プロジェクト終了のご報告
こんばんは。髙橋 竜です。
去る 03月24日 06:00 に私から「修復工事完了のご報告」、そして同 07:00 に坂井利優君から「ぼくたちを応援してくださった皆様へ」と題してそれぞれ新着情報にて修復工事が無事に終わったこと、そして私たち二人からそれぞれのメッセージを書かせていただきました。
ここに改めてこのクラウドファンディングプロジェクト終了のご報告をさせていただきます。554名というこれほど大勢の方々が私たちの思いを受け止めてくださり、寛大なご支援をいただけたことに心より感謝申し上げます。直接的なご支援だけでなく、情報を直接またはSNSなどを通して拡散するために隠れた努力をしてくださったさらに大勢の方々およびメディア各社にも深く御礼申し上げます。さらには、このプロジェクト開始前から終了後に至るまでナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会のゆうちょ口座に直接寄付をしてくださった方々に対しても心より感謝いたします。
ここで、修復基金に30万円というまとまった寄付をしていただいた団体(私もメンバーの一人ですが)をご紹介させてください。
Japanese Railway Society (JRS, 英国日本鉄道友の会 http://www.japaneserailwaysociety.com/) という、英国に本部を置き英国を中心に日本を含め世界約10か国に日本の鉄道愛好者のメンバーを300人以上持つ団体で、足場代の一部としてその基金からご支援をいただきました。この場をお借りして、JRS に感謝申し上げると共に、特に今回のプロジェクトの件で理事会とのコミュニケーションで多大なご協力をいただきました日本地区調整者 Anthony Robins 氏に御礼申し上げます。
こうして皆様のおかげで、必要経費の半分近い金額を調達することができました。本当にありがとうございました!
施工していただいた、東京都中野区に本社を置かれる「司機工株式会社」様及びその協力会社各社様にもその素晴らしいプロの技に敬意を表すとともにこの場をお借りして深く感謝申し上げます。
そして最後に、このプロジェクトに協力して大活躍してくれた坂井利優君、本当にどうもありがとう!!そしてご快諾くださり、最初から最後までフルサポートいただいたご両親にも深く御礼申し上げます。
利優君と私の夢は同じです。これから、利優君と皆様からいただいた温かい応援を胸に、持続可能(サステナブル)な形での保存とその背景にあるより重要なテーマである、この20系客車を開発した昭和30年代の国鉄を率いられていた十河信二第四代国鉄総裁と島秀雄技師長のお二人のもとに結集したいわば「ドリームチーム」が残された愛と情熱という思いがこれからの世界に広がるためにできることをやって行く所存です。
今後とも引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
車体の青15号塗装が終わり、クリーム1号の帯位置を入れる作業が始まった頃(3/8)
マスキングテープで位置を決めて行きます(3/8)
帯の部分を残してすべて覆われた状態(3/8)
帯が入ったばかりの状態。とても美しい塗面の仕上がりで、写真を撮影する姿が写り込んでしまうほどです。(3/9)
急行仕様では省略されていた折戸扉にも美しい帯が入りました。(3/9)
【収支報告】
収入
READYFOR(手数料が差し引かれた残額)... 4,799,964円
修復基金(JRSからの寄付含む) ... 540,256円
髙橋 竜 ... 5,524,606円
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合計 ... 10,864,826円
支出
工事費(足場代、産廃処理代含む)... 9,619,032円
返礼品費 ... 1,006,556円
諸経費(送料、封筒代含む)... 142,038円
動画制作費 ... 97,200円
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合計 ... 10,864,826円
【リターンの発送状況について】
すべて発送済みです。何らかの手違いにより「まだ届いていない」という方がいらっしゃいましたら、お早めに info@blt-journey.com までメールをいただけますと幸いです。
【今後について】
ナハネフ 22 1007修復プロジェクト委員会 Facebook ページにて最新情報を発信して参ります。まだの方は、是非こちらのページをフォローいただければと存じます。
ナハネフ22 1007修復プロジェクト委員会
会長 髙橋 竜