こんにちは。

 

プロジェクトメンバー&白書制作チームの、メロンです。

 

 本日3月8日は、1904年にアメリカ、ニューヨークでの婦人参政権を要求したデモを起源とし、1975年に国連が制定した『国際女性デー』ですね。

そして、この数値!ジェンダー・ギャップ指数2017

 

GGI(ジェンダー・ギャップ指数)

日本は、114位/144か国

 

※ジェンダー格差指数は「経済活動への参加と機会」(経済参画)、「政治への参加と権限」(政治参画)、「教育の到達度」(教育)、「健康と生存率」(健康)の4分野の14項目で、男女平等の度合いを指数化して順位を決めるもの。指数が「1」に近づくほど平等で、遠ざかるほど格差が開いていると評価される。

 

 上位5カ国は、アイルランド、ノルウェー、フィンランド、ルワンダ、スウェーデンとなっていて、49位:アメリカ、100位:中国、114位:日本、118位:韓国です。

114位、もちろん、過去最低です。

 

そんな国際女性デーも近づいた3月5日(月)、なんと‼️

デンマーク(GGIは14位)大使館で、『日本の不妊の現状』についてお話させていただく機会をいただきました。

私は理事長の松本と一緒に、素敵な素敵な大使館に(きゃーーー!大使館に入るなんて始めてぇー。とウキウキ)お伺いしてきました。

 

 

お話させていただいた内容は・・・

  1. 当事者としての活動

  2. 日本の不妊治療の現状と課題

  3. 必要なこと(社会/企業/行政/当事者の立場として)

 

 

 当日は、デンマークから訪日されている国会議員の皆さんがご参加くださいました。

 

 日本は、世界一不妊治療実施が多い国です。

(世界各国のARTの実施状況をモニタリングしている組織「国際生殖補助医療監視委員会(International Committee Monitoring Assisted Reproductive Technologies:ICMART)」が作成した2016年のデータによると、日本1位。デンマーク16位)

 

しかし❗️1回の採卵あたり(体外受精や顕微受精での採卵)の出産率が、60ヵ国・地域中で最下位なんです。

(出典:不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」(ブルーバックス)新書2016/7/20 浅田義正(著)、河合蘭(著))

 

 Fineからは、このような状況にある日本において、不妊・不妊治療当事者は、限られたお金、限られた時間をどうやりくりしているのか。当事者自身の課題やニーズだけではなく、社会的な課題やニーズについてもお話しました。

 

『限られたお金』・・・国の助成金は減少傾向。(各自治体独自の取り組みや制度をスタートしてくださっているところもあります!)日本国民として、国のお財布事情も理解できる。だから助成金に頼るのではなく、自分たちで働いて治療の費用を捻出しよう!

 

と願っても・・・(@_@)

 

『限られた時間』・・・仕事をしながらの不妊治療が難しい。治療にも年齢という限られた時間がある。

 

なぜ、仕事をしながらの不妊治療が難しいのか。

女性の生理周期にあわせた治療のため、予測がしにくい治療であることはご紹介しましたよね。

 

もう1つ、周囲に『不妊治療に対する正しい理解や知識がない』『妊娠に対する正しい理解を知識がない』という理由もあるんです。

 

 

 

 

 

 「話しづらいって、当事者が話したくないのに、どうしたらいいの?」と聞かれる時があります。

では、当事者は周囲に「不妊治療をしている」と話してないのか?というと、そうじゃないんです。

 

 

 

 これ↑私の予想をはるかに超えてました。みなさん不妊治療をしていると職場の方に伝えているんですね!

 

話しづらいことだけど、一緒に仕事をする同僚や上司にも申し訳ないし、仕事はちゃんとやりたいし・・・という思いなんです。

 

ですが・・・伝えても・・・

  • 体外受精をする旨を伝えたら、『さっさと 1 回で成功させろ』と上司に言われた。
  • 通院後出勤しようと早めに出てもなかなか順番が来なく、結局午前休になってしまい、上司から怒られた。
  • 同僚に不妊治療のことを話したら「不妊治療って、そんなに何回も病院に通わなきゃいけないものなの?」と大声で言われた。
  • 「病院に行ってるんだ。どっちが問題があるの? 種が悪いの?畑が悪いの?」
  • 「そこまでして?」と上司からの言葉。
  • 「不妊治療やらなきゃできないなんて、情けないダンナだな」と言われた。

※上記コメントは、2012年12月28日~2013年3月10日 Fine不妊治療の経済的負担に関するアンケート、および2014年5月15日〜2015年1月5日 NPO法人Fine実施による「仕事と治療の両立についてのアンケート」より抜粋

 

 

 私自身のことを振り返ってみても、当事者は、もしかしたら『不妊=個人的な問題』だから、話したくないという思いを抱いていた人も多かったかもしれません。

でも近年実施のアンケート調査からみても、『話して、伝えて、知ってもらって、理解してもらって、お互いにより良い関係を築いていこう』という思いの当事者が増えていることがわかります。

 

だから、そんな勇気を出した女性たちの声を、『不妊白書2018』という形で、世の中に出していきたいと思っています。

 

当事者の皆さん!

私たちの、みなさんの声をこの不妊白書2018に託してくださいませんか?

 

どうか、引き続き、ご支援、ご協力をお願いします。

 

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