帰国しました。ありがとうございました!
こんにちは
3月3日の朝に無事に帰国いたしました。
幸い、私の出国時はコロナはまだ拡大しておらず、入国も難なくできました。
インドネシアのニュースでも日本のコロナ感染の拡大の報道を見て、日本へ帰国するのが怖かったです。
帰国してみると鼻水、くしゃみが止まらない。コロナ...?と思いましたが目もかゆい...
「あ、私、花粉症だった」と思い出しました。
インドネシアは花粉がないのでコロナのことで頭がいっぱいですっかり忘れていました。泣
今は毎日ティッシュが手放せません。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
2月15日から3月2日にインドネシア、西スマトラへ行って参りました。
2月15日から20日までパダン
2月20日から3月2日までブキティンギへ拠点を置き、西スマトラの高校12校へ本を寄贈することができました。
本当に応援ありがとうございました。
現地にいる間もこの企画に携わってくれた方々、現在日本語パートナーズとして西スマトラに派遣されている方々、様々な高校の校長先生、友達などにたくさん企画の「成功を願っている」「頑張って」と言っていただきとても嬉しかったです。
本は校長先生に渡し、図書室や授業内で紹介していただくことをお願いして参りました。
また、自分のインドネシア語ではうまく伝えられないと考えたため、このクラウドファンディングの説明や趣旨をインドネシア語で手紙を書き(大学のインドネシア語の先生にチェックして頂きました。)、本を寄贈する際に一緒に渡しました。
生徒だけでなく、先生方も興味を持って本を読んでいました。

SMA 1-5 Kartika Padang の生徒たち

SMKN 1 Baso の先生方

SMA PGRI 1 Padangの校長先生と
朝礼がある日に訪れた学校では、朝礼内で紹介していただきました。

SMAN 4 Bukittinggi の朝礼にて
この企画を通してたくさんの笑顔とありがとうを頂きました。
これも皆様のおかげです。ありがとうございました。
出国前に言っていた通り、日本語パートナーズで派遣されていない高校で、授業に入れてたクラスでは、折り紙の文化紹介を行ったり、絵本を使って日本語の勉強をしました。

SMAN 1 Batang Anaiにて折り紙の文化紹介
2月25日にSMAN 3 Bukittinggi へ訪問予定でしたが、
25日に日本語パートナーズのワークショップがあり、この高校は日本語パートナーズが派遣されているため、25日に訪問することができなくなりました。
そのため急遽、26日に訪問予定だったSMKN 3 Pariamanに25日に訪問、26日にSMAN 3 Bukittinggiへ訪問することになりました。
急な変更だったため、25日にSMKN 3 Paramanの校長先生が出張で不在だったため、副校長先生に本を渡し、校長先生への手紙も読みました。
そしてその様子をビデオで撮り、後日校長先生が本を受け取ることになりました。
高校へ訪問した際に、実際の本の需要はどのような本なのかを各学校の日本語の先生に聞く&私が話を聞いて必要だと感じた本を帰国前にインターネットで注文し、それぞれの先生に届くように配送しました。
そのため、皆さまからご支援頂いた資金は、
1、日本からインドネシアへ持って行った本
2、インドネシアからインターネット注文をした本
3、クラウドファンディングの手数料代
4、リターンのお返し代
に全額使用させていただきました。
想像以上にインターネットの注文での配送料、輸入税等前払い金が高く、一冊当たりの値段が高くなってしまったことに驚いております。
しかし、無事にすべての本が学校に届くことを願っております。

SMAN 1 Tilatang kamangの生徒と日本語パートナーズの方、日本語の先生、私
リターンはこれより少しずつ発送させていただきます。
予定では4月までとなっておりますが、3月にはすべて終わらせられるよう努めてまいります。
本当にたくさんの応援ありがとうございました。
日本語パートナーズの時とは全く違う、責任感が自分の中にずっといました。
時には学校から感謝状を頂くこともあり、自分の活動が少しでも多くの生徒へ日本や日本語に対しての気持ちの変化をもたらしたいと強く思いました。
一年経って戻ってみるとたくさんの変化も見られました。
去年派遣されていた高校へ行った際に、去年はあまり学校で話しかけてこなかった生徒が日本語で話しかけてくれたり、4月から日本の高校に一年留学する生徒がいたりと大きな変化や小さな変化が生徒の中で確実にあることを感じました。
しかし、沢山の人と話したことで問題点も上がりました。
実際に本の寄贈をしたことでの生徒の影響や、今はインターネットで本が読める世の中での本を寄贈する重要性や、本を長期的に西スマトラに送り続けていくためにはなど、私だけでは解決できないたくさんの問題が見えてきました。
自分なりに考えた結果、「たくさんの人と話し、意見の交換」が今の私には必要だと思いました。
4月からは学生ではなく、日本語教師としての立場から様々な考えや意見を持って、自分は何をしていけばいいのかを考えながら過ごしていこうと思います。
また、今回、日本語パートナーズとしてブキティンギのSMAN 4 Bukittinggi(私の元派遣校)に派遣されている同い年の子(彼女は現在休学していて新4年) が、今回私がクラウドファンディングで本の寄贈をしに来たと聞いて、
「私も来年やってみようかな」
と興味を持ってくれました。
すごく嬉しかったです。
自分の活動をたくさんの人に話して、挑戦する気持ちを持ってくれたり、少しでもこのプロジェクトが違う人の手でも進んでいったりしたらいいなと思いました。
最後に、本当はインドネシアにいる間に新着情報を出したかったのですが、なぜかホテルのWifiもカフェのWifiもいまいちインターネットがうまく繋がらず、InstagramやFacebookでの投稿のみになってしまい申し訳ありませんでした。
本当にたくさんの応援、ご支援ありがとうございました。

SMKN 3 Pariaman で感謝状を頂きました。
2020年3月5日
岩倉詩奈




















