2013年の夏。東北へボランティアに行きました。

感じたのは、「被災地」と呼ぶことへの違和感です。

当時、東北はよちよち歩きながらも、すでに歩み始めていて、

その小さくとも大きな一歩はとても力強く感じました。

 

しかし、「被災地」という言葉で呼び続ければ、

いつまで経っても東北は〝特別な場所〟で、

東北の自らの歩みや希望を、「差し伸べる手」

が妨げることがあるかもしれない、と、思ったのです。

 

このプロジェクトで、

初めて「農福連携」という言葉を聞いた時もまた、

私たちの日常とは大きな隔たりがある

〝特別な人たち〟にフォーカスしているような気がして、

少しさみしい気持ちになりました。

しかし、それでも支援を考えたのは、

「農福連携」という言葉が

なくなる時代に期待したいと思ったからです。

 

よちよち歩きの赤ちゃんが、

やがて赤ちゃんと呼ばれなくなるように、

「農福連携」という言葉がなくなって、

それが当たり前になる未来を招いてください。

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