ない」だけでなく「繰り返し」「引き伸ばし」といったいくつかの症状があります。また、声が出ないのは、吃音だけではありません。場面緘黙、ケガや病気による脳へのダメージの後遺症なども同じ症状が出ることがあります。

*1.NIKKEI STYLE 

https://style.nikkei.com/article/DGXKZO19661070U7A800C1TCC001

*2.菊池良和、「吃音・言語障害」 耳鼻咽喉科・頭頸部外科 89巻2号 (2017年2月)p.120-124

*3.菊池良和:[特集 小児の言語障害] 吃音症. JOHNS 31:1583-1588, 2015年

 

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プロフィール

身の回りの多くの課題を、シンプルなアイデアで解決したいと考えている、ワーキングマザーです。自らも吃音の子を持っています。株式会社mctに勤務し、リサーチからのコンセプトデザインにより、サービス開発における企業支援を行なっています。

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リターン

3,000


Monitor A コース

Monitor A コース

<モニター参加>
・モニターユーザーになってアプリを1ヶ月間自由にお使いいただけます。
※iphoneユーザーのみ
※2019年6月1日より利用可能です
※利用方法の詳細は成立後にメッセージにてご連絡いたします

支援者
72人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

10,000


Monitor Bコース

Monitor Bコース

<モニター参加>
・モニターユーザーになってアプリを半年間自由にお使いいただけます。
※iphoneユーザーのみ
※2019年6月1日より利用可能です
※利用方法の詳細は成立後にメッセージにてご連絡いたします

支援者
30人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

30,000


Empathyコース

Empathyコース

<モニター参加+カフェ交流会への参加>
・モニターユーザーになってアプリを半年間自由にお使いいただけます。
※iphoneユーザーのみ
※2019年6月1日より利用可能です
※利用方法の詳細は成立後にメッセージにてご連絡いたします

・都内カフェで行う当事者交流会へのご招待
※交通費はご負担ください。飲食費は無料となります。
※場所と日時は未定。2019年5月頃に都内にて開催を予定。4月1日までに決定します。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

50,000


Passionコース

Passionコース

<モニター参加+カフェ交流会への参加+メッセージ掲載>
・モニターユーザーになってアプリを半年間自由にお使いいただけます。
※iphoneユーザーのみ
※2019年6月1日より利用可能です
※利用方法の詳細は成立後にメッセージにてご連絡いたします

・都内カフェで行う当事者交流会へのご招待
※交通費はご負担ください。飲食費は無料となります。
※場所と日時は未定。2019年5月頃に都内にて開催を予定。4月1日までに決定します。

・希望者のみ、経験談、同じ境遇の方に向けたメッセージなどを取材させていただき、オフィシャルホームページ、FB等にて掲載させていただきます。
※取材方法:対面またはオンラインにて実施。日程調整の上で実施日を決定。
注意事項:公序良俗に反するもの、政治性・宗教性のあるものその他不適切な表現を含む場合はご希望に添えない場合がございます。ご不明点等については、ご支援前に実行者にお問い合わせ下さい。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年5月

プロフィール

身の回りの多くの課題を、シンプルなアイデアで解決したいと考えている、ワーキングマザーです。自らも吃音の子を持っています。株式会社mctに勤務し、リサーチからのコンセプトデザインにより、サービス開発における企業支援を行なっています。

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