コロナ緊急-ちばで仕事と住まいを失くす人に支援を

7月12日深夜、3回目の緊急深夜パトロールを実施しました。

 

担当職員やボランティアメンバーは、前回同様0時前に集合し、所持品の確認を実施。当日は、かなり強い雨が降っており、足元が悪い中でのパトロールとなりました。

 

 

今回も4チームに分かれ、それぞれ3名でのパトロールを実施し、7名の方にお会いしました。

 

初めて出会った30代の男性は、早速私たちのシェルターに入られ、仕事探しを始めることとなりました。タクシーの運転手をなさっていましたが、仕事の激減で生活が安定せず、路上に出てこられたそうです。ご本人に強い就業の意志がありますので、私たちは支援のフェーズを考えながら補佐していきます。

 

第1回・第2回のパトロールでお話ししたAさんとも、お会いすることができました。

 

 

だいぶ気兼ねなくお話しできるようになりましたが、私たちの居住支援に関してはまだ首を縦に振ってはいただけません。

 

一度途切れた社会とのつながり（Home：ホーム）を再び結ぶには、本人の気持ちが大切です。ご本人の意思なく無理強いしても、決して良い結果を生みません。

 

支援を受け入れてくださる方、拒否される方、思うように進めない方、休憩が必要な方、私たちが出会う方々の状態はさまざまです。共通しているのは、生活の再建には安心して住むことのできる「住居」が必要だという点です。

 

私たちNPOガンバの会では、コロナ禍で住まいと職を失った方々の生活再建と社会とのつながり（Home：ホーム）を再構築するために、居住支援を行います。

 

「コロナで生活に困窮する人、苦しい状況にある人を絶対ひとりにしない。」
これが、現実を目の当たりにして、今、心から願う私たちの想いです。

皆さまからのご支援は、困難な状況にある人たちに勇気をあたえます。是非、ご支援・ご協力のほど、よろしくお願いいたします。

 

#ひとりにしない支援