拠点について考える

こんにちは。

 

出張が多い仕事の仕方をしていたので、拠点は郡山なの？と聞かれることもよくありますが、私は出身は郡山ですが拠点にはしていません、とお答えしています。

 

本当はここが拠点で仕事が成り立てばどんなに気が楽だろうと思います。

今期は自分以外も売上が厳しい方が多かったようですが、ポップアップ出店売上が前回比３割減になるのを見る度に、ハンドメイドフリマみたいなところでこの帽子を３０００円均一で売っぱらってしまえたらどんなに楽だろう、と何度も思いました。

 

でも、そういう仕事の仕方をメインにしていてはビジネスレベルは低いままになるし、生活が成り立ちません。

 

近くにいるからとりあえず来てもらおう、で呼んで頂く存在であっては、売上を一緒に背負って頂けません。

 

売上が振るわなかったときに、せっかく来てもらったのに申し訳なかった、と頭を下げてくださる企業様はなかなかいらっしゃいませんが、そうして頂いたところで売上は変わらなくとも、私共の心のトゲトゲは無くなって、今後の良いお付き合いに繋がります。

私自身も作家さんにお仕事を振る立場の時に、売上が振るわなかったときにはずっとそうして来ました。

 

でもそんな思いはもうしたくないし、そんな仕事をさせないために、センスも技術も人柄も素敵な人とだけ仕事をすると決めたからこそ、セレクトショップを通常業務から外して、自身のブランドを確立させようとしています。

 

私はこれからも県外にも海外にもどんどん出て、どんどん良いものを地元に持ち込んで、作家という仕事が稼げる手段の一つになるきっかけ作りが出来るように努力を続けます。

 

プロジェクトが残り17日となりました。

セレクトショップ業務が終了したので、遅くなってしまいましたが、やっと本腰を入れてこのプロジェクトに取り組めます。

 

ひどい扱いを受けるプロが一人でも減るように、そして自分の能力を勘違いして良い交渉ができない素人が一人でも減るように、この仕事がビジネスとして成り立つようにするために、ご支援をお待ちしております。