あるラブラドールのワンちゃんのお話

 

 

先日、家の前を一匹のラブラドールが通りました。

 

とても小さなワンちゃんでしたので、

 

（５、６ヶ月の子供なのかな？）

 

と思って、飼い主さんに聞いてみると、もう一歳を超えているとのことでした。

 

 

その子はあるショップで、「仔犬に見せるため」に食事制限をされていたらしく、

飼い主さんは「どうしても見過ごせ無くて引き取った」とおっしゃっていました。

 

 

 

 

私たちは「殺処分ゼロの実現」を掲げ、今回、会社を上げてクラウドファンディングに挑戦させていただきました。

 

しかし、私たちが本当に目指すものは数字だけの「殺処分ゼロ」ではありません。

 

だれかのエゴ、市場主義、大量消費。。

 

そうした、私たちの社会の暗い部分で真っ先に苦しみ、殺されてしまうのは、私が見たワンちゃんのような、ダンボールにまるでモノのようにして捨てられてしまうネコちゃんのような、声を上げられない小さな存在です。

 

私たちの新しいシステム「生まれる前に予約ができる」という仕組みは、そんな歯止めの利かない私たち自身のエゴを解消していく仕組みなんです。

 

店頭のショーケースで、「ぼくはどうして生まれたの？」という表情で、通り過ぎる人をどこかあきらめた目で見ていくワンちゃん・ネコちゃんではなく、

 

「生まれたその瞬間」から、望まれて祝福されたワンちゃん・ネコちゃんしかいない世界を目指したい。

 

誰にも望まれず、不幸な一生を終えてしまうワンちゃん・ネコちゃんを

「ゼロ」

にしたいのです。

 

そのためには、まだまだ私たちは無力で小さな声しかもっておりません。

 

今回、サイト制作費のみの最低限の資金回収に抑え、多くをリターン品に当てさせていただいた理由は

 

「一人でも多くの方に、私たちの取り組みを知って欲しい」

 

と考えたからです。

 

どうか、私たちに皆さまのお力をお借りさせてください。

 

そして、すべてのワンちゃん・ネコちゃんが幸せになる社会を一緒にめざしましょう。

 

 

まだまだ寒い日が続きます。どうか皆さまもお風邪をひかれませんよう、ご自愛ください。

 

 

担当　間