FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療費のご支援ご協力お願いします。 

FIP(猫伝染性腹膜炎)の治療費のご支援ご協力お願いします。 

支援総額

691,000

目標金額 650,000円

支援者
170人
募集終了日
2021年7月11日

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プロジェクト本文

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▼自己紹介

 

はじめまして。

数あるプロジェクトの中で興味をもっていただき、誠にありがとうございます。

私は北陸に住んでいるスギモトと申します。

家族6人(夫婦、子供3人、瑚太郎♂推定1歳)で暮らしています。

どうぞ宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

【我が家に待望の猫がやってきた】

 

以前から猫を飼いたいと子供たちが熱望していたこともあり、昨年の7月、軽い気持ちで譲渡会に行って出会ったのが瑚太郎でした。

 

そのケージの中には仔猫が一匹だけしかおらず、他の兄弟猫はもらわれたのか、寂しくただずんでいたのが妙に気になって飼うことに決めました。

 

我が家に来た瑚太郎は、最初は不安そうに大人しくしていましたが、翌日には家の中で遊びまわるようになり、家族には欠かせない存在になっていきました。

 

 

 

【体調異変】

 

我が家に来て8か月、病気等には無縁だった瑚太郎でしたが、3月に入ったぐらいから食欲がなくなり、寝て過ごす事が増えていきました。

 

瞬膜が掛かっていて何か様子がおかしいので、近所の動物病院を受診しました。しかし、血液検査などでは原因は明らかにはならず、点滴と注射を打ってもらい帰りました。

 

翌日から少し元気を取り戻しましたが、また徐々に元気がなくなり、2週間後には後ろ足の動きに違和感を感じるようになっていました。

再診してレントゲンを撮ってもらいましたが、やはり原因不明で、ステロイドと点滴で様子をみることにしました。

 

翌日になっても、瑚太郎の状態は改善されず、歩行も困難な状態になっていたので、脳の病気やFIPの可能性も告げられ、CT検査を受けられる病院を紹介してもらい、翌日受診することになりました。

 

【セカンドオピニオン】

 

翌日、妻が紹介された動物病院に連れて行くと、瑚太郎は脱水がひどく、緊迫していた状態だったらしく、そのまま4日間の入院となりました。

 

脳に異常があるのは間違いないだろうが、CTでは原因が特定できないし、FIPの可能性もあるということで、FIP検査と専門病院でのMRI検査を勧められました。

この段階では、FIPの恐ろしさを知る由もなく、脳腫瘍とかでないと良いのになぐらいにしか考えていませんでした。

 

入院している瑚太郎に会いに行くのが、仕事帰りの日課になっていました。

 

家族で瑚太郎に会い行った金曜日に、FIP検査の結果が知らされ、あまり良くないことがわかりましたが、まだ確定ではないので、やはりMRIの検査を受ける事にしました。

 

しかし、MRIの設備のある病院は一番近くても京都で、瑚太郎の体調を考え、前日に退院して当日の早朝に自宅を出発しました。

 

【MRI検査】

 

新型コロナの影響で病院には一人ずつしか入れず、妻が瑚太郎を連れて入りました。

 

全身麻酔をするので、そのまま目を覚まさない可能性もあると説明を受け、不安でいっぱいでしたが、瑚太郎も異変を感じたのか、不自由な身体を動かそうとして抵抗したそうです。

 

検査が済むまで車内で待機していた時に、病院から電話がありました。

MRIの検査でもFIPの確定には至らず、真菌による可能性もわずかにあるということで、一縷の望みに賭けて脳脊髄液の検査もすることにしました。

 

検査結果を聞く時は『二人で入ってくれて良いですよ』と言われたので、これは悪い結果が出たんだと覚悟を決めました。

 

診断結果は、FIPでほぼ間違いないということでした。

先生が私達を気遣って説明してくれてくれているのがひしひしと伝わってきましたが、妻は涙が止まらず、心のどこかでは違う結果を期待していた私は、呆然と聞くだけが精一杯でした。

 

翌日からまた地元の病院に入院となり、体力を回復させるために、食道チューブを取り付け、そこから流動食を流すこととなりました。

 

 

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは?

 

①多くの猫が猫コロナウィルスを持っており、そのウィルス自体は弱毒性で下痢、嘔吐等の軽い症状を持つに過ぎない。

しかし、猫コロナウィルスが突然変異によって

猫伝染性腹膜炎」となり、それによって引き起こされる致命的な免疫性疾患がFIPと言われている。

効果的な治療法がなく、生存率が極めて低いことから不治の病と言われている。

 

②2つのタイプに分類される。

 どちらも、食欲低下、発熱、嘔吐、下痢などの症状がみられる。

 ・ウエットタイプ…脱水、貧血、腹水、黄疸など

 ・ドライタイプ……様々な臓器に肉芽腫ができる、神経症状など 

 

タイプにもよるが、多くは長くても数ヶ月、早いと数日で死に至るといわれる。

(瑚太郎はドライタイプの後期といわれ、歩行困難とからだの傾斜もみられていました)

 

治療薬については、日本ではまだ未承認だが、投薬する事で寛解に至った猫がたくさんいるとの情報は知っていました。

また、恐ろしく高額で、私たちには手を出せる物ではないとわかっていたので、FIPだった場合は諦めるしかないと思っていました。

 

しかし、検査を終え自宅に帰ってきた瑚太郎が、自力で立ち上がり、トイレに行こうとしている姿を見て、諦めたら一生後悔すると思い投薬治療に賭けてみることにしました。

 

 

【投薬治療について】

 

FIPに唯一効果があるとされる薬は、84日間毎日決まった時間に決まった容量を投薬することで効果が得られると言われており、投薬治療した場合80~90%の猫に効果があったといわれている。

 

しかし、上記でも述べたように日本国内では未承認で高額の上、手に入れる為には国内数ヶ所にしかない協力病院で処方してもらうか、直接個人輸入するしかなく、体重が増える度に投薬する量も増えるので、経済的負担が大変大きい。

 

【協力病院へ】

 

その週末、あらかじめ電話予約しておいた、協力病院へ3時間かけて向かいました。

瑚太郎は病院までもつかどうかも分からないほど弱りきっていました。

病院に着くと診察と検査を受けましたが、瑚太郎の状態があまりにも悪く、先生からも『ここまで悪いとは思わなかった。薬が効くかどうか分からないし、帰りの道中で死んでしまう可能性もある』『もし薬が効いても、麻痺が残ったり、再発の可能性も高い』と言われ、絶望的でした。

しかし、同時に『薬が効いて状態が良くなる可能性もないとは言えない』とのことでした。

どうすることが瑚太郎を楽にさせ、自分たちが後悔しないのか分からなくなり、投薬を決断することができませんでした。

 

 

【投薬開始】

 

協力病院に行った日は、終始ぐったりと横たわって呼吸も辛そうな瑚太郎でしたが、驚いたことに、自宅に着くと顔を持ち上げ、何か訴えるように鳴き続けたのです。

妻が抱っこすると、瑚太郎は安心したのか鳴きやみ眠りました。

 

 

翌日、諦めきれず家族で話し合いました。

投薬を始めることは、私たち飼い主の勝手な自己満足かもしれないし、結果的に瑚太郎の辛い状態を長引かせるだけかもしれません。

金銭的に負担が大きいため、普段の生活もこれまでとは変わると思われます。

けれど、子供たちから、自分たちのお年玉を使ってもいいから薬をあげてほしいと強い希望もあり、3日間だけ投薬してみることを決めました。

 

投薬後3日以内に効果があらわれることが多いといわれているので、改善がみられなかったら、投薬をやめることも決めました。

 

協力病院に事情を説明して薬を送付してもらい、3/28に投薬をスタートしました。

 

瑚太郎は弱りきっていて麻痺もあるため、口を開けて薬を飲み込ませるのは不可能でしたが、幸い食道チューブを付けているので、そこから水に溶かした薬を入れることができました。

チューブの存在が本当にありがたかったです!

 

【経過…投薬2日目】

 

瑚太郎に変化が!

それまで、生きているのか何度も確認してしまうほどぐったりしていた瑚太郎の目が、パッチリ開きました!

その後、声をかけると鳴くようになったり、瞬膜が引いていったり、足がわずかに動くようになったり、一日一日少しでも変化がみられるようになり、驚きと喜びの連続でした!

 

 

【投薬11日目】

 

・口の麻痺があるせいか、食べ物をなめたり口に入れることができず、入院時から付けているチューブから投薬し流動食を与えている。

 (まだ元の体重から500gほど減少したままである)

 

・四肢麻痺があり、立位や歩行はできない。

・尿意の訴えがあり、トイレで抱えて待つと排尿できることがある。

 

まだまだ寝たきりの状態なので、この先良くなっていくのか不安でいっぱいでしたが、

毎日のわずかな変化と、瑚太郎の生きようとする力に励まされていました!

 

 

【投薬14日目】

大きな変化がありました!

うまく開かない口の隙間からドライフードを1粒押し込むと、よだれを流しながらも、なんとか食べたのです!

自分の口で食べるのは、1ヶ月ぶりのことでした。

 

その後は、少しずつ食べられる量が増え、同時にチューブからのも流動食も減っていきました。

 

そして、1ヶ月ぶりに水を飲むこともできました!

 

まだ、立ち上がり歩くことはできませんが、自力で食べられるようになったことは、私たち家族に大きな喜びと期待をあたえてくれました。

 

 

▼プロジェクトの内容

 

 ☆投薬量…体重1kgにつき100mg

  瑚太郎の体重 2.4kg×2=4.8

        一日1回500mg

     (ドライタイプは投薬量が2倍)

 

 ☆お薬代金…1日分約13,000円

(為替レートにより変動あり。手数料、送料込み)

   13,000円×84日=1,092,000円

 (元の体重3kgに戻った場合、約120万円の見込み)

 

これまでにかかった検査、治療、入院費は、

総額345,645円ですが、ペット保険をかけていますので、125,000円が戻ってきています。

お薬代金は、未承認のため保険が適用されません。

 

 

 

これまでにかかった費用とお薬代金(1ヶ月分:約40万円)は、なんとか自己資金で賄ってきましたが、今後のお薬代金(残り約70万円)も高額で大変負担が大きいため苦しい状況です。

最後まで投薬を続けるため、みなさまからのご支援をお願いしたく、プロジェクトを開始することにしました。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

 

 

84日間投薬し、その後、経過観察期間(約3ヶ月)を経て再発しなければ、寛解とされます。

 

瑚太郎は投薬36日経った現在も、歩行は不自由で跳ぶことはおろか走ることも出来ません。

投薬終了しても、元の姿に戻るかどうかはわかりませんが、どんな結果になっても瑚太郎を最後まで見届けると決めました。

しかし、飼い主の責任を十分に果たせず、クラウドファンディングを利用する事になりました。

みなさまに助けていただくのは大変お恥ずかしく心苦しいのですが、どうか僅かでも良いので力をお貸ください。よろしくお願いします。

 

◎考えたくはないですが、万が一、プロジェクトの途中で瑚太郎が亡くなってしまった場合(プロジェクトが中止になるような場合)は、ご協力いただいた支援金は、それまでにかかった費用に充てさせていただくことをご理解ください。

 

◎リターンについて…新型コロナウイルスの影響により、リターンの送付が遅延する可能性も考えられます。その場合は、ご支援くださったみなさまに必ずご連絡し、状況が改善しましたらすぐに発送できるよう準備させていただきます。

 

【最後に】

 

瑚太郎は現在(投薬45日目)、自力で立ち上がり、おぼつかないない足どりで、ヨタヨタと這うようにですが歩けています。

食欲旺盛になり、自力で食事ができ、体重も元の3kgに近づいてきています。

トイレでの排泄は、伏せた体勢ではありますが自力で行えています。間に合わずに失敗することがあると、なんとも困った表情をしています。

行きたいところへスムーズに行けず、かゆいところもうまくかけないので、苛立つ様子もよくみられています。

最近では、動くオモチャを目で追うようになったり、窓のそばへ行き外を眺める姿もみられるようになりました!

私達は、そんな瑚太郎がかわいくてたまらず、瑚太郎の行動や表情、ちょっとした変化に一喜一憂して毎日を過ごしています。

 

なんとか投薬を開始することができ、これまでに関わっていただいた4ヵ所の病院にも本当に心より感謝しております。

 

これから先も、瑚太郎と私達がともに過ごしていけますよう、どうかご支援のほど、よろしくお願い致します。

 

最後までお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

 

▼プロジェクト終了要項
治療・手術対象    
瑚太郎(猫 雑種 11ヶ月 オス)

治療・手術内容    
FIP(ドライタイプ後期)を発症していて84日間の投薬治療が必要。

治療・手術完了予定日    
2021年6月19日

 

 

 

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