1月20～21日　ナンキョクオキアミ

氷山を避けながら南下が続き65°Sまできました。ここ数年は氷山や海氷があり、65°Sまで来られない年が続きましたが、今年は氷の張り出しが南にあり、65°での観測ができました。私たちが毎年観測をしている110°Eはナンキョクオキアミが他の海域に比べて少ないのですが、この最南端の観測点までくることで会うことができました。クリオネフィーバーが続き、植物プランクトンも例年より少ない中でオキアミが採れるのか？とも思いましたが、たくさん見ることができました。

また、この観測点では海鳥も多く、マダラフルマカモメやユキドリが例年になく船の周りを飛んでいます。鳥はオキアミがいることを知っているのでしょう。

（立花）

この航海の、ほぼ最南点に達したようです。（茂木）