創建1604年「箱根あじさい寺」参道を整備し、多くの方とご縁を。

支援総額
目標金額 1,000,000円
- 支援者
- 15人
- 募集終了日
- 2019年9月27日

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- 6,320,000円
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- 465,000円
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- 現在
- 83,000円
- 支援者
- 5人
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- 37日
プロジェクト本文
創建1604年「箱根あじさい寺」。再興に向けた一歩にご支援を。
このページをご覧いただきありがとうございます。阿弥陀寺住職の水野賢世(みずのけんせい)と申します。当山は慶長9年(1604)箱根、塔の峰の山中にて弾誓上人が修行中に開いた浄土宗の寺です。徳川14代将軍に嫁いだ皇女和宮内親王のお位牌も預かっております。
私の代となってからも「紫陽花と琵琶の寺」として切り盛りして来ましたが、たった一人で運営をしておりますので、本堂の老朽化や参道石段も壊れて早急な修繕が必要な有り様です。50年間ひとりで守ってきましたが、歴史ある寺の存続が危うい状況です。
檀家数も20軒を下回り(専業住職として生活するには檀家さんは300軒ともいわれています。)、整備資金はとても足りません。 どうか皆様より支援をいただき、本堂、参道修繕に着手し、古刹復興に向かってスタートしたく、よろしくお願い申し上げます。
「あじさいと琵琶の寺」と呼ばれるように。本殿と私のこれまで。
ー24歳。振り返れば大波乱の幕開けでした。ー
箱根登山鉄道・塔ノ沢駅から山道を20分ほど登ると、阿弥陀寺はあります。
大学卒業間近の2月のことです。子どもの頃より「山寺の和尚さん」に憧れていた私は将来への楽しみに胸躍る24歳の時、入山しました。
しかし、荒れ放題の寺は雨が降ると本堂は雨漏りでバケツを19個も必要としました。整備、修理をしなければならない箇所は山ほどあり、まさに「廃寺寸前」。想像していたような理想は崩れ、大波乱の幕開けでした。

ー極楽浄土のように花でいっぱいに!あじさい寺と呼ばれるまでー
当時の檀家さんは2軒のみ、観光地の箱根にあっても、余りにも不便だったため参拝者は「道に迷った人」ぐらいの有様でした。ほんとうに収入が無く、人が来る寺にする為に何をするのがいいのだろうと悩む毎日。そして取り組んだのが紫陽花を植えることだったのです。
「極楽浄土のように花でいっぱいにしたい!」その想いでコツコツ進めました。
一本、また一本。知人や協力者から紫陽花の苗木をいただき、こつこつと植えてゆきました。おかげで今では6月から7月中旬にかけて見事な花が咲き誇り箱根の紫陽花寺と呼ばれるようになりました。
ーたくさんの方に来て欲しい。孤独な道路工事ー
次に取り組んだのは道路です。塔ノ沢駅からは長い石段の通称(男坂)がありましたが、重い荷物を背負って上り下りする苦労は耐えがたいものがございました。たたみ一畳を運ぶのも何度も休憩しなければ運べません。
「何とかして車で登ることが出来ないだろうか」と、スコップ、ツルハシ片手に土木作業を始めました。
しかし、来る日も来る日も木を切り、根を抜き土運び石運びの毎日でしたが一向に進まない。人間一人の力ではなにも出来ない。これほどまでに無力な自分が、どう頑張れば道が出来るのだろう。だんだんと自身の心が病んでゆくのがわかりました。
このような時、私の心の支えになっていただいたのは仏様です。無心になってお経を唱えました。
折れる心に鞭打って15年が過ぎました。協力者もあり、車道が完成。24kgのガスボンベを背負い、山道を登る苦労が無くなった瞬間は本当に嬉しかったものです。

ーそして、琵琶法師になること決意ー
いつしか時は流れましたが、あいかわらず参拝者はほとんど増えない状況でした。もっとたくさんの方に来ていただきたいと一念発起、58歳から琵琶を習い始めました。
それはもう必死でした。一日に何時間も声を張り上げ練習しました。幸いにも山寺ですので、近所迷惑も関係なし、琵琶を抱いて寝たほどに頑張りました。そして7年がたち、全日本琵琶コンクールで優勝を頂くことができ、演奏会などの開催で参拝される方を招けるまでに。
そして今では当山は「あじさいと琵琶の寺」と呼ばれるようにまでなったのです。

文化遺産までの参道を整備し、多くの方にお越しいただけるように
ここまでやっとの思いで守り続け、地域皆様の信仰を受け継いでまいりました。
しかし、現在参道のいたるところで風雨による崩落がみられ、歴史的文化遺産である奥の院(弾誓上人の修行洞窟)への参道は荒れ果てて、お参りすることも困難になっております。
参道の全体像はこちら
貴重な文化遺産を後世に引き継ぐことは私達の責務だと考えております。しかし、全てを整備するとなると1千万円以上の費用がかかります。20軒の檀家様をはじめ、ご縁のある方のご支援を募るも限度がございますので、なかなか工事が出来ない状況です。クラウドファンディングを利用させていただき、広く皆様方よりご支援を賜りたいと思います。
■具体的な内容について■
本堂および奥の院への参道は徒歩30分ほどの山道です。しかし、今回のプロジェクトは参道全域ではなく、予算を抑えて通行危険な箇所の部分的工事を行うものです。
具体的には公道から山門までの崩落した石段の復旧工事(約30m)と奥の院の山道(約40m)を整備いたします。第一目標が達成し、さらに資金が得られれば石段に手すりを付けたり、参道脇の樹木の手入れを行いたいと考えます。
■スケジュール■
着工:2019年10月〜
工事完了:2020年4月

「箱根あじさい寺」を箱根の観光地としても盛り上げていきます。
徳川家光3代将軍の頃より、大政奉還による徳川幕府の終焉、そのような激動の時代に皇室から徳川14代将軍に嫁いだ皇女和宮内親王のお位牌を預かる寺院を、後世に引き継ぐためにもこのプロジェクトを是非とも成功させたいと願っております。
そのためにもまずは、参道を整備し、多くの方により気軽に参拝していただき、あじさいや琵琶の演奏を楽しんでいただきたいと考えております。
その後、箱根の自然や温泉地としての魅力に加え、文化遺産である阿弥陀寺を広く紹介し、参拝者(観光客)が容易に往来できる環境を整備します。そして、地域においても観光資源としての役割も発揮し、貢献できるよう尽力してまいります。
どうか皆様の温かいご支援をよろしくお願い申し上げます。

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プロフィール
みずのけんせい 阿弥陀寺第38代住職。1943年2月20日、神奈川県平塚市の大念寺の次男として生まれる。大正大学卒業後の67年10月、阿弥陀寺に入山。浄土宗の吉水流詠唱という宗教の舞踊と歌の指導者でもあり、書道の指導も行う。水野森水(みずの・しんすい)の名で琵琶のプロ奏者として活躍。2005年、錦心流琵琶全国一水会「皆伝」を取得。第47回日本琵琶楽コンクール」で1位に選ばれた。今年76歳
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リターン
10,000円

ご縁むすび応援(あじさい)
●お礼状
●支援者様のお名前を読み上げての祈願読経いたします。
●延命地蔵尊のぼり旗(お名前を記入)を奉納いたします。
のぼり旗は境内各所にお建て致します
- 申込数
- 0
- 在庫数
- 50
- 発送完了予定月
- 2019年12月
3,000円

ご縁むすび応援(さくら)
ささやかでございますが
●お礼状
●特別ご朱印(半紙)を送付させていただきます。
お持ちのご朱印帖にお貼り下さい
- 申込数
- 4
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2019年12月
10,000円

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- 2019年12月
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- 2019年12月
プロフィール
みずのけんせい 阿弥陀寺第38代住職。1943年2月20日、神奈川県平塚市の大念寺の次男として生まれる。大正大学卒業後の67年10月、阿弥陀寺に入山。浄土宗の吉水流詠唱という宗教の舞踊と歌の指導者でもあり、書道の指導も行う。水野森水(みずの・しんすい)の名で琵琶のプロ奏者として活躍。2005年、錦心流琵琶全国一水会「皆伝」を取得。第47回日本琵琶楽コンクール」で1位に選ばれた。今年76歳














