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余命10年。闘病生活で感じたことを皆さまに伝えたい。

余命10年。闘病生活で感じたことを皆さまに伝えたい。

支援総額

740,000

目標金額 570,000円

支援者
82人
募集終了日
2019年7月30日
プロジェクトは成立しました!
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2019年07月28日 08:17

お話会と出版と③

子どもたちとの最後の授業は,卒業式合唱練習になりました。

杖(紫色)を教卓の前に置いて指揮をする私は幸せそうです。

 

 

 

妻が話してくれた内容は,驚くべきものでした。

 

話は3年前に遡ります。

約3年前の9月に私は生体肝移植術を受けました。術後の経過は当初考えていた以上の苦痛の連続でしたが,それでも少しずつ回復をしていきました。
それまで苦痛に顔をしかめるだけだった私がおしゃべりを始めた頃,私たち夫婦は一つのことを確認しました。それは,〔回復の経緯を記録に残そう〕というものでした。

 

私たち夫婦は二人とも小学校の教師でした。教師は常に“授業のネタ”を探しています。授業に使えるのなら何でもネタにするといった方が正確でしょうか。そんな私たちにとって今回の入院と手術は格好のネタ,情報の宝庫でした。少し工夫すれば,一ヶ月分の道徳学習の教材を作ることができるぞ,私はそんな風に考えていたのです。
私たちはそれまでも自分の体験などを記録しておくことには慣れていましたから,パソコンを前にして文章を打ち込み,スマートフォンを使って画像や動画を撮影し,自分のブログに情報を発信し続けました。

 

そんなある日のこと,妻は私に
「あなた,退院したら本を出版したらいいんじゃない?」
と提案してくれたらしいのです(私の記憶にはほとんど残っていませんが)。
私は即座に賛成したようで,妻はそこから,出版までどのような道筋をたどるのが良いかを探り始めました。そしてある時,
「出版社に連絡を取ってみよう」
と思い至り,幻冬舎さんに連絡を取ってみたのです。
しかしいつまで経っても幻冬舎さんからは連絡が来ませんでした。妻は様々に方策を探っていて,幻冬舎さんへの連絡はその1つでしたし,そもそも,何の前触れもなく単に送った一通のメールに大手出版社が注目することもないだろうとも思われたので,この件については私たちの中では遠い記憶となっていったのでした。

 

妻が私にした話と先ほどの電話を考え合わせると,

  1. 3年前に妻が問い合わせのメールを送った
  2. それが何かの拍子に“発掘”された
  3. そこに有った名前~森内剛~と連絡先を見ると,先日他の担当者と連絡を取っていた人間に違いない
  4. 3年も経っているのにまだ出版したいという意志があるのだから,会って話を聴いてみよう

という経過をたどったのではないかと想像されました。3年前は妻が電話を持っておらず,連絡先として私の電話番号を先方に伝えていたこと,当時は入院中だったので,住所が熊本県だったことなども重ねると,私たちの推測は間違ってはいないと思われました。

 

 

それにしても,と思います。3年前に妻が選んだ出版社と,今回私が導かれた出版社が偶然にも一致していたこと,私がいったん出版の話にストップをかけていたこと,今回の連絡がクラウドファンディング挑戦が始まる前だった(始まっていればそちらに集中した私は,この話を即座にお断りしていたでしょう)こと,これらの偶然が重なるなんてことが実際にあるなんて,まるでドラマか映画の中の話のようだと。

 

かくして私は6月22日,妻を伴い熊本に向かいました。6月27日に始まるクラウドファンディング挑戦のわずか5日前でした。
熊本駅前にある素敵なホテルの1階で担当者とお会いして約1時間ほど交流・意見交換をしました。以前の担当者同様,新たに担当になられた方も,私の文章を世に出したい,出す価値があると言ってくださいました。

 

私は自分の出版する著作は,それが商業的に売れるかどうかということではなく,どれほど読者の皆さまの心に刺さるか,私の思いが刻み込まれるかが気になります。この日の担当者との交流は,そういうベクトルで考えた時に,非常に望ましい成果を生んだと感じていました。担当者とお別れした瞬間に,私は出版を決意したのです。
私は話の後半に,クラウドファンディングに挑戦すること,その延長線上に出版があれば理想的だと考えていることを話し,クラウドファンディングへの支援を呼びかけるちらしを渡しました。担当者は興味深そうにちらしを隅々まで見た後,激励の言葉を贈ってくださいました。

 

担当者が
「出版について,前向きに検討してください。お時間が必要でしょうから,来週,私の方から連絡を差し上げますので,その際にまたお話しできればと思います」
と言ってくださったので,私からは重ねてのアクションを起こすことなく,ご連絡を待っていました。
ところがその後,何日経っても担当者から連絡が来ることはありませんでした。私はクラウドファンディングに注力していたので,出版社とのやり取りに関心を維持する余裕もなく,状況はいったん歩みを留めるという形になりました。

 

 

幸いなことにクラウドファンディング挑戦は順調に推移し,早い時期に目標達成の目処が立ちました。その頃になると私にも多少の精神的ゆとりが生まれ,出版について気になり始めました。私が考えていたのは,クラウドファンディング挑戦の経過を担当者も注目しているのだろうということです。私の気持がブレないように静観してくれているのだろうと考える私の精神状態は,従来の楽天的な状態に戻っていたのです。
そして無事に目標金額に到達したのを契機に,私は担当者にメールを送りました。すぐさま返信が来て,クラウドファンディング挑戦も落ち着いたようだから,話を進めましょうということになりました。また同時期,Ready forさんからは,達成お祝いの言葉に重ねて
「ネクストゴールを設定しましょう」
という呼びかけをいただいていました。

 

翌日,担当者は電話を掛けてきました。スマートフォン越しの彼の声は弾んでいました。
「森内さん,今までもあなたの文章は世に出すべきと言ってきましたが,その思いは強くなりました。クラウドファンディング達成おめでとうございます。あの早さで達成したことや応援メッセージが素晴らしいことを考えると,やはり出版はするべきだと思いますよ」
と言ってくれたことに私は感激しました。
その場で出版を決め,具体的な段取りについて話した中で,私はクラウドファンディングのネクストゴールについても話しました。担当者からは,計画自体を公にすることに何の問題もないので,ネクストゴールを出版に関わることにしても大丈夫という言葉をいただきました。

 

出版についての大きな一歩を踏み出した半日後,私は《出版をするので,その下支えとしてネクストゴールを設定したい》旨をReady forの担当者に連絡し,ネクストゴール設定の方向性が決まったのです。

 

 

今回,出版に関わっても奇跡がたくさん生まれました。

私が出版することは生体肝移植術を受けることを決意した時には既に準備されていたように感じますし,クラウドファンディング挑戦と出版とが見事につながったことも,予め定められていたようにすら感じています。
そういう意味合いで考えれば,クラウドファンディング挑戦を通じて知り合うことができた多くの皆さんとは,今後もきっとご縁がつながっていくのでしょう。そのつながりは今後どこでどのような展開を見せるのか,どんな奇跡が待っているのか,私は楽しみでなりません。

(おわり)

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リターン

3,000

講演会を動画で配信

○感謝を込めたお礼メール

○講演会を動画で配信

※動画はyoutubeで限定公開させていただきます。

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年10月

5,000

森内剛を応援するコース

○感謝を込めたお礼メール

○講演会を動画で配信

※動画はyoutubeで限定公開させていただきます。
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。寄付控除の対象にはなりません。

支援者
20人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年10月

5,000

【直接お話をさせてください。】お茶会に参加できるコース

○感謝を込めたお礼メール

○講演会を動画で配信

○お茶会を開催させていただきます。

※動画はyoutubeで限定公開させていただきます。
※お茶会の日時は、講演会開催日の夜ごろを予定しています。開催場所は講演会会場周辺です。
※詳細は後日メールにてお伝えいたします。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年10月

10,000

【1対1で】お食事会に参加できるコース

○感謝を込めたお礼メール

○講演会を動画で配信

○1対1のお食事会を開催させていただきます。

※動画はyoutubeで限定公開させていただきます。
※お食事会の日時・場所は後日メールにてご調整させていただきます。
※場所は福岡県内に限らせていただきます。
※1組2名様のペアでのご参加まで可能です。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年10月

10,000

森内剛を全力で応援するコース

○感謝を込めたお礼メール

○講演会を動画で配信

※動画はyoutubeで限定公開させていただきます。
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。寄付控除の対象にはなりません。

支援者
33人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年10月

30,000

森内剛を全力で応援するコース

○感謝を込めたお礼メール

○講演会を動画で配信

※動画はyoutubeで限定公開させていただきます。
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。寄付控除の対象にはなりません。

支援者
2人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年10月

50,000

森内剛を全力で応援するコース

○感謝を込めたお礼メール

○講演会を動画で配信

※動画はyoutubeで限定公開させていただきます。
※このコースは、リターン費用がかからない分、いただいたご支援金はサービス手数料を除いたすべてを活動内容に充当させていただきます。寄付控除の対象にはなりません。

支援者
3人
在庫数
制限なし
発送予定
2019年10月

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