恩師の意志を胸に。「神戸朝鮮高級学校舞踊部」応援プロジェクト

メッセージリレー第7弾は、歌舞団、舞踊講師と、舞踊にずっと携わってきた、金仙玉先生です。

私（実行者）の、中学3年生の時の恩師でもあります。

舞踊を心から愛し、踊る楽しさ、伝える喜びを教えていただきました。

舞踊だけでなく、学生にも真っ直ぐに向き合って下さった先生です。

指導者としての思い、民族舞踊素晴らしさを後輩たちに伝えるべく奮闘する先生の熱い思いを語っていただきました。

アンニョンハセヨ。
35期卒業生の金仙玉です。

卒業生のメッセージリレーと言う事で光栄にもバトンが回って来ましたので、引き継がせて頂きます。

まず始めに
学校の為に、現役舞踊部生の為に、学校創立以来初となる、「神戸朝高舞踊部OG会」を立ち上げた、49期卒業生の後輩達に拍手を送ります！

発足隊の後輩達と共に、私たち世代も、OGとして協力して行きたいと思っています。

卒業してから30年経ちますが

神戸朝高舞踊部では、舞踊の奥深さ、異国で朝鮮舞踊を踊って継承して行く大切さを学ばせて頂きました。

ここで3年間学び練習した日々は、卒業後から今まで、自分自身が舞踊家として歩んで来た原点だと言っても過言ではありません。

今、私自身も学生達のピュアで清らかな舞を通じて沢山のパワーを貰っています。


現在三人の子を、朝鮮学校に送っている親として、子供達を取り巻く環境は非常に厳しいという事は、実感しています。

舞踊を通して、民族心を育む場でもある環境を、より良い空間にする為にも、沢山の方々に賛同を頂きクラウドファンディングにご協力して頂きたいと願っています。

29日の終了日まで、まだ時間はあります！
よろしくお願い致します。



以下、メッセージリレーの内容になります。


【朝鮮舞踊が今の自分にとってどういう存在であるか、どういう影響をもたらしているか】

存在…大きすぎますね。

舞踊なくして、自分を語る事が出来ない位、人生の大半を共にして来ました。
舞踊を通じて素晴らしい出会いがあり、沢山の方々に頂いた恩恵を返すべく、今は自分の持つ技術や学んだ事を、後代達に伝える役割を果たす為奮闘中です。

朝鮮舞踊に出会えた事に感謝です。

【なぜ守りたいのか】

朝鮮の歴史の中でも朝鮮舞踊は、古くから人々の生活に根付いて発展して来た、素晴らしい民族芸術です。
異国の日本でも、朝鮮舞踊を守るという事は、民族教育を受けて来た自分達にしか出来ない事。



【現役生へメッセージ】

若いって素晴らしい！
貴女達の輝かしい未来を応援しています！
朝鮮舞踊を愛し、これからも踊り続けて下さい。

2月2日の公演も楽しみにしています。

35期卒業生　　金仙玉