神子原は皆様のご支援により新しい一歩を踏み出せました!
ご支援いただきました皆様、
プロジェクトを広め、支えてくださった皆様、
神子の里や、出会った先々で励ましの声をかけて下さった皆様。
本当にありがとうございました!!!
『能登神子原米の純米大吟醸酒造りを通してふるさとを未来へ繋ぐ』
この取り組みが神子原の自立した里づくりの基礎となるように、
一つづつ丁寧に取り組んでまいりたいと思います。
【結果の御報告】
おかげさまをもちまして、支援目標金額を大きく上回り、達成率230%、460万円という驚くべき結果となりました!開始より2週間程で当初の第一目標として設定しました200万円を達成し、「ネクストゴール」にて400万円を目指しました。
ネクストゴール達成後も継続的にご支援をいただき、上記のような結果となりました。
事業計画としましては、もともと「農産物の直売所」として「能登神子原米の総販売元」として販路や販売スキルのベースはあるものとして、投資分はお酒の製品化に関わる部分だけで良いと考えました。
しかし、定番化を目指す商品づくりの計画としては甘いものであることが判明します。
開始にあたって、クラウドファンディング初挑戦ということも有りますが、目標額を達成しないと成立しない『購入型』としては達成が不安な額は設定できなかった為、自己資金で残りをギリギリ補えるであろう200万円としました。(実際はレディーフォー様へお支払いする手数料も考えて242万円が正確な目標金額でした)
しかし開始直後から好調に支援が伸び、短期間で200万円を突破した為、再度事業計画を見直しましたところ、酒類の販売(自己商標卸売免許や通販免許)に必要な申請や環境整備(インターネットの通販サイトの再構築や卸売に関わる営業費用、売り場の増設等)の予算が新たに必要である事が判明しました。。
さらに、委託醸造の製造場となる御祖酒造様からのアドバイスにより、『神子(純米大吟醸)』の販売用に新たに販売用リーチイン型の冷蔵庫の導入も検討しております。
それらを考慮し、
お米代金・製品化準備経費として支払い済みの140万円、
醸造費用150万円/容器包装代金180万円/広告宣伝費用・デザイナーと書家さんへの返礼50万円/冷蔵販売ショーケースのリース費用・月間2万円〜を含めると、実に520万円以上にもなります。
出来上がった製品1800本を完売したとして(2合ビン1,800円・4合ビン3,800円にて販売予定)それによる収益180万円から、製品化にかかる諸経費123万円を引くと約57万円の利益が残る計算になります。
次年度以降の製品造りを視野に入れると、初年度はどうしても嵩む「製品化、販売にかかる初期費用」となる約123万円は、来年からは金額が下がる部分ですので、製造経費などを抑え、毎年の利益幅から継続事業へと成長させる見通しも立ちそうです。
今年度産米の作況にもよりますが、来年にはもう少しお求めやすい『神子/純米酒』の醸造を御祖酒造様に依頼させていただきたいと考えております。
『地域の稲作農業とそこから生まれる文化』の保全にも理解の深い御祖酒造樣からのご提案もあり、近年石川県で開発が進む「新しい酒米品種」を、神子原地区の素晴らしい環境の棚田で育てる「神子原米の酒米」の新たなブランド化も視野に、試験栽培や計画栽培にも取り組めないか模索しております。
と同時に羽咋市と連携を図りながら「神子原自立地区拠点化計画」として神子の里を中心とした『見守り・配達・配食事業』や地区農産物を楽しめる『神子の里内イートインスペースの拡充』なども視野に入れた様々な取り組みを計画しております。
電子決済を組み合わせた見守りサービスや、ドローンや自走式草刈機等の制御を含むIOT技術、耕作地の集約化と地区内の棚田を包括して守る集落営農の組織化の中で地域雇用の創出も目指したいと考えております。
「インターン制度」や「大学との連携」も図り、問題解決に新しい視点や価値観を導入することを、若者の受け入れ体制、移住促進により実現したいと考えております。
神子原のこれからのチャレンジを引き続き応援いただきますことをお願いいたします。
『里を守る家族の一員』となられたご支援者の皆様がいつでも「おかえり」いただける土地であり続けます。
【リターンの発送状況について】
本日3月30日(土)ご支援をいただきました皆様に、それぞれご指定いただきましたリターンの発送スケジュールをメールにてご案内させていただきました。
大変お手数ですが、そちらをご覧いただき、お受け取りまで今しばらくお待ちくださいますようお願い申しあげます。
株式会社 神子の里
代表取締役社長 武藤 一樹