イランカラプテ!
「イランカラプテ」とは、アイヌ語で「こんにちは」を表すおもてなしの言葉。
アイヌ語に親しんでもらおうと、道をあげてキャンペーンを行ったことから、北海道内の空港や駅でも、この「イランカラプテ」を多く目にされた方がいらっしゃるかもしれません。


北海道には、本州から開拓の人たちが入植する以前から、アイヌの人々が暮らしてきて、長年独自の文化を培っていました。(北海道にある紀元前~の続縄文時代の遺跡にも、アイヌが信仰しているアニミズム(自然信仰)の痕跡がありますから、相当歴史が深いです。)


北海道の地名には、もともとのアイヌ語の地名を漢字(当て字)に直したものが多くあります。
札幌(サッポロ)は“サッポロペッ(乾いた大きな川)”が語源だといいます。
私が、アイヌ語の意味と漢字のギャップを感じたのは、釧路市にある『馬主来(ぱしくる)』という場所。
馬産地でもある十勝に面したところでもあるので、“馬主来”という漢字が当てられたのかもしれませんが、アイヌ語で「パシクル」は“カラス”のこと。
きっと、カラスが多い場所なのかな~というイメージが広がりますが、アイヌ語の意味を知らなかったら、“馬に関係ある場所”と思ってしまいそうですね。

 

今では、北海道を中心に文化を紡いでいるアイヌ文化ですが、もともとは東北地方をはじめ本州にもアイヌの人々はいたといわれています。
富士山も、アイヌ語の「フチ(アペフチ=火の神様)」が語源という説もあったりして、(その真意は定かではありませんが)アイヌは日本人のルーツの1つであると私は考えています。


先日、埼玉県の秩父に行ったときも「神庭(かにわ)」という地域があるのを知りました。アイヌ語でも「カムイミンタラ(神様が戯れる場所)」といわれますが、これは秩父の“神庭”と同じ意味。
このようにアイヌ語の意味を継承して、読みの異なる場所もあるんですね。東北地方などもアイヌ語由来が多いといわれますが、関東でもアイヌ語由来と思われる地名があります。
日本全国、探せばもっともっとたくさんアイヌ語由来の地名が出てくるでしょうね☆

 

(秩父三峯神社の境内にある表示板)

 

山犬信仰の神社

(秩父の三峯神社は山狗様(オオカミ)を祀っています。アイヌもホロケゥ(狼)のカムイを大切にしていたので、とてもアイヌの信仰とも深い場所ではないか?と思いました。)

 

私が紹介をしている「アイヌの星座」は、北海道に暮らした昔の時代のアイヌの人々が見た星の見方ですが、こうして日本国内に点在するアイヌ語源の場所の多さを考えると、単に北海道だけのものではなくて、日本中で楽しめるものだと思っています。
何百年も前の昔の人達が、(この日本で)同じように夜空を眺めて、何を考え、感じていたのか?
これって、ギリシャ神話中心の88個の星座(学校で習う天文学の星座)では、なかなか伝えられないことですが、アイヌの星座では伝えられます。
たくさんの人に知ってもらって、星を見ることの楽しさ。アイヌ文化の面白さを感じてほしいです。

 

只今、残り35日で目標の40%まできました!

ご支援頂きました皆様、ありがとうございます。・・・まだ目標までは残り60%あります!!

ただ、ご寄付を頂くのではなくて、ご支援頂いた方にもアイヌの星座を知っていただける特典を付けています。

ご支援の額が60万円を超えれば、東京など本州でも同様のワークショップ開催が可能と考えています。
お知り合いなどにも、是非情報を共有お願いいたします。

 

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山内銘宮子(Astro Ninja Projects)

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