猫を家族に迎えることで被災地のお役にたちたい～三毛猫あんずちゃん、幸せになったよ

クラウドファンディングでの挑戦が始まって、９日目となります。

ご支援くださった皆さんの応援メッセージを拝見すると、

多くの方が能登半島地震で被災された方、

被災した動物たちへの想いをお持ちであることを感じます。

「支援」とは、人それぞれ、できることが違いますので様々なかたちがありますね。

 

本日は、被災猫を家族に迎えることで支援、となったあんずちゃんのお話です。

 

いしかわ動物愛護センターで出会った時、

あんずちゃんはうつろな目でダンボールハウスに入っていました。

自分に何が起きたのかわからないけれど、変わってしまった日常。

とまどっているような表情でした。

 

 

スタッフによれば、飼い主さんが手放して、５月１０日センターに入所。

雌、６歳、不妊手術は行われていないが、（見た目から）妊娠していないのではないか、とのこと。私たちとしては、（未手術の猫をどのように飼育してきたのか。

６歳になるまでに妊娠・出産したことはなかったのか…）いろいろ疑問はわきましたが、目の前のあんずちゃんが助けを必要としていることは間違いありません。

 

きっと良いご縁が見つかるから、東京へ行こう、

と私たちはあんずちゃんを連れて帰ることにしました。

 

６月１９日、他の７頭と一緒に東京着。

連携協働する明大前動物愛護病院にあんずちゃんともう１頭を連れて行きました。

被災地からやって来た猫たちが健康で元気になって、素敵なご縁に恵まれることを願って。

 

素敵なご縁をもたらしてくれたのは、院長の下重彰子先生でした。

猫をとても大事にしてくださるご家族とつないでくださったのです。

「被災地のお役に立ちたい」とのご家族の思いもあり、

あんずちゃんは、７月末、新しいお家に迎えられました。

 

 

 

今、あんずちゃんは、毛のつやも肉づきも良くなって、チュールでご機嫌です。

目には幸せそうな輝きが見られます。

あんずちゃん、過酷な日々が続いていたけれど、もう大丈夫。