野良猫のためのパトロールを支えて下さいませんか?vol2

ご支援者の皆様

 

いつもお見守りいただき、ありがとうございます。
ここ数カ月は内外さまざまな出来事に、心痛めたり、実際に多大な影響を受けた方もいらっしゃるかと思います。
皆様のご無事をお祈りしています。

 

今回は、新しく申請予定のプロジェクトについて、事前に簡単なお知らせをさせていただきます。

 

※男鹿より、礼<(_ _)>

 

前回、前々回とは少し違った内容であり、

「野良猫の緊急保護ができる安全地帯を確保するため」
のプロジェクトとなります。

 

ご承知の通り、私は保護シェルターを持ちません。

お世話する猫は保護猫ではなく、お外に暮らす野良猫です。
事業所や倉庫、民家の車庫や駐車場の隅、公共のスペースに隠れ住んでいる子が大半です。
皆が安心できる住みかを持っているわけではありません。
エサやりさんの敷地に住みかを用意してもらえるケースはまだいいのですが、追い出されることも多々あります。
(追い出したって何の解決にもならないのに・・・(T_T))

 

場所①は居住者のいない廃墟負動産で、雨風を防げて人が入ってこないだけ、猫たちにとってはまだましな居場所ではありました。

私が初めて見た時にはすでに猫たちの住みかとなっていたため、捕獲のために踏み入ったのが始まりです。

猫パトにあたっては、土地所有者の意思を必ず確認し、立ち入りの許可をもらっていますし、拒否されたら入りません。

しかし場所①に関しては、所有者とコンタクトを取るのが難しい状況であったため、許可をもらえないままでの立ち入りとなりました。

管理がされておらず連絡が取れないとはいえ、そのことはずっと気になっていました。

できることなら、堂々と猫の世話をするために、この場所①を借りるか購入するか(資金のあてとかないくせに(-_-;))、せめて出入りする許可をいただきたいと考え、近隣の方や関係者に尋ねてまわったところ、それは大変難しいと、皆さん口をそろえて言われました。

私のようなど素人が手を出せるような物件ではないようでして・・・(-_-;)

近年は劣化が激しく、もはや安全な隠れ場所とはいえません。

 

ゴージャス・ゴールデンモップたちと出会ってから6年、野良で暮らすのは一層難しくなるでしょう。
このまま場所①に住めなくなれば、車に牽かれたり、体調悪化でいつのまにか姿を消したりという経過をたどります。
何とか安全に、老後を看取ってやりたいとずっと考えて模索していた、そんな去年の年末のことです。

 

元々、場所①の隣の家にはエサやりさんが住んでいて、猫を残したまま転居していかれて以降、空き家となっていました。

↓※2016当時、エサをもらう時は場所①から出てきてエサやり宅に。

 

二年前に、ある会社が内部をリフォームして、事業所として使い始めました。
そして今年の二月に、転居していかれ、再び空き家となりました。

この空き家を貸してもらえることになったのです。
私は自分でシェルターを作ろうと思ったことはありませんが、ここは喉から手が出るほどにほしい物件でした。
なぜなら、猫たちのテリトリーのど真ん中だから。
皆この場所になじんでいるから、猫たちの環境を変えずに、ストレスもなくお世話を続けられるからです。

 

↓※2022 3/11 当該物件の前でくつろぐふわり、オレンジ、GGM、琥珀。

他の場所②③⑤、多頭飼育現場、月子の実家ともアクセスがよく、各場所に怪我猫がいたり幼捨て猫があった場合、自転車でもスムーズに運ぶことができます。

今すぐに全猫を室内に入れてシェルターにすることは、考えていません。

当面は、場所①のエサ場を空き家にシフトして、エサ場として室内に慣れさせます。
冬や、暴風雨の日などは室内に避難させます。
治療が必要な時、幼猫が捨てられた時には、保護部屋として使います。
いずれ高齢化した時には、終の棲家として看取ってやりたいです。

この周辺では、毎年捨て猫があるし、突然猫が行方不明になったり、エアガンを持った人を見かけたこともありますので、防犯セキュリティも対策したいし、
贅沢言えばネット環境を整えて、猫たちの様子を配信できるようにできたらなあ、とも思っています。

しかし、まずは最大限家賃のストックが最優先と考えています。
いったん室内に入れたら、仮に家賃が払えなくなった場合、だからやめます、ということは絶対にできないからです。

ですので、質素でもいいから(電気と水道があれば(-_-;))、
まずは緊急避難場所、猫たちの最低限の安全地帯としてのスペースを確保したいと思います。

 

↓※台風の日、大雪の日、中に避難させることもできます。

新プロジェクトの概要は以上となります。
上記内容をさらにまとめて、四月までに、新たに申請するつもりでいます。

その折には、よかったらご一読いただけましたら幸いでございます。

 

実行途中の現プロジェクトも、引き続き取り組んでまいります。
終了まで、どうかお見守りください。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

ご拝読ありがとうございました。