人・地域・環境を未来へつなぐ。薪窯パン屋カフェを江田島に!

人・地域・環境を未来へつなぐ。薪窯パン屋カフェを江田島に!

支援総額

4,540,000

目標金額 3,000,000円

支援者
261人
募集終了日
2020年1月31日

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プロジェクト本文

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【達成のお礼とネクストゴールについて】

 

皆さまのあたたかいご支援のおかげで、目標の300万円に到達することができました。本当にありがとうございます。心より感謝を申し上げます。


皆さまからのお心、愛情がお店に注ぎ込まれ、それだけで素敵な場所にしていただいていると実感すると同時に、身の引き締まる思いでいっぱいです。


今回いただきましたご支援は、薪窯の製作費用として大切に使わせていただきます。ありがとうございます。応援のメッセージも目頭を熱くしながら拝見しております。


このプロジェクトは1月31日までとなりますので、残りの期間で、次の目標であるネクストゴールを400万円と設定し、挑戦を続けることにしました。今後いただいたご支援は、店舗改装費の一部として大切に使わせていただきたいと思います。


オープンに向けてしっかり頑張りますので、どうぞ変わらぬご支援をよろしくお願い申し上げます。


しまのぱん souda! 西村京子
(2019年12月16日追記)

 

「souda」は、
「空」「海」「大地」の頭文字。

広く澄んだ空、青々と美しい海、

オリーブや柑橘が根を下ろす大地。


恵み多き自然豊かな江田島で、

島の食材、島の薪木、島の地下水を使って、

島のパンを焼きます。

 

江田島への恩返しの想いを込めて。

パンで「笑顔」と「幸せ」を作りたい。

 

はじめまして。「しまのぱん souda!」開店準備中の西村京子と申します。


大学を卒業してから、ケーブルテレビ局で番組制作一筋18年間。パン好きが高じて、パン屋さんになりたいと思ったのは、30歳を過ぎてからのことです。

 

パン屋さんの扉を開け、広がる香りが、何よりも幸せになれる香りだと思いました。そして発酵の世界の奥深さに触れ、人が及ばない世界に宇宙を感じました。

 

地域おこし協力隊のご縁でつながった江田島市と私。

国産の麦、自家培養発酵種、シンプルな素材で、日々に寄り添うパンをつくりたい。
彩りには、江田島・能美島、地域の食材を使い、島の農家さんと人々をつなげたい。
薪窯には、島の剪定木や伐採木を使い、資源を循環させたい。

乳酸菌や酵母菌という微生物とメラメラと燃える薪の火、どちらも到底人が及ばない力、その力を借りて、小さな私が、誰かが笑顔になれるパンを焼きたい。

 

地域おこし協力隊の任期中、地域とみなさんに支えてもらった3年間。恩返しの想いも込めて、人と人がつながる場所と、「食べる」を通じて日々に「笑顔」と「幸せ」を作りたいと想っています。

 

2020年3月にオープン予定の「しまのぱん souda!」に薪窯をつくるため、クラウドファンディングに挑戦します。みなさまのご支援、よろしくお願いいたします!

 

 

パンとオリーブで

人・地域・環境を未来へつなぐ。

 

私は2016年4月〜2019年3月の3年間、江田島市の地域おこし協力隊として「オリーブ普及員」の命を受け、江田島市のオリーブのPR活動に従事してきました。

 

赴任したときは、まだオリーブの収穫量はわずかで、今では人気のオリーブの6次化施設「江田島オリーブファクトリー」はオープン前と、江田島市が特産化を進めるオリーブに認知度はまだまだ低いものでした。

 

江田島市のオリーブを知ってもらい、ファンになってもらうために「とにかくやってみる!」の精神で何でもしました!

 

オリーブ社会見学を行いました

 

江田島市のオリーブの今を届ける広報紙「オリーブだより」の発行(年4回)や、よりオリーブやオリーブオイルを身近に感じてもらうためのワークショップなど「オリーブ講座」(ほぼ毎月)は3年間続けてきました。

 

島の特産品としてオリーブを普及することに奮闘した3年間。江田島市の自然の豊かさ、人々の温かさに魅了されました。

 

オリーブで冠作り

 

パン屋オープンを目指していましたが、地域おこし協力隊での活動を通して、気づいたことが2つあります。

 

1つ目は、島にはおいしい素材がたくさんあること。オリーブをはじめ、柑橘やイチジク、四季折々の野菜など山のもの。牡蠣やしらすなど海のもの。他にも猪肉なども。恵み多き江田島の食材を余すことなく使いたいと思うと同時に、手間暇かけて一生懸命作っていらっしゃる生産者さんの想いも、消費者に届けたいと思うようになりました。

 

2つ目は、江田島市には気軽に立ち寄り情報を交換できるコミュニティスペースが圧倒的に少ないこと。気軽に集えて、お喋りできる場所が島の中に一つでも二つでも増えると良いと実感しています。そこでカフェスペースを設けたパン屋カフェを作りたいと思うようになりました。

 

元々の夢だったパン店。3年間で造詣を深めることができたオリーブ。パンとオリーブは、江田島のさまざまな食材をつなぐことができます。生産者さんと消費者の方をつなぎ、人と人をつなげる、そんなパン屋カフェを開きます。

 

地域おこし協力隊の卒業式。島のみなさんといっしょに

 

恵み多き江田島のパン屋カフェ

しまのぱん souda!

 

しまのぱん souda!では、シンプルな材料で、日々に寄り添う食事に合うパン、滋味深くうま味のあるパンを、薪をくべる石窯で焼きます。店名の"souda"は「空」「海」「大地」の頭文字です。

 

お店は、昭和中期の民家を、廃材などを使って、プロの手をお借りしながら、自分でもDIYで改修しています。縁側や畳のあるパン屋です!

 

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この民家を改修してパン屋カフェに!
お店の外観イメージ

 

ここで、わたしのパン作りについて少しお話させてください。

 

いつかパン屋さんになりたいと思っていた頃からパン講座や、月1回のパン教室、その他のパン教室でパンを学び、イベント出店などをしていました。

 

開業に向けて本格的に学んだのは、今年の5月から9月まで。広島市の石窯パンのお店「ブーランジェリードリアン」で住み込み研修を受けました。私が薪をくべる石窯での開業を目指すきっかけになったパン屋さんで、宇宙一大好きな、心から尊敬するパン屋さんです。全国から研修を希望する方が殺到する中、幸運なことに、受け入れていただき、みっちり教えていただきました。

 

研修中は、寝ても覚めてもパンを焼くことだけを考えていました。これほどまでに一つのことに集中したことは、大人になって、なかったかもしれません。

 

これまでの学びを活かし、念願の自分のパン屋で心を込めてパンを焼きます。

 

窯入れ前の様子
窯入れの様子
ドリアン田村師匠と

 

souda!のパンには、オリーブを中心に島の食材を取り入れ、どのパンもオリーブで起こした酵母を種継した自家培養の発酵種を使い、じっくり発酵させます。発酵種に含まれる乳酸菌の作用により、消化良く、日持ち(2~3週間)します。日持ちするパンは食品ロスの減少にもつながります。

 

看板メニューは、オリーブパン。江田島産のオリーブの新漬けをたっぷり練りこみます。 優しい塩味がくせになります。オリーブの新たな特産品としても焼いていきます。この他に、オリーブオイルブリオッシュやカンパーニュ、フォカッチャ、パンドミなど、常に4、5種類のパンを焼きます。

 

ハード系のパンは、まだまだ一般的ではなく、高齢化が進む江田島にはそぐわないかもしれません。しかしながら、乳酸菌によってしっかり分解されたパンは身体に負荷がかかりにくく、身体に優しいパンとも言えます。

 

日々に寄り添った優しいパンを提供したいと思います。実はお味噌汁や納豆にも合う!というように、食べ方も提案していきます。

 

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看板メニューのオリーブパン
オリーブオイルブリオッシュ
カンパーニュ

 

島の食材を使うだけでなく、薪窯で伐採木などを活用し、島の資源を循環させます。一部のパンやお菓子の量り売り、おしぼりなど使い捨て商品の不使用、マイバック割引、牡蠣筏に使用されているプラスチックパイプ回収によるプレゼント進呈なども実施します。

 

江田島市の豊かな自然環境を次の世代へつなげるよう、身近に取り組める小さなことから、人、地域、環境を未来へつなぐ、持続可能な社会を目指します。

 

 

縁側や畳があるパン屋なので、普段のイライラを忘れて、井戸端会議ならぬ、縁側会議でゆっくりお喋りしにきてもらえたら。何年か後には、畑のオリーブも育ってきます。オリーブ畑を眺めながら、とにかくゆっくりと過ごしてもらいたいです。

 

堅苦しいことは何もないので、地域の方々にとって、本を読んだり、お昼寝したり、思い思いに過ごしていただける場所になったらいいなと思っています。

 

<しまのぱん souda!>

住所:広島県江田島市大柿町大原1637-1

オープン予定日:2020年3月

 

お店のイメージ

 

 

ー江田島の生産者さんとともにー

 

しまのぱん souda!は、できるだけ地産地消に努め、生産者さんの想いを大切に消費者につなぎます。ご縁でつながった江田島の生産者さんとともに、おいしいパン作りを目指していきます。

 

オリーブ生産者、小松さんご夫妻。常にきれいに手入れされた畑ですくすく育ったオリーブは、収穫期にはキラキラ輝く果実が実ります。

 

 

同じくオリーブ生産者、川口さん。「川口農園きゃとりーぶ」として、オリーブの商品化を頑張っていらっしゃる江田島市オリーブ栽培者の会の会長です。

 

 

「おきらくや」の吉岡ファミリー。農家でありながら、島で問題になっている害獣の猪を駆除し、猪肉の加工販売を行っています。食育にも力を入れている農家さんです。

 

 

「はつはな果蜂園」松原さん。宮島や江田島でITを駆使して養蜂を行っています。江田島の太陽をしっかり浴びた果樹園で採れる蜂蜜は、香り高く、味わい深いのが特徴でパンにもよく合います。

 

 

この他にも、無農薬で魂のこもった野菜を作っている「みのり」さんや、島の産直で出会ったおじいちゃん、おばあちゃんたちが手塩にかけて育てた旬の野菜や果物を使います。

 

 

 

ご支援の使い道について

〜パン屋カフェの核!薪窯を作ります〜

 

今回のプロジェクトでは、みなさんからご支援をいただいてパン屋カフェの核となる薪窯を作ります。

 


今回作る薪窯は、フランスに古くから伝わる昔ながらのフランス式の薪窯。パンを焼く場所と薪を燃やす場所が分かれています。パンを焼く場所の下の燃焼室で薪を燃やし「グラ」と呼ばれるパーツから火を噴き出させて窯内を温めます。燃焼効率が良く、環境にも優しいのが特徴です。


薪窯で焼いたパンは、香り高く、表面はパリッと、中はしっとり。

 

島の資源を循環させるべく、薪には島の伐採木や剪定木を使います。剪定をたくさんするオリーブの枝も薪をくべる最後にくべ、オリーブの木の香りを窯に届けます。

 

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開業の経費を抑えるために、店舗はできるだけ、廃材を使ったり、自分たちのDIYで改修することにしたのですが、昭和中期の民家の購入や浄化槽の設置、石窯の製作など、思いのほか、資金が必要だと分かりました。そこでクラウドファンディングへ挑戦することを決めました。

 

しまのぱんを支援してくださるみなさんとともにオープンし、みなさんの想いをつなげる場所にしていきたいと思います!

 

<オープンまでのスケジュール>

11月~12月 店舗改修

12月中旬~2月初旬 石窯づくり

1月~2月 椅子などの店内備品づくり

2月中旬~ 石窯あたため&試作

2020年3月 しまのぱん souda!オープン 

 

<資金使途>

パン屋カフェ開業には総額1500万円以上の資金が必要ですが、今回のみなさまからのご支援は【薪窯製作費用 300万円】として大切に活用させていただきます。

 

現在も工事を進めています

 

ここに薪窯を作ります!

 

この場所と、特産品づくり。

できることから1歩ずつ、島を盛りあげる。

 

今回のプロジェクトを通して、「オリーブパン」というオリーブにからめた島の新たな特産品ができます。


島にまだ足りていないコミュニティスペースとなり、食べることを通して、様々な人が交じりあうことで、ますます地域の盛り上がりにもつながっていくと思います。


人と人がつながり、地域や環境が未来へつながる場所。この場所と特産品づくり。高齢化率が44%を超えるこの島を盛り上げる一歩を踏み出します。

 

みなさまのご支援、応援をよろしくお願いいたします。

 

 

 

ーリターンに関するご注意事項ー

本プロジェクトのリターンのうち、【お名前掲載】に関するリターンの条件詳細については、リンク先(https://readyfor.jp/terms_of_service#appendix)の「リターンに関するご留意事項」をご確認ください。

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プロフィール

広島市のケーブルテレビ局で番組制作18年、いつか穏やかな瀬戸内の島でパン屋さんを開きたいと、江田島市地域おこし協力隊オリーブ普及員に応募。3年間の任期を経て、江田島市とオリーブに魅了される。オリーブオイルソムリエとUMAOオリーブオイル鑑定士の資格を取得し、オリーブとパンで、誰かを笑顔にしたい。オリーブとパンで、人を、地域を、環境を未来へつなぎたいと、パン屋カフェ開業に向けて準備中。

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リターン

5,000


souda!を応援|皆さんの想いを窯に焼きこみます

souda!を応援|皆さんの想いを窯に焼きこみます

・初窯の祈祷の際に、皆さんから寄せていただいたメッセージを書いた木を燃やし、皆さんの想いを窯に込めさせていただきます。
・窯のレンガにお名前も書かせていただきます。

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

5,000


souda!の仲間に!|souda!オリジナルエコバック

souda!の仲間に!|souda!オリジナルエコバック

・souda!オリジナルエコバック
お買い物のときにこのバッグを持ってきていただくと、お買い物料金から3%お値引きします。

申込数
35
在庫数
65
発送完了予定月
2020年3月

5,000


souda!を応援|皆さんの想いを窯に焼きこみます

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・初窯の祈祷の際に、皆さんから寄せていただいたメッセージを書いた木を燃やし、皆さんの想いを窯に込めさせていただきます。
・窯のレンガにお名前も書かせていただきます。

申込数
21
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2020年3月

5,000


souda!の仲間に!|souda!オリジナルエコバック

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・souda!オリジナルエコバック
お買い物のときにこのバッグを持ってきていただくと、お買い物料金から3%お値引きします。

申込数
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在庫数
65
発送完了予定月
2020年3月
1 ~ 1/ 18

プロフィール

広島市のケーブルテレビ局で番組制作18年、いつか穏やかな瀬戸内の島でパン屋さんを開きたいと、江田島市地域おこし協力隊オリーブ普及員に応募。3年間の任期を経て、江田島市とオリーブに魅了される。オリーブオイルソムリエとUMAOオリーブオイル鑑定士の資格を取得し、オリーブとパンで、誰かを笑顔にしたい。オリーブとパンで、人を、地域を、環境を未来へつなぎたいと、パン屋カフェ開業に向けて準備中。

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