すべての大人に「子どもとともに生きること」を考えるきっかけを

 

昨夜２３時。１ヶ月に渡る挑戦が幕を閉じました。

８３名の方々から、１，３２０，０００円ものご支援を頂き、本当に感謝していますし、私たちの想いが伝わったことに安堵しています。

NPO STARS一同、この場をお借りし改めてお礼申し上げます。

ありがとうございました。

 

 

私たちの今回の挑戦は、前回（自立支援セミナーの開催）の挑戦とは異なり、直接子ども達に何かをもたらすものではありませんでした。

プロジェクト開始当初から、「なぜ施設の大人たちの研修費用なの？」「なぜ必要なの？」という声が、身近な人たちから、あるいは普段から社会的養護に興味を持って支援してくれていた方々から寄せられていました。

その度に私は、全国各地に会員を持ち、かつ、乳児院や児童養護施設、母子生活支援施設など、施設の枠組みを超えたネットワークを展開しているNPO STARSの意義を説明し

そこから生み出される様々なアイデアや率直な語り合い、学びあい、お互いの切磋琢磨、直接子どもたちと対峙する職員たちのスキルアップが、結局子どもたちの生活環境を変えていくことを語ってきました。

 

 

今、この1ヶ月の歩みを振り返ると、本当に少しずつ共感の輪が広がっていったように思います。

私たち自身の業界のこと、子ども達の暮らしのこと、その中で起こる様々な葛藤、そしてこれから先未来のこと、普段の私たちの想いなどを発信し続けてきましたが

そんな私たちの発信を受け止めてくださる人が多くおられること

そして、これらをさらに世の中に広げてくださる人がおられること

直接お会いしているわけでは無いけれど、私たちの身近に、背後には、支えてくれる第三者がいるんだ！ということに勇気を貰い続けていました。

 

 

実は、プロジェクト達成のお礼も兼ねて、6/30にこどもギフトプログラムのイベントに参加してきました。

この企画を推進して来られた、犬山紙子さん・福田萌さん・ファンタジスタさくらださん・坂本美雨さん・草野絵美さん、Readyfor株式会社の米良代表取締役の想いに触れると共に

私たち自身の発信が、世の中の人たちにとって、非常に意味のあることを再確認しました。

また、私たちの声が届いたとき、「自分にできることをしよう」と思う方々が現れるということも知りました。

私たちの取組に賛同し、協力して下さったある方が、「このプロジェクトに微力ながら参加することができたことを誇りに思います」とコメントを寄せて下さいました。

 

 

私たちが挑戦したことに意味があった。

 

 

そんなことを改めて感じています。

 

 

さて。

頂いたお金は、STARSセミナー（人材育成セミナー）の開催・運営に係る費用として大切に活用いたします。

 

＜開催計画＞

一回目：2019年７月６日（土）←申し込み最終受付中！（申し込み受付サイトに直接飛びます）7月1日現在で、74名の申し込みとなっております。

 

 

二回目：2020年2月22日（土）

大阪で開催予定です。内容は決まり次第、NPO STARS公式フェイスブックや、公式HP、この新着情報欄などで随時ご案内いたします。

 

 

＜費用の支出計画（当初計画、東京・大阪二会場の合算）＞

会場利用料    200,000円
旅費交通費（講師・スタッフ）    500,000円
通信運搬費    100,000円
講師謝金    170,000円
印刷製本費    30,000円

 

皆さまからのご支援額が大幅に支出計画を上回っていますので、次期繰越も含めて大切に使わせていただきます。

皆様へのリターンは、NPO STARSの総会が開かれる来年５月以降に、デジタルデータ（報告書をPDF化）を配信するか、もしくは郵送でお届けできれば良いと思っています。

報告書が皆様の下へと届くまでにしばし時間を頂戴いたします。

それまでの間、この場において、様々な取組を随時発信していきたいと思っています。

 

 

改めて、このような機会を与えて下さいましたことに感謝いたします。

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　NPO STARS　春田真樹