野良猫の逃げ場所に、中古空き家の購入を助けて下さいませんか?

ご支援者の皆様

 

いつもお見守りいただき、ありがとうございます。

遅くなりましたが、玉くんの療養の日々の様子をご報告します。

 

2023   2月25日

17:01　　

猫の部屋で過ごす玉くん。

 

17:24　

抱っこしてお外の景色を見せると嬉しそうにしてます。

毛布にくるんでいないと、風にあたってぶるぶる震えてますので、放すことはできません。

ゆっくりとキッチンに歩いていったりできます。

 

2023  2月26日

 

17:06

お天気もいいので、場所②に連れていきました。

 

自撮り(*´ω｀)

 

17:47

明日また連れて行ってあげるから。

 

17:52

 

18:11

こうしてみると、お外に出さないことがいかにもひどい事のように見えますが、玉くんが望んだとしても今の状態でお外に戻すことは命を縮めます。

 

18:26

あたたかくしてゆっくり休めるのはおうちにいてこそ。

そこはおうちがいいに決まってる。

 

2023  2月27日

10:45

「玉くんが血を吐いた」と、サポーターさん。

病院に問い合わせ、腎不全末期で吐血の症状はない、との答えでしたので、歯肉炎による口内の出血だと思われました。

本人は特に変わりない様子でしたので、病院には行きませんでした。

24日に病院にて、痛み止めや抗生剤入りの点滴を受けてきましたが、これ以上打つ手がないのです。

 

16:33

 

うん(*´ω｀)行こうね。

 

17:00

場所②の営業が終り、エサやりさんに会いに行きます。

 

いつもくつろいでいたソファーで、エサやりさんにかまってもらいます。

 

17:05

クロシブにも会います。

 

 

 

17:30

シェルターに戻り、陽が当たる場所でくつろぎます。

 

2023  2月28日

16:56

トイレに行けてるのを見て、嬉しかったです。

 

17:08

場所②にて、クロシブと鼻チューしてるのを見て、嬉しかったです。

 

17:13

エサやりさんにそーっとそーっとブラッシングしてもらいました。

 

 

17:22

シェルターに戻って日向ぼっこします。お水も飲みます。

 

2023  3月1 日　

17:13

今日は雨です。

残念ですが、場所②に行くのはやめておきます。

 

17:34

この日、仕事の帰りに、新たな場所に立ち寄った時、地権者さんと初めて対面しました。

ぶさカノを見なくなって、早や三ヶ月になろうとしていました。

地権者さんは、三ヶ月くらい前に、茶トラ色の猫が牽かれているのを見た、とおっしゃいました。

 

2023  3月2日

17:28

玉くんは、自分からお水を飲むこともなくなりました。

時々、お口にしずくをたらしてやると、もぐもぐと飲むのはわかりました。

快晴なので、場所②に連れていきました。

エサやりさんが額をなでてやっても、はっきりした反応はありませんでした。

わかっているようには思えたのですけど。

 

17:45

シェルターの前で日向ぼっこしていると、ザ・わんぱくそらくんが興味津々で見ています。

 

18:05

静かな寝息が聞こえます。

今夜が峠かもしれない、と思いながらシェルターを後にしました。

でも玉くんは一晩がんばりました。

今までいろいろ苦しかったと思うのですが、今は安らかに見えて、幸いでした。

 

2023  3月3日

09:58

サポーターさんは、朝日の射す猫部屋の温かい場所に置いてくれていました。

静かな寝息をたてている玉くんを置いて、私たちはそれぞれの用事のために外出しました。

 

サポーターさんが先に戻った時には、まだ息があったと言います。

その後様子を見た時には息を引き取っていた、11時30頃のことでした。

私は外出先で連絡を受けました。

午後に戻り、旅立った玉くんの亡骸とお別れをしました。

 

3月4日、玉くんは荼毘に付されました。

 

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2006年からお外猫パトロールを始めて、ちゃんと看取ってやれた子は一握りです。

治療も保護もできず行方不明になり、亡骸との対面もかなわず、亡骸を見つけても、市の業者にお願いすることしかできない、それが、クラウドファンディングを始める前の私たちの状況でした。

 

ふり返れば、玉くんは以前も口内疾患で衰弱したことがあり、2021年、クラウドファンディングのご支援金によって抜歯手術の治療を受け、回復しています。

玉くんほどreadyfor様、皆様のご支援の恩恵を受けた猫はおりません。

 

玉くんのお世話と看取り、お見送りまでちゃんとできたこと、全てはこのシェルターがあればこそ、ご支援者の皆様の支えあってのことでございました。

看取りまで、穏やかで、かけがえのない時間を過ごせました。

玉くんに代わりまして御礼申し上げます。

私の長年の願いをかなえてくださいました皆様に、心より御礼申し上げます。

 

猫パトは現在も続き、シェルターは休みなく稼働しています。

今後ともお見守りいただければ幸いでございます。

ご拝読ありがとうございました。