パダウン族(首長族)の手作りスカーフ

 

ブログメンバー亀山です。ミャウンミャからヤンゴンに戻りシャン州のインレー湖に来ました。8月に撮影した写真をプレゼントするためにパダウン族の女性たちが機織りをしているお店に行ってきました。

 

彼らは元々タイやミャンマー国境付近の山岳地域に住む少数民族で日本では"首長族"と呼ばれています。ここのいる彼らの村はインレー湖からさほど遠くないと聞いたことがあります。そしてずっと同じ人たちが居るわけでは無く、村とお店とで入れ替わりがあるようで、訪れる度に違う人が居ます。 今回も8月に来た時とは違う人たちも居ました。

8月に来た時は雨季、今の時期は乾季で観光客も多く店も彼らも慌ただしいですが8月はひっそりとしていました。そして幸運なことに1人ミャンマー語を話す女性が居ました。他の少数民族と同様、彼らは彼らの言葉で話をするためミャンマーの標準語であるミャンマー語を話せる人は限られているそうです。

私は、その時、今まで疑問に思っていたことを同行していたガイドさんに通訳してもらいながら質問をしました。そして私自身勝手に心配していたような状況で彼らがここに居るわけでは無いことが分かり安心しました。ここで聞いた話という前提ですが、最初にインレーへ彼らが来たのは1980年台、ニャウンシェに連れてこられたそうで、その時は半分以上所謂"見世物"的な扱いだったそうで、程なく彼らは怒って村に帰ってしまったそうです。
しかしその後、彼らの機織りの技術に眼をつけたインレー湖の人達が彼らと話をして、この店では彼らに住むところと働くところを提供し、機織りをして土産物として売り、恐らくその何割かをお店に渡しているのだろうと思います。お店にしても彼らが居ることで得るモノも多いと思います。正直、物珍しさで見に来る観光客も多いだろうですし、その観光客がこの店で買い物をすることがお店に貢献しますし、彼らの作る織物を買う観光客も実際に多いです。黙々と仕事をする彼らに暗い影は感じなかったことからお店と共存共栄の関係を築いていると思います。

 

写真の彼女はMu Phanさん、年齢は49歳、私と同世代で彼女は布のデザイン、製作指導をしている彼らの中のリーダー的存在です。周りの仲間にいろいろ教えたり織ったものを確認したりしていました。

話はそれますが、恐らく皆さんも気になっていると思いますが、首と手首と足に金属(真鍮)の輪をはめている理由です。私が尋ねると「山で虎に襲われたとき急所を守るため」との答えでした。納得できるような出来ないような感じでしたが、これが彼らの文化なのです。しかし外の世界を知るようになり、最近の若い人の中には拒む人が出てきているそうです。

彼女は村よりもここの暮らしが気に入っていると話していました。そして今の悩みとか困っていることを尋ねると「腰痛」と言っていました。確かに時々立ち上がり腰に手をやりストレッチをしていました。

 

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