母子保健担当者の方から応援メッセージをいただきました！

母国語で相談できる人がいない、一緒に手続きに行ってくれる人がいない、助けてくれる人がいないということは、在日外国人の妊産婦にとってどんなに心細いことでしょうか。

そんな不安の中での出産を迎えたひとり親のAさんは、帝王切開の出産後に、区役所への出生届や大使館・入管への手続きを、すべて一人でしなければなりませんでした。

提出期限が迫る中、新生児を連れての手続きは過酷なものでした。

長時間の待ち時間で貧血を起こし、窓口で倒れてしまったこともありました。

NPO法人Mother’s Tree Japanは、不安で押しつぶされそうになっていたAさんに親身になって寄り添い、一つずつの書類を確認し、必要があれば翻訳し、窓口へも同行して最大のサポートをされました。

行政ではできないきめ細やかな支援で、私たちもどれだけ助けていただいたでしょうか。

NPO法人Mother’s Tree Japanの支援のおかげで、Aさんは無事に期限内に手続きを済ませることができ、体調も回復されました。

「日本が嫌いになる」と言っていたAさんの目から涙があふれ、日本への感謝の言葉が語られました。

今後も、NPO法人Mother’s Tree Japanの活動が地域の皆さんとともにあり、親子さんの幸せのために発展していけますように！

東京都母子保健担当者O様より