![多剤耐性菌の脅威に挑む ―「ファージ療法」研究の加速を―](https://readyfor.jp/rails/active_storage/representations/proxy/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaHBBNUJjRFE9PSIsImV4cCI6bnVsbCwicHVyIjoiYmxvYl9pZCJ9fQ==--0b294433cc193039f452a98e12554c5e6a3910ef/eyJfcmFpbHMiOnsibWVzc2FnZSI6IkJBaDdDRG9MWm05eWJXRjBPZ2wzWldKd09oTnlaWE5wZW1WZmRHOWZabWxzYkZzSGFRTGdBbWtDbmdFNkNuTmhkbVZ5ZXdZNkRIRjFZV3hwZEhscGFRPT0iLCJleHAiOm51bGwsInB1ciI6InZhcmlhdGlvbiJ9fQ==--1853a891dd6bcfcfbe4fac5bdcd8ca724ef814f9/p140552-key-visual.png)
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「個別化バクテリオファージ療法」について論文が発表されました!
2024年6月4日にNature Microbiologyで、「個別化バクテリオファージ療法」を受けた100症例の成績についての論文が発表されました。
(Nature Microbiology volume 9, pages1434–1453, 2024, Pirnayら)
また、Nature Microbiologyではこの6月、多剤耐性菌に対するファージ療法を取り上げており、今回のPirnay博士らの成績で、より一層期待が高まりそうです。
バクテリオファージ療法には、大きく分けて、「個別化」と「非個別化」の2つの方法があります。「個別化ファージ療法」は、特定の患者さんに感染症をおこしている菌を調べて、それに合うファージカクテルを選びます。
海外では、パーソナライズファージ療法(personalized phage therapy)とよばれ、オーダーメイドのファー製剤(tailored bacteriophage products)を使用します。
反対に「非個別化ファージ療法」とは、一般的な薬のように不特定多数の患者さんに対して、ある決まったファージカクテルを用いて治療する方法です。それぞれ良い点と改善すべき点がありますが、今回の研究は「個別化ファージ療法」の効果についての論文です。
下気道感染症、皮膚・軟部組織感染症、骨感染症など100症例の治療困難な感染症に対して個別化ファージ療法を実施したところ、77.2%に改善がみられました。また、その多くは抗生物質も併用することで効果がみられており、相乗効果は90%(9/10例)で証明されました。また、この治療で重篤な副作用はありませんでした。
今回の解析から、抗生物質との併用で有効であるという結果は、今後の対照臨床試験のデザインに役立てることができるとしています。
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この研究は、研究登録期間中に研究者が参加を認めた全患者を含む後ろ向き観察研究であり、ベルギーのファージ療法コンソーシアムにより、ベルギーを中心としたイギリス、ドイツを含む12ヵ国の35病院で2008年1月1日から2022年4月30日までの期間に実施されたものです。
注目すべき点は、選択された症例のほとんどが、標準的な抗生物質による治療が無効となった後の救済療法として、個別化ファージ療法が用いられたことです。
今回用いられたファージは、アストリッド王妃軍事病院(ベルギー)と7カ国(中国、ドイツ、ジョージアオランダ、ベルギー、スイス、ロシア)10研究機関に所属する16人から提供されています。
治療の対象となる患者さんの選択には、臨床上の必要性、規制当局の承認、感染菌に対して十分に有効なバクテリオファージが入手可能かどうかを基に判断しています。今回、1例の多剤耐性大腸菌感染症(前立腺炎)の成功例が含まれていましたが、本プロジェクトにより、多剤耐性大腸菌感染症のファージ療法に用いるファージライブラリーとカクテルの設計を進めることで貢献したいと考えています。
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