「となかぞ」から思うこと

プロジェクトメンバー　のそちゃんです。

 

フジテレビドラマ「隣の家族は青く見える」第9話。

ご覧になりましたか？

 

　妊活夫婦の奈々と大器の間にできた待望の赤ちゃんは、流産してしまいました。この展開に、ネット上では『あまりにも残酷な展開』など、様々なコメントが寄せられているようですね。

 

　実は、不妊治療経験者は、この「あまりにも残酷な展開」がそう珍しくもないことを知っています。

かと言って、哀しみが軽いわけではなく、実は毎回、大きな哀しみに襲われます。

 

悲しみは、流産でなくても同じなんです。

　不妊治療の中でも高度生殖医療技術である『体外受精』や『顕微受精』の場合は、卵子（女性の体内から取り出した）と精子を受精させて培養し、『受精卵』を女性のお腹（子宮）に戻します。

 

　実はこの時点で、多くの当事者は『母』になったように感じます。

愛おしい受精卵が、お腹の中で頑張って着床してくれる、成長してくれることを願っています。

 

医師から、「着床しなかった」、「妊娠陽性反応が出なかった＝妊娠してなかった」告げられたとき・・・

 

おなかにいた赤ちゃん（受精卵）はいなくなったんだ

 

と、大きな哀しみに襲われます。

 

　皆さんの職場の同僚は、隣に座っている後輩・先輩は、お友達は、もしかしたらそんな悲しみを抱えた状態で、仕事をしているのかもしれません。

仕事をしている時間だけは、仕事に没頭することで、この悲しみを忘れることができる・・・私も、当時はそんな思いでした。

　

Fine公認　不妊ピア・カウンセラー　ほりたたかこさんが主宰している不妊カウンセリングルーム　ｗｉｔｈ（ウィズ）の記事をご紹介します。

言って欲しい言葉が満載・・・と、ピア・カウンセラーの目線で表現してくれました。

 

 

さて、Fineの不妊白書2018は、着々と制作を進めております。

 

 

 

クラウドファンディングは、３月30日まで続きます。

引き続き、応援、ご支援をお願いします。