家庭を頼れない若者の自立支援|金銭教育と貯蓄推奨プログラム、始動へ

家庭を頼れない若者の自立支援|金銭教育と貯蓄推奨プログラム、始動へ

寄付総額

4,615,000

目標金額 2,000,000円

寄付者
220人
募集終了日
2023年2月28日

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2023年12月01日 12:52

「金銭教育と貯蓄推奨プログラム」実施報告会を11月19日に開催しました。(是非、動画をご覧ください)

いつもご支援いただきありがとうございます。

家庭を頼れない若者が自立できる社会に向けて、「金銭教育と貯蓄推奨プログラム」を始動するべく、本年頭にクラウドファンディングを実施い、200人を超える大変多くの方にご支援をいただくこととなりました。改めまして御礼を申し上げます。

 

去る11月19日(日)にクラウドファンディングに参加してくださった方を対象に本プロジェクトの報告会を実施いたしました。
当日ご参加いただけなかった方にも、是非ご覧いただきたい内容となっておりますので、お時間ある折にご覧ください。(本記事の一番下にリンクを貼っております)

 

当日は三部構成で実施をいたしました。
【第一部】プロジェクト実施報告
     (全体報告と会計報告)
【第二部】育て上げネット 工藤代表との対談
【第三部】海外事例調査報告
      (先行している米国でのIDAの取り組みについて)

 

第二部の対談では、育て上げネットの工藤代表より、今年17年目になるという金融基礎プログラムの誕生の経緯のお話をいただきました。「自立」支援をしていた若者が社会に出た際、「税金など知らない名称がたくさん出てきた」とはいう発言を聞いたのがこのプログラム開発のきっかけだったといいます。銀行(現在はSBI新生銀行)と協働で開発した金融基礎教育プログラム「MoneyConnection®」(なんとかなり荘の受講の様子はこちら)は、開発以降、協働する銀行の名称や担当する部署が変わっても17年間残り続けているといいます。それは、社会に対して必要な取り組みだと認識されているからこそです。


「余裕のある人とそうでない人への金融教育というのは投資とギャンブルのはざまにある。」というお話は大変印象深いものでした。

また、「子ども世代には手厚い保護があるけれど、若い世代には急に冷たい」というお話も我々はハッとさせられるものでした。
『若いんだから朝まで働ける』『若いんだからもっと飲める』など若さに対する幻想が強いゆえに、「もっと大変な人がいるよね」という話になってしまい、若者に向けた制度設計が阻まれてしまいやすいということでした。

 

そして、社会課題解決に向けて「みんなでやりましょう」となるときに、その「みんな」にお金のリソースだけが入らなくなってしまうのも問題であるとのご指摘もありました。まさにその通りで、持続的に若者の自立の支援を行うには、資金の話を置き去りにしてしまうことは現実的ではありません。

 

若者は20歳になると、「なんとかなり荘」などいわゆる自立支援ホームを出ていかなければなりません。そのときに必要な資金は平均的に59万万程度と言われています。給付金が28万程度ありますが、差し引き31万円が不足してしまいます。「自立」に向けて頑張っている20歳の若者にこの金額の貯金は可能でしょうか?
難しいと言わざるを得ません。

 

そこで、目を向けたのが米国で先行的に実施されている「IDA(Individual Development Accounts:個人開発口座)」という貯蓄支援プログラムです。
自立において必要な目的(住宅購入など)はあるけれども、収入的に難しい参加者の貯蓄額に応じて、マッチングを行い資金を拠出を行うというものです。
この調査報告が第三部の内容となっております。

 

このIDAというプログラムを提唱されたワシントン大学のシェラーデン先生に直接インタビューを実施させていただくことが叶いました。シェラーデン先生からは、今後日本で制度設計をしていく際には、ご協力いただけるとの心強いメッセージもいただいております。
※詳細については、是非動画をご覧ください(本記事の最後にリンクがございます)

 

今回は日本においてこのIDAを調査されている九州大学の稲葉教授(専門:国際ソーシャルワーク、社会開発、公共政策など)にもご支援及び、本報告会にもご参加いただき、このようなお話をしてくださいました。
「シェラーデン先生の著書も『Dream for all』で始まるこの取り組みは、希望を持ってもらうアプローチなんです」と。

 

そして、共同代表である吉田から決意表明をさせていただきました。
20歳で退荘しなければいけない若者の背中を気持ちよく押せるプログラムにしていくこと。

そして、これを仕組みにしていき、説得力を持って国を動かしていくための実績を神奈川県内を皮切りにつくっていくということ。

 

話が前後してしまいますが、報告会の第一部にて皆さんからご寄付いただいた資金をどのように活用させていただいているかについて会計報告をさせていただいております。残っている資金については、仕組み化を図りつつ、若者の金銭教育と自立支援のために大切に有用に活用していきます。

 

最後になりますが、この報告会が終わりではありません。

今後の動きにも是非注目していただき、引き続きのご支援・ご声援ををいただきたく、何卒よろしくお願いいたします。

 

 

ギフト

5,000+システム利用料


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コケてもコケてもなんとかなる社会へ!活動報告会の動画送付

●お礼のメール
●ニュースレター
●ホームページへのお名前掲載(希望制)
●活動報告会の動画送付
●寄付金受領証明書

寄付者
84人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

10,000+システム利用料


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コケてもコケてもなんとかなる社会へ!活動報告会へご招待

●お礼のメール
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●ホームページへのお名前掲載(希望制)
●オンライン活動報告会へご招待(2023年7~9月の間で実施予定です。)
●寄付金受領証明書

寄付者
104人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

30,000+システム利用料


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コケてもコケてもなんとかなる社会へ!活動報告会へご招待(お気持ち上乗せ)

●お礼のメール
●ニュースレター
●ホームページへのお名前掲載(希望制)
●オンライン活動報告会へご招待(2023年7~9月の間で実施予定です。)
●寄付金受領証明書

寄付者
17人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

50,000+システム利用料


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コケてもコケてもなんとかなる社会へ!活動報告会へご招待(もっとお気持ち上乗せ)

●お礼のメール
●ニュースレター
●ホームページへのお名前掲載(希望制)
●オンライン活動報告会へご招待(2023年7~9月の間で実施予定です。)
●寄付金受領証明書

寄付者
9人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

100,000+システム利用料


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コケてもコケてもなんとかなる社会へ!なんとかなる代表理事 吉田との壁打ち30分

●お礼のメール
●ニュースレター
●ホームページへのお名前掲載(希望制)
●オンライン活動報告会へご招待(2023年7~9月の間で実施予定です。)
●なんとかなる代表理事 吉田との壁打ち(オンラインで30分間とさせていただきます。実施は2024年1月までの間で別途日程調整いたします。)
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寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

200,000+システム利用料


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コケてもコケてもなんとかなる社会へ!なんとかなる代表理事 吉田との壁打ち1時間

●お礼のメール
●ニュースレター
●ホームページへのお名前掲載(希望制)
●オンライン活動報告会へご招待(2023年7~9月の間で実施予定です。)
●なんとかなる代表理事 吉田との壁打ち(オンラインで1時間とさせていただきます。実施は2024年1月までの間で別途日程調整いたします。)
●寄付金受領証明書

寄付者
0人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

300,000+システム利用料


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コケてもコケてもなんとかなる社会へ!なんとかなる代表理事 吉田とのランチ

●お礼のメール
●ニュースレター
●ホームページへのお名前掲載(希望制)
●オンライン活動報告会へご招待(2023年7~9月の間で実施予定です。)
●なんとかなる代表理事 吉田とのランチ(場所は都内もしくは横須賀市内とさせていただきます。実施は2024年1月までの間で別途日程調整いたします。)
●寄付金受領証明書

寄付者
5人
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2023年10月

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