舞台公演のためのオリジナル楽曲をつくりたい！

▼自己紹介

ー「貴方と私が幸せな航海」をモットーに「海にまつわるファンタジー」を上演する劇団ー

私たち劇団フェリーちゃんが掲げるモットーは「貴方と私が幸せな航海」をすることです。

関わる人間同士が互いに、自分が素敵だと思うことを提案し合う。既成のルールに縛られることなくその時ごとに、相手も自分も幸せになる選択をする。そうやってつくられた作品は私たちにとっても、受け取ってくださる客席の貴方さま方にとっても、幸せなものとなるだろうと信じて劇作をしております。劇団名はイタリア語で"幸せ”を意味する”felice”という言葉に由来しています。

2017年4月に旗揚げ、以降年に1〜2回の劇場公演を行い、来る2020年9月には、5回目の本公演を行うこととなりました。演目は、旗揚げ公演で上演した「Ma les me Role〜マルムロール〜」。

中世ヨーロッパをモチーフに、歌と冒険が溢れる華やかなエンターテイメントでありつつも、曖昧な正しさを巡る人間の葛藤を描いた重厚な作品です。「それでも、その、私はめぐる」というのがタイトルの意味です。何かを得るために何かを失い、そうするうちに大切なことがわからくなっていくこともあるかもしれない。それでも、それでも私たちは生きていかなければならない。旗揚げの熱意で連ねた真摯なメッセージが溢れる作品を、もう一度。3年の時を経て獲得した技術を用いて、最高の形で上演したいと考えております。

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

ー重要な役割を果たす"音楽"を、この作品のためにつくりたいー

劇団主宰のなにわえわみは、声楽を学び大学院の修士課程も取得し、現在も演劇と合わせて歌唱及びボイストレーナーと活躍しています。その特性を生かすため、劇団の公演では度々歌唱シーンが挿入され、重要な役割を担っていました。

また、様々な土地を題材にした作品を扱う上で、劇中音楽が果たす役割は非常に大きいものでした。

そこで、5回目という節目の公演であり、また旗揚げ公演の再演という長年の想いの詰まった作品でもある今回、劇団初となる、オリジナル楽曲の制作に取り組みたい、と考えております。

 

▼プロジェクトの内容

ー劇団を知り尽くした2名の作曲家ー

2020年9月25日〜28日に、東京都北区にある「花まる学習会王子小劇場」で行う舞台公演で用いる楽曲を作成します。

今回、皆様からいただいた金額を用いて、これまで多くの劇伴を担っている作曲家の方お二人に、作品の要となる楽曲の作曲を依頼します。

永井カイルさんは、映画「カメラを止めるな！」の劇伴音楽で、日本アカデミー賞を受賞された作曲家で、昨年の劇団フェリーちゃん公演での音響も担当してくださいました。演劇、映画、CMとフィールドを問わず、様々なジャンルの楽曲を制作されています。

西邑卓哲さんは、プログレバンド「FOXPILL CULT」を主宰し、手がけたアルバムはディスクユニオンのインディーズ週間チャートに度々ランクインされています。フェリーちゃん主宰のなにわえが度々出演している若手アングラ劇団である虚飾集団廻天百眼の劇伴及び音楽監督も務めており、なにわえの声の特性と活用法を知り尽くした方です。

オリジナル曲の新曲と合わせて、初演時にはピアノ伴奏で歌っていた楽曲の音源化も依頼し、本番での歌唱はもちろん、音源の販売も実施します。

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

ー音楽に、演劇に、できることー

お客様は、それぞれの日常から劇場に集まってきます。

そして、劇場では、物語が始まります。

それは、そこに集ったたくさんの職人たちが全力で紡ぐ物語です。

役者たちが扮する登場人物はもちろん、それを照らす光も、その場所に在る美術も、そこまで導くすべてのプロたちが惜しみなく発揮する力が、その時その場にしかない、架空の話を実在させるのです。

そして、それを体感する。そんな、演劇という文化は、

この時期だからこそ、人間にとってこの上ない贅沢であり、でも、誰しもが体験できることであり、

そして、心を潤す行為だ、と強く感じております。

 

それを導く音楽が、この作品のために生まれたものであってほしい。

そうすればもっともっと、私たちがつくりたい、届けたい世界が、

色あざやかに受け取られるだろうと確信しております。

 

一つの音、音が連なり生まれる旋律、旋律が重なって生じる和音、

そして、リズムが生み出す鼓動。

一つの音楽が人間に想像させる世界は、とても壮大なのです。

だからどうか音楽を、この作品のためだけの音楽を、私たちはつくりたいのです。

 

是非とも皆様のご支援を、何卒、宜しくお願い致します！

 

【新型コロナウィルスの影響に関して】
現時点では、2020年9月に公演を実施する方向で準備を進めておりますが、
新型コロナウィルス等の影響で、予定している期間での公演が実施できない場合でも、
必ず期間を延期して公演を行い、今回のクラウドファンディングでご支援が集まった場合に制作した楽曲に関しては、延期後の公演で使用させて頂きます。延期となった場合の日程は年内を目安にお知らせ致します。

公演が延期になった場合でも、リターン品のグッツに関しては、原則的に予定している期間までにお送りさせていただきます。ただし、公演写真を利用したカレンダー及び公演台本に関しては、過去公演のものを使用して作成し予定している期間までにお送りするか、延期後の公演のものを用いて作成したものを後日お送りさせていただくかを、お選びいただきます。
また、公演中のお弁当及びお水の差し入れ、気合い入れの参加に関しては、延期後の公演で実施させていただきます。
その他、ご不明な点があれば、劇団までお問い合わせください。
皆様ご了承下さいますよう、何卒宜しくお願い致します。

 

 

・プロジェクトの終了要項

 

開催日時   
2020年9月25日（金）～28日（月）

開催場所   
花まる学習会王子小劇場（東京都北区王子1-14-4 B1階）

主催者     
劇団フェリーちゃん

イベント内容 
名称：劇団フェリーちゃん第五の航海「Ma les me role～マルムロール～」
URL：なし
劇団フェリーちゃんの第五回本公演で使用するオリジナル楽曲を制作し、公演を行います。

その他     
製作物：オリジナル楽曲
製作完了予定日：2020年8月15日
製作個数：3曲
製作者：外部委託
委託先名称：永井カイル、西邑卓哲（FOXPILL CULT）　両者ともに決定済