現代音楽、福士則夫作品展。「1974年から現在(いま)へ」
現代音楽、福士則夫作品展。「1974年から現在(いま)へ」

支援総額

583,000

目標金額 500,000円

支援者
49人
募集終了日
2019年3月29日

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2019年03月02日 10:48

6月25日のコンサートに向けて(2)

 

《ODE=Ⅰ》の演奏者について

 

前回《ODE=Ⅰ》の情報で演奏者の紹介を追加します。40年以上の間を置いた今回の再演では演奏者が全て替わります。

 

歌のパートはバリトンの松平敬さんです。先日の西村朗作曲のオペラ「紫苑物語」で素晴らしい成果を挙げられましたが、同時に物書きとして私たちは避けて通れない作曲家の一人になりますが「シュトックハウゼンのすべて」の著書を最近上梓されたばかりです。松平さんには初めて作品を演奏していただくことになりますが、どのように表現してくださるのか興味津々で期待が膨らみます。

 

ギターの佐藤紀雄さんは以前に作品を演奏していただいたこともあり旧知の仲ですが、先日のアンサンブル・ノマド定期演奏会でバッハのロ短調ミサを軸に25作品を並べた音楽監督としての手腕と演奏に感服です。

 

打楽器の石田湧次さんは今回演奏してくださる中で最も若い世代の方です。東京音楽大学で打楽器アンサンブル作品「青海波」を2年前に圧巻の演奏でアッピールして下さいました。そして今年2月には打楽器国際コンクールで入賞されました!

 

さて、今回は2番目に演奏予定のファゴット作品《竜夢》について。

 

 

私は楽器の中でも低い音域を担当する楽器がどちらかと言えば好きです。ファゴットのほか、チェロやコントラバス、また中音域になりますが今回新作で予定されているビオラも将来単独で書きたいと思っています。温かく包み込まれるような音色は魅力的ですね。西洋の楽器は大まかに言えば全音域が調整されていて、美しいスケールが実現できるように作られているように感じられますが、ことファゴットに関しては一つ一つの音に個性が感じられて面白い楽器として前から興味を持っていました。

 

(リハーサルの様子)

 

2012年に福士マリ子さんから依頼を受けて東京オペラシティリサイタルホールでの〈B→Cリサイタルシリーズ〉のために書いたものです。東京交響楽団首席ファゴット奏者として、また他のアンサンブルによる活動などの傍ら、こうした新しい作品にもチャレンジしてもらえるのは本当にありがたいです。

《竜夢》の冒頭から本気で突入する世界は昔書いた《GROUND》《SILICA》と共通するものがあるかもしれないと、自分の作品なのに最近気がつきました。

 

 

掲載楽譜は冒頭の1ページ目ですが、このページのためにハードルが高くなっているのかもしれませんが、再演されるたびにそれは徐々に克服されるはずです。久々の演奏を聴くことになりますが本当に楽しみにしています。

 

リターン

3,000


お礼のお手紙

お礼のお手紙

福士則夫本人が描いた水彩画を印刷したポストカードでお礼のメッセージをお送りいたします。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

5,000


福士則夫作品展チケット

福士則夫作品展チケット

・お礼のメール
・福士則夫作品展チケット(自由席)

※チケットは当日のお渡しになります。会場の入り口に専用のブースを設けておりますので、そちらまでお越しください。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

3,000


お礼のお手紙

お礼のお手紙

福士則夫本人が描いた水彩画を印刷したポストカードでお礼のメッセージをお送りいたします。

申込数
6
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月

5,000


福士則夫作品展チケット

福士則夫作品展チケット

・お礼のメール
・福士則夫作品展チケット(自由席)

※チケットは当日のお渡しになります。会場の入り口に専用のブースを設けておりますので、そちらまでお越しください。

申込数
17
在庫数
制限なし
発送完了予定月
2019年6月
1 ~ 1/ 9


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