【猫エイズ(FIV)と猫白血病(FeLV)】について

今日は「猫エイズ（FIV）」と「猫白血病（FeLV）」について

 

どちらも血液検査で一度に調べることができる病気で、猫にとってはとても身近でありながら、命にかかわる深刻な病気です。

 

猫エイズ（FIV）

・感染すると完全に治すことはできず、一生ウイルスと付き合っていくことになります。

・初期は無症状でも、徐々に免疫力が落ち、口内炎・皮膚炎・感染症などを繰り返しやすくなります。

・「発症」してしまうと食欲不振や体重減少が進み、命に関わる危険も。

 

猫白血病（FeLV）

・エイズに比べると感染力が強く、同居猫にも広がりやすい病気です。

・免疫不全、貧血、腫瘍などを引き起こし、特に発症してしまうと急激に体調を崩してしまうことがあります。

・残念ながら完治は難しく、進行すると命にかかわります。

 

どちらの病気もワクチンや早期発見でリスクを減らすことができます。

「元気だから大丈夫」と思っていても、外との接触や母子感染で知らないうちに感染していることもあります。

 

うちの保護猫たちも、保護当初に血液検査を受けています。

検査をすることで「この子にどんなケアが必要か」を知ることができ、守ることにつながります。

 

どうか、皆さんの大切な家族である猫さんも、一度は血液検査を受けてみてください。