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支援総額

160,000

目標金額 900,000円

支援者
30人
募集終了日
2022年8月31日

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プロジェクト本文

本プロジェクトページをご覧いただき誠にありがとうございます!

 

ご興味を持っていただけるようでしたら、ご支援をご検討いただけますと幸いです。文章が少々長くなってしまいますが、どうぞよろしくお願いいたします。なお、診療明細書など一部の写真は主治医氏名、未承認薬名を伏せての掲出となりますのでご了承ください。

 

 

▼自己紹介

愛猫 百太郎(モモタロウ)

2021/11/16生まれ ロシアンブルーの男の子

三度の飯よりチュールより、新しいおもちゃよりも人が好き。どう考えても無謀な高さにジャンプで挑もうとするチャレンジ精神が衰えることを知らない。縦眉がチャームポイントのキュートボーイ。

名前には、強い男の子になって100年でも100万回でもいいから長生きして欲しい、という願いを込めています。

 

飼い主 石川

人間 アラサーのしがない会社員 女

幼少期から実家祖母宅で犬、猫、兎たちと共に育ちました。一人暮らし5年にしてペット可住宅に移り念願の愛猫を迎え入れるも、すぐに重病が見つかる。

当初は保護猫を検討していましたがrfbgc、諸般の事情により断念。その折にショップで5ヶ月という売れ残りを思わせる月齢の百太郎に出会いました。(この時の健康診断結果、遺伝子検査結果は共に良好でした)

奨学金返済中の身でもあります。

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

百太郎を迎え入れた当初、下痢の症状があり近医を受診しました。1週間ほどで軽快しましたが、翌週には咳の症状が見られ、それが治る頃にはくしゃみと風邪の症状が続き、週に1度の通院が習慣になっていました。

 

以下、これまでの経過

■5月30日(月)

仕事から帰宅し、百太郎の右眼球に血が滲むような赤いモヤを発見

かかりつけ医は診療時間外だったため別の病院に初診でかかりました

先生の所見では留守番中にどこかにぶつけちゃったのかな?ということで、目薬を処方していただきましたが帰宅してよく観察してみると、血ではなさそうだと感じ薬は使わず様子を見ることに

今思えば、この頃から私にべったりとくっつくように眠ることが多くなりましたが、体調不良だとすぐには気づくことができませんでした

 

■6月3日(金)

朝から元気がなくかかりつけ医へ

発熱が認められ、皮下点滴、皮下注射(インターフェロン含む)、また血液検査を実施

 

■6月4日(土)

前日と同様に皮下点滴、注射を実施

左眼にも赤いモヤの出現、元気と食欲低下が見られる

 

■6月5日(日)

朝8:00に立位から突然壁伝いに倒れる

痙攣のように両手足を前に突っ張りながら、4、5回聞いた事のないような低く大きな声で鳴いた後、数分してからよろめきながらも立ち上がれるようになる

午後には病院に行けるようになり受診するも明確な原因が特定できず前日と同様の点滴、注射を実施

(※この日の朝の様子はいまだに飼い主のトラウマです...)

 

■6月6日(月)

検査結果が出る

先生より、確信は持てないがFIPドライタイプを疑うとのお話、根本治療が難しい為これまでのような対処療法を行うことしかできない旨の説明を受ける

未承認薬を使うため費用は高額になるが、市内に積極治療を行なっているA病院があることも教えていただく

この日はまだ決断ができず、5日単位で行う点滴と注射の効果を見るまでは保留とする

皮下点滴、注射を実施

 

■6月7日(火)

皮下点滴、注射を実施

病前きれいなグリーンだった瞳が白く濁り始める

 

■6月8日(水)

かかりつけ医の休診日

飼い主不在の日中にほぼ飲まず食わずで寝ていることがわかり、A病院に急遽予約を依頼する

 

■6月9日(木)

A病院初診:体重2.24kg

・腹部エコー、血液検査、ネココロナ検査実施

・6月5日朝の様子からFIPドライタイプ後期を強く疑うとのこと

・眼球の症状はFIPで見られることの多いぶどう膜炎

・かかりつけ医での検査結果から貧血と肝臓の治療開始を勧められる

→未承認薬を使用した治療開始

(※市内とはいえ自宅とA病院はタクシーで1時間半の距離のため、この日の百太郎は移動だけでぐったりしていました)

↓この日の診療明細(主治医名を載せない条件で掲載許可をいただいています)

 

 

■6月10日(金)

未承認薬治療開始2日目にして元気、食欲に回復の兆しあり

おもちゃに戯れるようになる

 

■6月19日(日)

A病院2回目の受診:体重2.7kg

・諸検査結果が出て診断確定

・体重が増えたのに伴い内服量も増加

・貧血に対し内服継続、くしゃみの症状があるため猫風邪治療開始

・経過良好のため安心して様子を見れるということで、次回通院日は7月10日になりました

(※この頃には顔つきも病前に戻りすっかり元気になっていました!)

↓この日の診療明細(主治医名を載せない条件で掲載許可をいただいています)

 

↓検査結果(主治医名を載せない条件で掲載許可をいただいています)

 

 

□FIPとはどのような病気か?

2人の主治医に伺ったお話と、自分で調べた素人知識での説明になるのでご容赦ください。

詳細は下記など専門サイトが非常に参考になります。

参考:https://www.anicom-sompo.co.jp/nekonoshiori/4481.html/

FIP(猫伝染性腹膜炎)とは猫コロナウイルスが変異してFIPウイルスとなり発症します。

猫コロナウイルス自体は保有している猫は多く、便からであれば6割くらいから検出されるそうですが、これが血液から見つかると所謂「病気の状態」であると判断されるそうです。

このコロナウイルスですが、昨今人間社会で流行しているものとは異なるため、人にはうつりません。また、空気感染等ではなく血液を介して感染するそうで、例えば野良猫であれば感染の経路を特定することは難しいですが、母体感染といって母猫のお腹にいる時から原因を保有しており、生まれてからしばらく後にFIPのような病気を発症する子がいるようです。

そのため、FIPの発症年齢は若いことが多く生後数ヶ月の子猫の発症がほとんどだそうです。

また、子猫の時に発症し表面的には寛解し性猫になってから再発するケースもあるとのこと。

FIPには①体や脳などに炎症が起き肉芽腫ができる『ドライタイプ』と、②お腹や胸に不要な水分が溜まる『ウェットタイプ』、③それらの特性を持ち合わせた『混合タイプ』に分類され、さらに症状の進行によって前期・中期・後期で人間の病気でいうところのステージが表されます。

今回、愛猫の様子を近くで観察して身に染みて実感しましたが、非常に進行の早い病気です。こちらのページ(引用:https://pmj.asia-bhrc.com/fip/)によると「無治療の場合、中央生存期間9日」とのことで、発症から診断まである程度時間がかかると想定すると、飼い主が治療開始の決断をする猶予はほとんど無いのでは無いでしょうか。私自身の今回の判断と決断はギリギリだったのではと感じており、改めて本当に恐ろしい病気だと思います。



□未承認薬での治療とは?
先述の通り、FIPは致死率の高い病気であるのに対し、絶対的な治療方法や薬は未だ開発されていません。そのため、ごく一部の協力病院でのみ可能なペット保険の利かない非常に高額な未承認薬を使用して寛解を目指すことになります。

本ページでは薬名は伏せますが、今回はより使用例と治療のエビデンスに富んでいるものを選びました。他にも価格帯の異なる薬が選択肢としてあるそうですが、いずれも未承認薬であることに変わりなく今後の治療法確立には暫く研究が必要なようです。

因みに使用中の未承認薬は患者の病状と体重により量が細かく調整され、複数個の錠剤が処方されます。また、服薬の2時間前と1時間後は空腹にさせて、投薬時間は前日から誤差30分以内に固定する必要がある、治療は必ず84日間継続し寛解したか判断をするなど、非常にシビアな治療でもあります。

百太郎の場合は病状が「後期」ということで、最大量から投薬開始しています。

 

↓主治医より説明のあった体重と内服量の規定(未承認薬名をマスキングしています)

 

 

 

▼プロジェクトの内容

猫を家に迎えるにあたり金銭の負担については覚悟を決めた上ではありましたが、今回の治療費は完全に想定外であり、恥ずかしながら私の蓄えで賄う範疇を超えています。(これまでに発生したペット保険適用の治療、検査の支払いと通院時交通費でいっぱいいっぱいなのが現状です...)

 

まず、明細より1、2回目受診時の未承認薬代のみの金額を抜粋した合計額が下記の通りです。

1回目:130,680円(10日分)

2回目:357,742円(20日分)

 

治療開始1ヶ月(30日分)で合計488,422円ですが、先述の通り今後の体重増加に伴い薬代も高くなります。

主治医より、百太郎は成長期のオス猫のため、治療後半はもっと薬の量が増えることになると説明を受けています。実際、開始から10日の間に内服量が100mg増えています。

以上から、現時点の概算で1,500,000円超が発生する見込みです。

 

そこで、未承認薬の代金についてみなさまに支援をお願いできればと考えています。

当然ご支援いただいた金額は全て百太郎の治療費に充てさせていただきます。

 

【目標金額900,000円の根拠について】

目標金額が達成できた場合、Ready forのシステム利用料(税別)12%+税10%にあたる118,800円を引いた781,200円が実際の受け取り金額になる予定です。

上記金額は治療終了までの概算費用のおよそ半額となるため、残り半分を私の持ち出しで負担するものとして目標金額を設定させていただきました。

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

百太郎のFIPの寛解を目指して84日間の通院、投薬を続けます。

 

 

▼リターンについて

本プロジェクト企画時に、偶然にも別件でイラストレーターのMikiZONEさま(https://lit.link/mikiznne/)に百太郎のイラストを作成していただいており、今回リターン品へのイラスト利用をご快諾いただきました。

リターン品の用意は高額なご支援に対してのみとなっており大変恐縮ですが、そもそもが資金集めを目的としたプロジェクトであるためご承知おきいただけますと幸いです。

 

 

▼お問合わせ先・近況の確認

ーーーーーーーー
▶︎ ペット保険による補償の有無。補償がある場合は、補填対象の治療名と金額:

【無(ペット保険に加入しており、検査費用や猫風邪治療の薬は一部保険適用となりますが、今回の未承認薬については一切の補償はされません)】

 

▶︎ 万が一亡くなってしまった場合の資金使途:

【考えたくはありませんが動物の命であるため、治療中に亡くなる可能性もあるかと思います。その際にはその時点までに発生した治療費に充てさせていただくことになりますので、あらかじめご了承ください。】

 

プロジェクト実施完了までの間に、治療方針や治療の要否に変化が生じた場合、支援者の皆様、READYFOR事務局に速やかにお伝えします。

 

▶︎ 本クラウドファンディングに関するお問合せは以下までご連絡ください。
連絡先:【連絡先:parade326@gmail.com】

SNSからのお問合せでも構いませんので、ご質問等含めお気軽にお声かけください!

Twitter:@Mo_mo_tarou_3

 

READYFOR事務局:ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関しては、以下のガイドラインもご確認ください。
ペットの治療費用を集めるクラウドファンディングに関する当社の考え(https://legal.readyfor.jp/guidelines/launching_project/pet_care/
ーーーーーーーー

プロジェクト実行責任者:
石川萌乃
プロジェクト実施完了日:
2022年9月1日

プロジェクト概要と集めた資金の使途

84日間の治療終了予定が8月末になります。 資金は治療費に充てさせていただきます。

リスク&チャレンジ

プロジェクトに必要な金額と目標金額の差額について
ご支援いただいた金額+自己資金を治療費に充てさせていただきます

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