【逃げてもいいですか】23歳ニュージーランド3000km縦断！

資金調達が成功した暁には何がなんでも、全力疾走で現実から逃げることをお約束します。

 

はじめまして、白石です！

本プロジェクトに興味を持っていただきありがとうございます！

 

▼自己紹介①

 

憧れの人は「Elon Musk」あの青い鳥を黒いバツに変えた人です。
彼が何を成して、どんな人柄なのか、実はあまり興味がありません。

 

あるのはたった一つ、彼が「火星を目指している」という事実です。

 

火星？？？

 

両親に先立たれ、認知症の祖父母の介護を余儀なくされた１５歳の少年時代。

人生の可能性は無限大だと言い聞かせて読みあさっていた自己啓発本の10冊目くらいだったでしょうか。

 

私は、火星を目指してロケットを飛ばす男を発見しました。

 

衝撃でした。

 

当時、彼についての著書は片手で収まる程度しかなく、私は全てを読み漁りました。
洋書の『ElonMusk』という本もメルカリで買いました。読めませんでした。

 

父親、母親、祖父母、友人、恋人、部活、バイト、進路、学歴、私の人生は地球に収まっているなんてレベルではありません。
日本の、私が住む街の、私が通う学校と寝る家の範囲内で繰り広げられていました。

 

かたや私が、祖父の機嫌を伺って、進学に悩んで、人生を呪っている間に、彼は火星に移住するために発射するロケットに悩んでいました。

 

信じられますか？火星ですよ？
火星を観察するのが好きとかじゃなくて、火星に移住ですよ？

 

え、何それ。

 

そっか、火星か。あの米粒みたいに小さくて大きいあれか。

 

世の中には、あれに行こうとしている男がいるのか、、。

 

「あぁ、俺はなんてちっぽけなことで悩んでいたのだろうか。」

 

そう思って、心が軽くなって、全てから解放されて、どうせ学費も払えないのにしていた受験勉強を投げ出して約束のネバーランドを読みながら、図書館４Fのバルコニーで風に吹かれ、ビーフジャーキーをバナナ味の豆乳で流し込んだあの日を私は一生忘れません。

 

その瞬間に救われてしまったのです。ネガティヴという感情をあのバルコニーに置いてきました。

 

彼は火星を目指し、今回、私はニュージーランド縦断を目指します。

 

彼が私にもたらした程の希望と安らぎを与えることは難しいでしょう。

しかし、きっと私が今回の「TeAraroa」に挑戦して３０００kmひたすら歩く映像をお届けすることで、誰かがこう思ってくれることでしょう。

 

「あぁ、自分はなんてちっぽけなことで悩んでいたのだろうか。」

 

 

 

▼プロジェクトを立ち上げたきっかけ

 

私が今回伝えたいことは一つ

 

「逃げよう」

 

生きているだけで様々な責任が伴います。

家族、友人、学校、職場、皆何かに縛られて、誰かの声を気にして、自分を押し殺して生きています。

 

ニュージーランドのテカポ湖から見える満天の星空を見るまでは死ねないとずっと思っていました。

どこにでもあるけど、どこにもない。その写真上の景色に取り憑かれた若干１６歳、ニュージーランドへの憧れが始まりました。

フリー画像提供サイトPixabay

 

 

私はこの旅を通して、世の中の逃げ出したい人々に「逃げてもいいんだよ」と語り掛けたい。

 

逃げてしまえば、学歴も実績も残らない、助けてくれる家族もいない、社会的立場もない。それでも、逃げていいのだと、むしろ逃げなくてはいけないのだと、そう伝えたい。

 

その手段として、今回計画したのがニュージーランドを3000km縦断するテアラロアというアクティビティ。

現実から逃避するには持ってこいの企画。

何もない男がたった1人で必死に逃げる姿を、是非見ていただきたい。

そのために、今回は約４ヶ月かかると言われるロングトレイル「TeAraroa」をカメラに納めて、みなさまに動画としてお届けします。

 

 

 

▼プロジェクトの内容

2023年11月から約４ヶ月間、ニュージーランドを3000km縦断するテアラロアに挑戦します。

その際に、実際に感じた事や感動的な風景、辛い出来事も含め赤裸々に動画に収めてお届けします。

テアラロアに興味がある人、死に物狂いで現実から逃げる人間の姿を見たい人、応援してくれる人、観た人の記憶に残る動画をお届けします。

 

見どころしては、海外旅の経験やロングトレイルの経験があるわけではない、所謂一般人の挑戦であるため、今回の記録を参考にテアラロアのようなロングトレイルに挑戦したいと思った時に再現性が高いことがあります。

準備段階から、帰宅まで余さず動画にする予定なので、是非参考にしてください！

 

 

 

▼プロジェクトの展望・ビジョン

プロジェクトの第一目標として、まず生きて日本に帰ってくる事。

そして、現実から逃げた何もない男の末路を動画やSNSでお届けする事で、日々の生活に疲弊した人に新たな選択肢を与える事。

 

そして、私ごとではありますが、何もかも失った自分の人生に新しい出会いがあれば幸せだなと思っています。

 

また、上記の自己紹介などでもあったように、私は現状に疲弊した人々に「逃げる」という選択肢を与えることができたらいいなと思っています。この目的を形にする事業を帰国後にします。

現在の私の脳では、現実から逃げたい人専用の温泉旅館を創るくらいしか思いつきません。これは経験値の問題だと考えています。今回の旅で積極的に人々と交流して、自分と向き合って、新たな見解を手に入れて、誰もが逃げることのできる社会を作ります。

 

 

 

▼費用

交通費

・日本からニュージーランドまでの往復航空券: 約150,000円 - 250,000円

・ニュージーランド国内の移動費: 通常は歩くため最小限。ただし、緊急時や特定の区間での移動が必要な場合は追加で数万円。

 

宿泊費

・キャンプ場の使用料: 約500円 - 1,500円/泊 × 150日 = 75,000円 - 225,000円

・野宿の際のキャンプ用具（テント、寝袋など）: 約30,000円 - 100,000円

 

食費

・1日あたりの食費: 約2,000円 × 150日 = 300,000円

 

装備・用具

・トレッキングシューズやウェア, バックパック, 応急処置キットなど: 約100,000円 - 200,000円

 

通信費

・SIMカードやプリペイドデータ: 約5,000円/月 × 5ヶ月 = 25,000円

 

保険

・旅行保険: 約30,000円 - 50,000円

 

撮影機材

GoPro本体

・GoPro HERO9やHERO10などの中級モデル: 約40,000円 - 60,000円

バッテリー

・追加のバッテリー（2〜3個を想定）: 約5,000円/個 × 3 = 15,000円

メモリーカード

・高速なSDカード（128GB〜256GB）: 約5,000円 - 10,000円

アクセサリー

・三脚、マウント、防水ケースなど: 約10,000円 - 20,000円

バッテリー

・充電器GoPro用の充電器: 約5,000円

 

その他

・ワーホリビザ申請費: 約20,000円

・緊急時の予備費: 約100,000円

　　　

合計：訳1250000円

 

 

 

 

 

▼安全確保

事前ルートの計画：ルートはTe Araroa Trustによって無料で提供されるメモと地図を参考に南向きに進んでいきます。

はじめに日本からニュージーランドのオークランド空港に向かい、そこからCape Reingaにバスを乗り継いで向かい、そこからTeARAROAを開始する予定です。（詳細は変わる可能性あり）

ノースランド

オークランド

ワイカト

マナワトゥ・ワンガヌイ

ウェリントン

マールボロ

タスマン

カンタベリー

オタゴ

サウスランド

 

現地の天候や地形、危険要素をTeARAROAの公式サイトに記載されている最新情報を参考に考慮しつつ進めていきます。

 

通信手段の確保：緊急時に連絡を取るための通信手段を持参します

Personal Locator Beacon (PLB) 緊急デバイス：生命を脅かす状況、または重傷が発生した場合に使用するPLBを携帯します。

他にも衛星緊急通報装置 (SEND)の携帯も検討しています。

 

 

 

 

▼自己紹介②

ここまで見ていただいた方に、私の詳細な自己紹介をしようと思います。

 

12歳までは難なく幸せに過ごしました。

 

13歳：父親いなくなる

 

14歳：母親が病気で入院

ありえないくらい優しくて勤勉でこの世で一番素敵な母でした。

世界は残酷で理不尽であると悟りました。

当時お付き合いしていた人に母が余命宣告を受けたことを相談したら重いと振られ、2度と人に相談しないと心に決めました。

世界は、残酷で理不尽であると悟りました。

 

15歳：母親他界

15歳と16歳は気がつけば1人で泣いていました。

しかし誰にも相談できないので、学校ではアホを演じてました。

 

高校：バイトしてネットカフェ

父親に見た目が似ていることが原因で祖父母には好まれませんでした。

居場所がなくて快活クラブにはお世話になりました。

今思うと、大好きな娘に先立たれた祖父母の気持ちを考えると私への対応も仕方がなかったのかもしれません。

 

高校卒業後：星と温泉

星と温泉さえあれば他に何もいらないと思って、標高１４００mの山の上の温泉旅館で働き始めました。

田舎の小さなコミュニティに馴染めず辞めることを決意し、ATMが見当たらなかったのでヒッチハイクで地元まで帰りました。

帰った10月頃から受験勉強をはじめ、たまたま受かった理系大学に旅館で稼いだお金で入学しました。

 

大学：青春症候群

どうせ４年間も理系大学の学費は払えない。

ならいっそ、人生の思い出と思って青春を謳歌しようとする。

 

大学2年：アルバイト

とりあえず、もう学費を払えないので1年休学をして必死にアルバイト。

扶養に入ってなくてよかった。
途中、バイト先のHPを実務として作らせてもらったりしてなんとか復学。

 

大学3年：僕はどう生きるか。

宮崎駿先生。もう数年早く「君たちはどう生きるか」を上映してくれていれば、僕はどう生きるべきか答えが見つかったのでしょうか。

そんなことはないでしょう。あの映画、僕には早すぎました。
ひろゆきさんのせいでしょうか、NewsPicksのせいでしょうか、それっぽいことを発信してインプレッション数を稼ぐインフルエンサーの急増が原因でしょうか、いいえ僕自身のせいです。何が正解か分からなくなりました。

 

大学4年：実質2年

単位が０であろうと在籍年数で進級はできる大学でした。

このままアルバイトを続けて、どうにか家賃を稼いで、食費を稼いで、学費を稼いで、、時給1000円で、、、。

限界を迎えました。

父の借金が原因で、私はお金を借りることにとてつもない抵抗があります。

それが奨学金といえども、私には後ろ盾がありません。

０からなら始められてもマイナスから何かを始めることはできないと自覚していたので貸付型の奨学金は一切借りませんでした。

 

2023年：疲れた。

疲れてしまいました。

図書館のバルコニーに置いてきたはずのネガティヴが、10年かけて主人の元に帰ってきました。

もう頑張れません。許してください。

このクソみたいな現実から逃げ出すことをどうか、許してください。

 

そして私は、大学の学費納入期限前日に通帳を閉じて、除籍となりました。

 

合理的ではないでしょう。大学にせっかく行ったのなら誰がどう考えても出るべきです。

新卒のアドバンテージを舐めてはいけない。

 

でもまぁ、命あっての人生です。

私の人生に、どうせいつか終わるのにわざわざ自ら命をたつ選択肢はありませんが。

円形脱毛症は懲り懲りです。

 

除籍かー

 

よし、すっきりした！！

 

俺は逃げたぞ！！

 

どうせなら、本気で、全力疾走で現実から逃げよう！！

 

こうして、NewZealand縦断プロジェクトが始まりました。