支援総額
目標金額 1,550,000円
- 支援者
- 191人
- 募集終了日
- 2023年10月19日
フェミニズム科学論の貢献
▼ちょこっとご紹介の第四弾は、編集の白崎が面白いと思った本書の一部を以下にご紹介します。オレスケスさんは、科学者共同体の多用性を重視していますが、その議論に影響を与えているのがフェミニズム科学論という話です。実に興味深いと思いました!
▼ フェミニズム科学論の貢献
(以下、本書の一部抜粋)1986年に刊行された『フェミニズムにおける科学の問題』は画期的な作品だった。そこでハーディングは、ほとんどの科学共同体は均質であるため、実践の場における客観性も低いと主張した。女性や有色人種、労働者階級などに属する人たちの視点が欠けていたからだ。過去の科学理論の多くに性差別や人種差別や階級バイアスが含まれているという事実を思ってみれば、その顛末は火を見るより明らかだ。また、これほどはっきりとした形ではなくても、他にも色々なバイアスが存在しただろう。ハーディングは「強い客観性」という新概念を擁護した。そこでは、個人の信念や価値観や人生経験が(科学の内外で)仕事に与える影響を考慮に入れつつ、客観的な知識を作り上げていくためには、知識の産出を担う共同体において多様性を高めていくのが最も有効であるとされた。客観性はゼロか一かというものではない。共同体によって客観性の度合いは千差万別だ。
いかがですか?
本の完成をお楽しみに。
リターン
5,000円+システム利用料
純粋応援コース
◇ 出版記念イベントへご招待
・オンライン講演会形式
・2024年1月に開催予定
- 支援者
- 53人
- 在庫数
- 制限なし
- 発送完了予定月
- 2024年1月
10,000円+システム利用料
書籍先取りコース
◇ 完成書籍を発売前にゲット
・2023年12月に発送予定
◇ 出版記念イベントへご招待
・オンライン講演会形式
・2024年1月に開催予定
- 支援者
- 124人
- 在庫数
- 75
- 発送完了予定月
- 2023年12月
30,000円+システム利用料
科学への情熱コース
◇ 書籍へお名前記載(ペンネームまたは匿名も可)
◇ 完成書籍を発売前にゲット
・2023年12月に発送予定
◇ 出版記念イベントへご招待
・オンライン講演会形式
・2024年1月に開催予定
- 支援者
- 14人
- 在庫数
- 86
- 発送完了予定月
- 2023年12月
100,000円+システム利用料
会心の一押しコース
◇ 訳者・出版社との編集会議へご招待
・ビデオ通話形式(音声のみも可)
・2023年11月以降に開催予定
◇ 書籍へお名前記載(ペンネームまたは匿名も可)
◇ 完成書籍を発売前にゲット
・2023年12月に発送予定
◇ 出版記念イベントへご招待
・オンライン講演会形式
・2024年1月に開催予定
- 支援者
- 1人
- 在庫数
- 19
- 発送完了予定月
- 2023年12月