KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭｜コロナを越え 存続のためご支援を

‖山谷佑介（写真家、KYOTOGRAPHIE 2015 参加作家）

　2013年、自分で初めての写真集を出版した。 2014年、Yuka Tsuruno Galleryのゆかさんに声をかけてもらって初めての個展を開催した。 それから数ヶ月後、KYOTOGRAPHIEから声がかかった。 ついこの間、初めて個展をしたぐらいの奴が、今度は京都の町屋を使っての展示。しかもメインプログラムの一つ。かなり試された。そもそもお前誰だという状況の中。一生懸命、皆でプランを練った。それが2015年。あれも一つのターニングポイントだったと思う。 だから、2018年、僕に訳のわからないパフォーマンスの新作ができた時も、KYOTOGRAPHIEで発表することしか考えなかった。突然の提案にも、共同ディレクターの仲西さんとルシールさんは、僕が考えていた以上の最高の場所を提供してくれた。僕にとって、数少ない、損得なしで信頼できる同士だと思っています。 最初のあの頃と、彼らは特に変わってない。俺も別に、変わってない。 やっぱりお金はあんまりない。 清貧を讃えたいわけではなくて、流されない、闘い続けるということは、そういうことなのかもしれません。ご支援のほど、宜しくお願い致します。