被災した子ども達が、山と海でのびのび遊べる夏を創ります!!

支援総額

1,447,000

目標金額 1,230,000円

支援者
139人
募集終了日
2014年7月12日

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2014年08月10日 00:29

こめらの森 夏キャンプ1ー6


2014年8月8日(金)

 

ラジオ体操、親への手紙、サークルタイム、流し素麺、水かけ祭り、キャンドルファイヤーなど =============

報告者:半田翔太郎(はんちゃん・学生ボランティア)

6:00起床。

6時に起床したが、実は5時に賑やかな子どもたちの声で目が覚めていた。

朝食8:00〜
ご飯の火を点けることがなかなかできなくて時間が予定よりも遅くなった。
火を点ける難しさを改めて痛感した。
メニューは白胡麻と梅干と味噌の玄米雑炊とおかわりで白米、
いりこと豆の甘煮、キュウリの糠漬け、ジャガイモとワカメの味噌汁であった。

ご飯を食べるときの会話が大きくなっていくことから
ここでの生活をみんなでつくっていることを日に日に実感してきた。

時には自分たちの価値観をぶつけ合いながら、
またお互いに寄りそいながら支えあいながら、
ここまですごしてきた濃い時間を振り返ると止まらない気がする。

みんなで食卓を囲むのも残すところ5回になったことにふと気付いて
まだまだ先は長いと思っていたキャンプの初日が
はるか昔のことのように感じられた。

これだけたくさんのひとが同じ食卓を囲んで
同じ釜の飯を食べることが普段の日常生活と比べて
どれほど貴重なことであったのか
普段の生活に戻ってからより強く実感することになると思う。

9:00〜学習とお手紙の時間
キャンプの前半ではスタッフが教えることが多かった勉強も
子どもたちの間で分からない漢字や計算などを
教えあうことが当たり前になった。

キャンプの後半になるにつれて感じていたことで、
だんだんと子どもたちで声を掛け合っていくことが
増えていることを強く実感する瞬間である。

今日のお手紙はお父さんお母さん宛てであった。
子どもたちが白紙にお父さんお母さんの名前を
漢字で書くように求めてきて、
子どもたちは白紙に書いたお父さんお母さんの名前で
習っていない漢字であってもそれを写しとって
書こうとする姿に心をうたれた。

キャンプのなかでも何度も
お父さんお母さんの話を聴かせてくれる子どもたちの姿から
会いたくても恋しい気持ちをお互いに励ましあいながら
ぐっとこらえて我慢している姿が何度も見られた。

10:00〜話し合い
このキャンプの3日目くらいから
お互いの価値観をぶつけ合うことができるような場が
つくられてきていることから衝突する場面が増えてきた。

今日も同じように自分たちの意見をぶつけ合った結果、
衝突が起きた。
子どもたちのなかで今まで起こってきたことも含めて
今日のことをどのように捉えていて、
これからどうしていけばいいのか円くなって話し合うことをした。

スタッフが見ている以上に子どもたちは
お互いの言動を見ていることが分かった。

お互いの言動に対してどのようにすれば
みんながキャンプに参加して良かったと思えるかを
年齢に関係なくお互いの意見をぶつけ合う姿に、

糞土師さんの
「お互いの価値観を本気でぶつけ合うことができる場があって
話し合うことが本当に意味のあることなんだ。
その話し合いがどんな結果になるにせよ
話し合うプロセスが何よりも大切で、
子どもたちが大きくなっていく過程でぶつかる困難に
ここでの話し合いが生きてくる。」
という言葉を思い出した。

子どもたちが言葉を選びながら
何とか言葉にしようと努めていたことや
話しているひとの目を見て聴いていることに
共同生活をするなかで過ごしてきた
一つ一つの濃い時間が深い意味を持っていたことに少し気付いた。

12:00〜お昼 ♪流しそうめん♪
前日に近くの山から子どもたちが切り出して、
運んできた竹を使って流しそうめんをやった。

竹を山から運んでくるときにも
みんなで共同生活をしてきたからこそ生まれた
チームワークを実感した。

子どもたちが次々に流れてくるそうめんを
必死にお箸で掬いながら、キャーキャー言いながら食べていた。


 
カボチャの天ぷらと味噌のおにぎりとトマトも美味しく頂いた。
キャンプの前半よりも確実に子どもたちの食べる量が
増えていることを改めて感じた。

15:00湧き水のところへ・・・
こめらの森から車で数分のところに湧き水がある。
そこへみんなで向かった。
そこへ着くとすぐに水の掛け合いが始まった。
これほど水掛でびしょぬれになったのは初めてかもしれない。

水がとても冷たくて、美味しくて、楽しい時間だった。
子どもたちに水を掛けられているうちに
我を忘れて大声ではしゃいでいたことに気付いた。

もちろん美味しい湧き水を汲むことも忘れなかった。

18:30〜夕食
夕食はカレーとチャパティだった。
カレーはジャガイモ・人参・ズッキーニが
ごろごろ入っていてトマトベースのカレーだった。
生姜が利いていて、食べているうちに体が温まった。

このキャンプで一番みんなの声が響いていた夕食だった。
子どもたちも口々に「楽しいね〜」と言いながら
笑い疲れるくらい笑ったようだった。

こんなにもにぎやかな食卓で
ご飯を食べることができることは
めったに経験できないという意味で有難いことだし、
本当に本当に幸せなことだと思った。



20:15〜21:00キャンドルファイヤー(屋内で)
一人一芸などの出し物をみんなでキャンドルを囲んで行いました。


  火の神様がくださった貴重な時間を
みんなのおかげでとっても楽しむことができました♪♪♪
本当にありがとうございました!!

 明日はキャンプ最終日!怪我なく、
もっともっと充実した時間を過ごせますように。

=====ここまで(原文まま)=====

泣いたり笑ったり。ケンカしたり、協力したり。
14人の子ども達にとって、それぞれの大冒険な日々が続いています。

エネルギッシュな子ども達は相変わらず朝から元気いっぱい。
ふとしたことで衝突する場面も、元気の証拠でしょうか。

ただし、度が過ぎれば気分が悪い。自分だけではなく、相手だけでもなく、

周りの人にも影響があります。

いつも支援してくださっているみなさんへ手紙を書いているのですが、
今朝はそれぞれの親御さんに書いてもらいました。
 ・・・と。その時に、ケンカが。


まあ、仲が良いというか、毎回、同じメンバーです。(苦笑

それをきっかけに、全員で輪になりサークルタイム。

今、起きていることをお互いに聞くことから始めました。
そして、ただ嫌だと言うだけでなく、どうなったらいいかも一人ひとりに添えて

もらいました。

 

子ども達の口からとめどなく想いがあふれてきます。誰かひとりを攻撃するでもなく、年齢に関わりなく、はっきりとモノを申します。

中にはオトナが知らないところで起きている驚くべきこともありますし、
微笑ましい発言も出てきます。

オトナはすぐに善悪を判断して子ども達に言い聞かせたり、
教育と称して押し付けてしまうことが多々あるような。

はたして、それが子ども達の内面をどのように育てていくのか。

子ども達が自分で気づき、話し合って、支えあい、

場を作っていくことに貢献するために、オトナができることは何でしょうか。
私自身も改めて考えさせられた時間でした。

あいつが悪い。あいつのせいだ。

そう言うのは簡単です。
でも、そのあいつに自分は全く関わりが無いのかなと。

答えがすぐに出なくても、円くなって価値観をぶつけあい、話しながら、

お互いの存在を感じていく。そこから何か生まれるものがあるような気がします。

子ども達が模造紙に書き記したこと。
「仲良くなりたい」
「お母さん、家族に逢いたい」などなど。

私も心に刻んでおこうと思います。

あ、そうそう。

実は「肉が食べたい」というのも、けっこうな人数が書いていました。
家畜の飼料や抗生物質や生育環境も含め、その肉がどのように育てられ、

命をいただいているのか、いつか、どこかで理解してくれれば嬉しいですね。

ま、私たちは雑食主義だということは添えておきます。

夜、キャンドルファイヤーで火を起こして、隣にいた子どもが、
「火ってこんなに明るいんだ」と嬉しい一言。

こめらの森で感じたこと、気づいたこと。日常生活に戻ったら、あっという間に

消え失せてしまうかもしれないけれど、それでも良いのです。

 体験して自分で気づいたこと、仲間と共有した感覚はきっと忘れないでしょう。

子ども達の成長を願う大人の皆さん、いつも心を寄せてくださって、

ありがとうございます。

オトナも一緒に学んで成長していきましょー。

 

≪大西琢也≫


 

リターン

3,000


alt

(1)サンクスレター(キャンプの写真はがき1枚)
(2)ホームページやFACEBOOKでお名前の掲載
をお送りします。
 
※キャンプスタッフからお礼の手紙をお届けします。

支援者
45人
在庫数
制限なし

5,000


alt

(1)サンクスレター(キャンプの写真はがき1枚)
(2)ホームページやFACEBOOKでお名前の掲載

上記に加えて

(3)こめらの森・写真ポストカード5枚セット

をお送りします。

支援者
30人
在庫数
制限なし

10,000


alt

(1)サンクスレター(キャンプの写真はがき1枚)
(2)ホームページやFACEBOOKでお名前の掲載
(3)こめらの森・写真ポストカード 5枚セット

上記に加えて

(4)こめら特製味噌 1kg
(5)こめらの森のヒミツ基地(蔵)に名入れ

をお送りします。

支援者
60人
在庫数
制限なし

30,000


alt

(1)サンクスレター(キャンプの写真はがき1枚)
(2)ホームページやFACEBOOKでお名前の掲載
(3)こめらの森・写真ポストカード 5枚セット
(4)こめら特製味噌 1kg
(5)こめらの森のヒミツ基地(蔵)に名入れ

上記に加えて
ご希望の方は、
(6)「こめらの森・見学ツアー1泊2日」招待券

をお送りします。

支援者
6人
在庫数
14

50,000


alt

(1)サンクスレター(キャンプの写真はがき1枚)
(2)ホームページやFACEBOOKでお名前の掲載
(3)こめらの森・写真ポストカード 5枚セット
(4)こめら特製味噌 1kg
(5)こめらの森のヒミツ基地(蔵)に名入れ
(6)「こめらの森・見学ツアー1泊2日」招待券

上記に加えて

(7)「子どもから直筆でお礼の手紙」
(8)「こめらの森・御用達!ギフト」
           (調味料や食材を1つ)

をお送りします。

支援者
5人
在庫数
10

100,000


alt

(1)~(8)

上記に加えて

(9)「こめらの森・1週間まるごと体験ツアー」
               オブザーバー権利
(12)スペシャルギフト 
       歌手のおおたか静流さんCD1枚

をお送りします。

支援者
1人
在庫数
9

300,000


alt

(1)~(9)

上記に加えて

(10)こめら特製みそ樽に名入れ&味噌2kg贈呈                 (ミニ木樽付き)
(11)1日キャンプ長になれる権利
(12)スペシャルギフト 
       歌手のおおたか静流さんCD1枚

をお送りします。

支援者
0人
在庫数
5

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