余命10年。闘病生活で感じたことを皆さまに伝えたい。

九州を襲った豪雨から数日経ち，ようやく日常が戻ってきました。我が家の近辺では特段変わった様子はなかったのですが，それでも水位の増した川を見ていると心配になりました。隣町の久留米市では大きな被害が出たということです。早い復旧を祈っております。

さていよいよ，クラウドファンディングもあと３日となりました。皆さまの大きなご支援のおかげで一次目標を達成し，現在はネクストゴールに向け頑張る毎日。

この１ヶ月は，私の生活を一変させてくれました。今回はそのお話をお届けします。

クラウドファンディングに挑戦するということ，それは自分の夢を語るということです。自分の夢を語るというのは勇気のいること。その夢に共感・賛同してくださる方がいる場合は良いですが，もしかしたら賛同者が全く出てこないという場合も考えられるからです。

私はまず，自分の夢を広く社会に問う勇気を奮い立たせることから始めねばなりませんでした。自分としては意義のあることだとは思っていても，必ずしもそれが社会に受け容れられるという保証はありません。その高い壁を突き崩し前進を始めること，そここそが最もしんどいところだったのだと，今振り返れば思います。

クラウドファンディング挑戦を始めた日から，私は変わりました。初日に多くのご支援をいただき，自分の呼びかけに自信を持つことができたこと，目標達成のイメージが築けたことが，私に対して変化を促したのです。

私はその日から，会う人会う人にちらしを手渡し，ご支援・ご協力を呼びかけ始めました。それまでの，どちらかというと引っ込み思案だった私からは想像できないほど前向きで積極的なその変化は，私自身が驚いたほどでした。

そして次の大きな変化は，Cozy-Ashさん（新着情報で，応援メッセージを紹介したアーティストです）のコンサートの場から始まりました。Cozyさんはご自身のコンサートだというのに私のクラウドファンディング挑戦についてアツく語ってくださり，観客にちらしを配ってくださいました。コンサートを締めくくる主催者挨拶では，主催者が私を招き，特別に時間を割いて私がご支援を訴える場を設けてくださいました。

私を見つめるたくさんの目。それはみんな，強く頷き共感を示してくれていました。私は自分の挑戦に対して誇りを感じることができるようになりました。

この後も様々な出来事がありました。その多くは肯定的な出来事で，私の心を強くしていってくれました。私は自分の話で悩める人に光を指し示したいと思っていたのに，希望を与えられたのは私自身だったのです。

そして訪れた出版の話は，そこまでの変化の集大成とも言えるものでした。

これらの変化は，勇気を持って一歩を踏み出した私に与えられた大きなギフトなのだと，今実感しています。この１ヶ月の体験は，まさに得難いものでした。

ご支援してくださる皆さまへの感謝，私の毎日を支え続けてくれている家族への感謝，そして私にこのような機会を与えてくれたReady forの皆さまへの感謝，思い切った提案をしてくださった出版社と担当者への感謝，……毎日感謝することができて，私の日常は素敵なものに変わりました。

これだけのギフトをいただいたのですから，お話会と出版は，ぜひとも大成功させねばなりません。いや，させ“ねば”ではなくて，させ“たい”と感じている私がいます。しっかり準備をしていきます。

そして皆さまには今一度のご協力（シェア，SNS上での拡散，口コミなど）をお願いします。残りはあと３日です。最後まで走り切りたいと思います。よろしくお願いいたします。