《東成瀬村》「美しい村と彗星」Tシャツのご紹介

　秋田県東成瀬村付近から撮影したネオワイズ彗星。コロナ禍により、地上では移動の制限を強いられていた2020年の夏、夜空ではネオワイズ彗星がその活動のピークを迎えていました。しかし彗星が最接近する7月は雲が多く、東成瀬村付近では撮影条件に適した夜が少なかった中で捉えた１枚です。彗星が次に太陽に近づくのは5000年以上先とのことです。東成瀬村は「日本で最も美しい村」連合加盟村であり、「美しい星空日本一」と呼ばれる村でもあります。

　この写真は「季刊 日本で最も美しい村」のカメラマンとして、多くの美しい村取材に同行してもらっている田村寛維さんの撮影。田村さんとの最初の出会いは、2013年9月の東成瀬村中学校の教室でした。その日、2年生の教室では、道徳の授業を「郷土を愛する心」というテーマで私たちを迎え入れてくれていました。その授業の撮影のために、田村さんはお隣の湯沢町から駆けつけてくれたのです。

　その日から長きに渡り取材をご一緒しています。普段はスペシャリティコーヒー豆専門の焙煎と、その豆で淹れるコーヒーを提供するカフェを２店舗、湯沢市と横手市で運営されている田村さん。毎回、お店のシフトをやりくりして、スタッフの方まで撮影アシスタントとして同行してくれています。そして田村さんとスタッフ、私は３人とも乙女座なのでした。やはり星空は大好きなようです。

　そんな田村さんが昨年の夏に、5000年に一度のネオワイズ彗星を狙うため、山間の場所に通って射止めた１枚です。雲が出てる夜が多く、なかなか良い撮影条件には恵まれなかったとのこと。その１枚を今回のリターン品としてTシャツにデザインしました。地上が美しい村であるから、星空も美しく見える。5000年に一度のロマンティックな出会いを胸に埋め込みます。

「美しい村と彗星」Tシャツ　（男女兼用）

白、黒の２色展開。
サイズは、S、M、L、XL、3Lの５サイズです。

2013年9月18日 東成瀬村