＼かけはしサポーター／難聴者の「学ぶ」「働く」を応援する社会づくり

皆さん、こんにちは！
岩尾です。

 

日本で7セットしかないスタートランプ！
それを、福岡初上陸させた、
東福岡高校陸上部とのスタートランプ体験会！

しかも講師としてお招きしたのは、デフ陸上のトップアスリート・山田真樹選手！

いや～いい会でした！！

 

 

初めは、山田真樹選手の講演会。
 

 

山田選手は手話のため、手話通訳士さんをつけての講演でしたが、
山田選手の手話、スマートですね！

 

言葉も人それぞれ話し方がありますよね？
スマートな話し方、
力強い話し方、
不器用な話し方、
楽しい話し方、
などなど・・・・

 

手話も同じですね。
いろんな話し方があります。

山田選手は、楽しくもあるんですけど、スマートだなと感じました。

 

そして、表現力がすばらしいですね！
実は山田選手、役者も少しやることがあるようで、それもあるのかもしれませんが、あの表現力は、周りを和ませて楽しくさせますね。

 

 

内容も面白く、ろう者の視点に触れることができました。
これは、僕にはない視点で、僕にはできませんが、だからこそ、いろんな立場での視点って大切ですよね。

 

特に難聴は100人100通りですから、いろんな立場の人からの話は大切だなと思います。

 

山田選手から最後のメッセージ
「聴く」
 

 

耳と目と心で聴けば、音は聞こえなくても、その人の伝えたいことを聴くことができる。
ぜひ、声で、字で、ジェスチャーで、手話で、お互い伝え合いたいですね。

 

生徒さんからは次々と質問が出ました！
いや、これは本当に嬉しい！
皆さん、興味持って聞いてくれて本当に嬉しいです！
 

 

 

そして外に移動。

初めはアップでウォーキング鬼ごっこ。
見学に来てくれた難聴ミドル＆シニアメンズ VS 難聴お八歳とんでもガールズ(笑)
 

 

そして、スタートランプ体験！

準備ができたら手を挙げます。
全員手が上がったらセット。赤いランプが点灯します。
 

 

そして、ヨーイ！　黄色いランプが点灯します。
 

 

ドン！　緑のランプが点灯します。
 

 

長距離用はこれ

 

これは、セットがなかったのか、ヨーイがなかったのか忘れましたけど(笑)、
2色だと言われていました。

子どもたちも走りました^^
 

 

僕も走りましたよ(笑)！
こんなおじさんが日本トップレベルの高校生と走れるなんて、これもまたいい経験です！
 

 

慣れてないと難しいですね(笑)
反応がめちゃめちゃ遅れます(笑)

 

陸上部の生徒さんも、初めは速い人遅い人分かれてましたけど、3回目ぐらいは、みんな合ってきましたね。
さすがは全国レベルの選手です！

 

このスタートランプ、なにせ日本で7セット（4つで1セット）。

今回ご協力をいただいた、日本デフ陸上競技会さんが3セット保有、後は、宮城県、栃木県、仙台市、そしてこちらを制作しているメーカーさんが1セットずつ、という大変貴重なもの。

 

試合でも使えない時もあるようで、そういうスタートランプを体験できたのって、本当に光栄です！
めちゃめちゃ貴重な体験ができて、本当に良かったです！

 

そして僕らサイドだけでなく、生徒さんからの質問や、終ってからのキャプテンの言葉などを聞くと、生徒さんたちも良い学びになったんじゃないかなと感じ、これもまた嬉しかったですね。

 

ぜひ、難聴者の人と出会ったときは、口を見せてハッキリした声でも、字でも、ジェスチャーでも、手話でも、気軽に話しかけてもらえればなと思います。

 

東福岡高校のみなさま、
日本デフ陸上競技協会のみなさま、
山田昇記念財団さま、
そして、山田真樹選手、
本当にありがとうございました！
楽しかったです！
 

 

【おまけ】情熱おじさんオフショット（撮影：河原）

背中に輝く「JAPAN」ジャージに紛れる情熱おじさん（左）。取材いただい新聞記者の方曰く「紛れていて、岩尾さんって気づきませんでした！」。いやいや、気づきますよ笑。