さて、こうしてREADYFOR?にて機会を設けさせていただいている私(ぬくみねっと夫婦の夫)ですが、

確か中学生のころだったと思いますが、エネルギーを作り出す「太陽光発電」や「風力発電」の存在を知り、将来は自然エネルギーに関わる仕事をしたいと考えるようになりました。

 

大学に進学したものの、まだ時代は自然エネルギーの黎明期、自然エネルギーに関連する研究室は少なくて、就職の口もありませんでした。

 

4年半自然エネルギーと関係のない企業に勤め、その後退社し1年間太陽光発電の修業をして自営業として独立しました。それが2002年のことです。

 

発明起業塾に参加

 

2009年、独立後に仕事をもらっていた風力発電の会社とも距離が空き貧しい状況にありました。
今も自慢できる状況にはありませんが、2006年からこのあたりまでは、半年かけた仕事で大きな赤字を出したり、あまりにもお金がなくて始めた夜の魚河岸バイトの帰りに、疲労が祟り車で事故を起こしてそれまで稼いだ分がパーになるどころか車も免許も失い、各方面に迷惑をかけるなど、今考えても最悪な時期を過ごしていました。
 

そんな折、たまたま「発明起業塾 福岡8期」というパンフレットを何等かの機会に手にすることが有り、興味を持ち申し込むことにしました。
受講料は12講座12万円。これはその時のほぼ全財産でした。その頃仕事もぽつぽつで、どうやって糊口をしのいでいたのか覚えていません。

 

発明起業塾の塾長 藤村先生は、大企業の研究室長を経て企業の代表となり、空気清浄機の発明を行いました。後に発明起業塾を主宰し、多くの発明志向の地域中小企業や団体が教わることになりました。
http://www.hatsumei.net/stuff/stuff.htm
多くの発明・特許の実績を持ち、日本の特許制度に影響を与えるような大きな役割を果たした方です。

最近は非電化工房でのご活躍を見ることができます。
http://www.hatsumei.net/

 

不出来な弟子


藤村先生には、具体的な知識やテクニックというよりも、物の見方や、問題の解決の仕方、人とのつながり方などを教わることが多かったように思います。


私が参加した時期は、それまでは発明活動そのものを強く押し出していたのでは、と思われる藤村先生が、どちらかというとよりオーガニックだったりソーシャル的だったりの志向に向かっていく最中だったのではと思っています。

(参加者がそちら志向の方が多かったので合わせてくれたのかもしれませんが)

我々の8期は私も含めて、肝心の「発明活動」としてはあまり優秀とはいえませんでした。何やら申し訳ないような気がします。
1期から長く続いた発明起業塾が、福岡ではこの8期で終了したのは、私のあくまでも推察ですが、多くの塾生を輩出して一定の役割を果たしつつも、特許と絡めた発明起業塾という形式の限界も感じていたのではと思います。
発明起業塾は多くの地域で開催されていたため、体力的にも厳しいところもあったでしょう。

 

とはいえ私にとってはとても有り難いことでした。
自分が蒔いた種とはいえ大学~企業自体と、自分が感情移入できない人と仕事ばかりに囲まれている生活をしていたのが、前向きに話が出来る「仲間」を得たのがとても大きいです。この時の塾生の方の幾人とは今も仲良くさせていただいています。
 

 

※長くなりましたので、続きは次回にて。

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