
寄付総額
目標金額 2,000,000円
- 寄付者
- 225人
- 募集終了日
- 2018年7月31日
3合目御礼&学会報告
プロジェクト代表の三島です。6/1に、ご支援が3合目に到達いたしました!ありがとうございます!もっともっとこのような取組を知って頂き、プロジェクト達成に向けたご支援はもとより、各地でもレスキュー&再利用される家具が増えて行けば…と願います。
さて、この土日は、京都国立博物館で、「日本ミュージアム・マネージメント学会」という博物館関連の学会に参加してきました。名称が長いので以下「JMMA」と略します。ちなみに、ネットでただ「JMMA」で検索すると、「日本食肉市場卸売協会」などがヒットしてきてなかなか出て来ませんので、検索語には「ミュージアム」を付けましょう。
初日の特別講演は、創業300年を越える株式会社小西美術工藝社社長のデービッド・アトキンソン氏。文化財予算を増やそうと2年間戦い続ける中で聞かされた財務省の衝撃的な本音、今後人口減少が進む日本での観光戦略の重要性、文化財や博物館における「経済合理性」に則した方策の必要性、供給側の論理に基づく生産世界からの脱却…などなど、いい意味での破壊力抜群な講演でした。まだまだ面白い内容はあるのですが、また後日ご紹介したいと思います。
三島の発表は2日目の午前。別途トヨタ財団さんから助成を受けている研究タイトルと同じ題目で、研究の背景とユーザーアンケート調査の結果を報告してきました。
右上は、このクラウドファンディングのキャッチでもお馴染みの木椅子です。
発表10分質疑5分の枠の中でスライドが57枚という無謀(笑)であったこともあり、ユーザーアンケート調査の2つめの内容は割愛。ただこの割愛部分は、今後のレスキュー家具の再利用や在野保存に関わる要素を予備的に調べたものでしたので、ここで紹介します。
これのアンケートは、5/19のシンポジウムや5/27まで開催していた連動特別展示に来られた皆様に、「あなたのイチオシ教えて下さい!」ということで、シールで実施したものです。
口頭発表で割愛したパートのタイトルスライド(三島ほか未発表)
何のイチオシかというと、これです↓
そう、木(もく)の丸イス。いずれも農学部由来のレスキュー品、購入年は大正10年、あと数年でアンティークの仲間入りです。左から順に、大川家具さんによるリペア済みで新品同様のもの、中央が、普通に使い続けられた状態のもの、右端は無垢状態、期せずして雨ざらしになっていたもので、ウォッシュ感があります。この、形も年代も全く同じだけれども風合いが異なるものについて、どの風合いが一番いいかを聞くアンケートでした。
こういうシールを貼る意向調査や人気投票は、博物館では展示会場でよくやる参加型の手法で、当館でも時々やってます。例えば下は、2012年に、今はなき福岡市少年科学文化会館で開催した共催展示「FUKUOKAこども地球防衛隊」で用いたキャラの人気投票(なつかしいなあ…)。
環境破壊怪獣の幼態・キューちゃんがダントツ一番人気でした。
では、ダララララララ(太鼓の音)…発表です!じゃ・じゃーん!
新品同様と使用状態がだいたい同じ位でした!
案外新品同様も人気。都内で、扱ってる家具がほぼウォッシュ系というショップを見た事がありますが、今回の回答者の間ではまだ支持率が低かったですね。ただ、自分で色塗ったりしたい人にとってはウォッシュ系いいみたいですね。
こういうことをやることで、利用者のニーズがわかります。将来的に、どういう改変や再利用の仕方がありえるかを考える上でも、このようなユーザー調査は大切です。トヨタ財団助成研究の基礎調査のほうでは、こういったユーザー調査にも今後取り組んで行きます。
最後に、こちらも口頭発表で表示し損ねたスライド。先日ネコ家具を返却しに行ったとき、昇降橋のたもとにある大川テラッツァTERRAZZAにあった、高さ10cmくらいのディスプレイです。

それではみなさま、また次回。
引き続き、ご支援&情報拡散へのご協力、どうぞよろしくお願いいたします!
ギフト
3,000円
歴史的学校家具レスキューを応援する
●寄付金受領証明
●Eメールによるサンクスメール
●報告書等にお名前掲載(御希望者さまのみ)
- 申込数
- 103
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
5,000円
「在野保存、してます・してました!」宣言★ 【出張調査&認定書発行、実践者ネットワークへの登録(希望者)】
現在ご自宅などに、歴史的什器と思われる家具類がある・あった方限定。
※ご支援手続き終了後の「応援コメント」で「してます!」と宣言頂く必要は、特にはございません。別途こちらからご連絡しますので、エピソードなどをお聞かせ下さい。(もちろん、宣言頂くのも大歓迎)。
●寄付金受領証明
●特製ポストカードによるお礼状
●プロジェクト報告書の送付(2口以上(※10,000円以上)ご支援の方)
●報告書等にお名前掲載(御希望の皆さまのみ)
●在野保存実践者ネットワーク(仮称)への登録(御希望の皆さまのみ)
ーネットワーク内では、レスキュー活動や在野保存活動などの情報交換のほか、「在野保存」している家具が元大学等の歴史的木製家具や什器である場合には、出張調査ののち、「在野保存認定書」の発行等実施予定です。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
3,000円
歴史的学校家具レスキューを応援する
●寄付金受領証明
●Eメールによるサンクスメール
●報告書等にお名前掲載(御希望者さまのみ)
- 申込数
- 103
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2018年11月
5,000円
「在野保存、してます・してました!」宣言★ 【出張調査&認定書発行、実践者ネットワークへの登録(希望者)】
現在ご自宅などに、歴史的什器と思われる家具類がある・あった方限定。
※ご支援手続き終了後の「応援コメント」で「してます!」と宣言頂く必要は、特にはございません。別途こちらからご連絡しますので、エピソードなどをお聞かせ下さい。(もちろん、宣言頂くのも大歓迎)。
●寄付金受領証明
●特製ポストカードによるお礼状
●プロジェクト報告書の送付(2口以上(※10,000円以上)ご支援の方)
●報告書等にお名前掲載(御希望の皆さまのみ)
●在野保存実践者ネットワーク(仮称)への登録(御希望の皆さまのみ)
ーネットワーク内では、レスキュー活動や在野保存活動などの情報交換のほか、「在野保存」している家具が元大学等の歴史的木製家具や什器である場合には、出張調査ののち、「在野保存認定書」の発行等実施予定です。
- 申込数
- 7
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
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