すべての子どもたちが、より良い未来を描く場所として・・・
にじLaboを応援してくださっているみなさまへ
いつもにじLaboを大切に思ってくださり子どもたちの活動をあたたかく見守ってくださり、本当にありがとうございます。
クラウドファンディングのプロジェクトと同時に子どもたちのにじLabo生活が始まりました。
開校当初は3人のスタートでしたが、クラウドファンディングやブログ等を通してこの場所を知り、活動に興味をもち、私の想いに共感してくださる方が多く、現在は16名の子どもたちが毎日楽しく学びにきています。
学校現場にいながら「不登校」という問題に目を背けることができず、学校現場での経験を生かし、学校生活が難しい子どもたちにとって「学校のよさ」を実感できるような場所を作ろうと決心したのが始まりでした。
「学校」には行けなくても、ここで過ごすことで自分らしさを取り戻し、人との関わりによって「その人らしさ」を認め合えることを大事とし、学校に行けない自分にレッテルを貼るのではなく、これからの未来に向けてどう生きていくかを考えられる場所を作りたかったのです。
家にいるだけでは何も広がらなかった毎日が、色んな人との関わりの中で、何かを変える大きなきっかけになってくれたらと、そんな願いをもちながら、子どもたちとの日々を過ごしています。
開校から4ヶ月、本当にたくさんの方々の温かいご支援とご協力のおかげで、子どもたちは実にイキイキと、自分らしく明るく楽しく充実した日々を送ることができています。
見学に来られた方々が、「本当に不登校ですか?」と言って驚かれるほど、子どもたちはみんな素直で明るく、教室はいつも笑顔に溢れ、笑い声が響いています。
皆さまからご支援頂いた資金は、教室の改修工事費用と本棚やロッカーなどの備品、ノートパソコン3台に充てさせていただきました。
また、子どもたちがコミュニケーション力を育むツールとして、ボードゲームをいくつか購入させていただき、「仲間づくり活動」として毎日楽しく活用させて頂いています。
リターンにつきましては、夏休みになってから本格的にデザインの打ち合わせをし、発注を行っている最中です。
もっと早くに準備を進める予定でしたが、一人ですべてを行うことはとても大変なことで、正直そこまで手が回りませんでした。
大変お待たせしてしまって本当に申し訳ございません。
8月21日には品物が届き、8月末には発送できる計画でいますので、もうしばらくお待ちください。
色んな葛藤もありましたが、今目の前の子どもたちのために全力で関わることが、ご支援頂いた方々に対する誠意だと思い、子どもたちとの時間を大切にしながら、活動の様子についてはSNS等を通じてご報告させていたいておりました。予想以上の反響で、たくさんの方々から励まされ、また、色々と考えさせられたと言ってくださる方も多く、子どもたちの未来に向かって、何か意味のあることができているのではないかと感じております。
開校当初は本当に心細く、正直今でも子どもたちにとって何が良いのかと日々悩み、色んな葛藤もありましたが、こんなにもたくさんの方々に支えられていることを胸に、こうして今日まで走り続けることができました。
皆様には、言葉では言い尽くせないほどの感謝の気持ちでいっぱいです。
にじLaboプロジェクトはここで一旦終了とはなりますが、これからもにじLaboの挑戦は続きます。
現在「不登校」と言われている子どもたちが、この先の未来を自分らしく生きるためには、この場所に限らず、これから生きていく社会がもっと寛容で、あたたかい場所であることがとても大切です。
そのためにも子どもたちの現状や想い、未来に向けた願いを、この場所から発信し続けることが、今の私にできることだと感じています。
子どもたちが自分らしくより良い未来を描けるように、多様性を認めあえる社会の実現をめざし、これからも私にできることを精一杯取り組んでいきます。
引き続き、子どもたちの成長と にじLaboの活動をあたたかく見守っていただけると、とっても嬉しいです。今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。
クラウドファンディングを通して出会えた方々、たくさんの愛とエネルギーをいただいたすべての方々に、心からの感謝の気持ちを込めて…
これからも、子どもたちが
自分にあった学びを見つけ、好きと得意をとことん深め、人との絆を広げながら
夢を描き、より良い未来をつくり出せる場所として、みんなで力を合わせて
「にじLabo」つくり上げていきます。
登校支援型フリースクールにじLabo
代表 田巻 典子
https://www.nijilabo-peacelab.com